2008年4月 6日 (日)

【ミニ情報】〝真っ黒〟な未公開株を売りまくっていた「人間と産業開発研究所」という会社

Yoshimoto大阪の「人間と産業開発研究所」(H&M研究所)の〝足下〟で、燻る火種が数を増して広がりつつある。同社は、「JR大阪駅前の『第2吉本ビル』(=写真)という一等地のビル内にオフィスを構え、代表の倉原忠夫氏が独自の『ワープ理論』などを引っさげて、過去、幾多のテレビに出演。かりそめにもオフィスを構えて営業し、問題が起これば即夜逃げしたりする営業スタイルが多い未公開株販売業者としては珍しい」(社会部記者)と言われるほど〝腰の据わった〟業者だ。

ケチの付き始めは福岡県久山町に計画していた、TDL、USJに続く第三のテーマパーク構想。アメリカの映画会社パラマウント・ピクチャーズと提携した「パラマウント・ムービー・スタジオ・パーク・ジャパン」の頓挫だった。同構想は屋内スノーボード場運営を手掛ける福岡の企画会社「日本トレイド」が2005着工を目指していたが、延期に次ぐ延期を繰り返した末、地権者との折衝が昨年末に完全破綻し、完全な〝尻切れトンボ〟状態となった。H&M研究所は、この日本トレイド社に出資し、この未公開株を販売していた。

また、H&M研究所は、FX取り扱い業者「日本ファースト証券」や、本誌でも再三を伝えている旧「千年の杜」(4月1日社名変更、東邦グローバルアソシエイツ)にも出資をしていた。しかし、日本ファースト証券は、3月14日に金融庁からの破産申し立てを受け、結局は破綻。「千年の杜」に関しては、元社長の高橋誠氏が代表を務める「東京フィナンシャル・グループ」(TFG)の運営するファンドが〝解散〟したという。

H&M研究所は「千杜」への出資に加え、高橋氏が事業化を推進する核燃料リサイクルの「EERジャパン」の未公開株をこれまで販売してきた過去があるが、EER社は目下、先行き不透明な状況にあるという。

H&M研究所では、こうしたことを予測していたかのごとく、昨年後半より、未公開株販売のセミナーを大幅に削減。ホームページも必要以上の情報は公開しなくなった。「名古屋で民事訴訟を起された一件が全国的に報道。福岡でも大きな訴訟になって、まさに紛糾中です」(前出の社会部記者)という。

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2008年2月24日 (日)

【ミニ情報】外資マルチ「ニューウエイズジャパン」に対して業務停止命令

本誌は1月23日、外資系マルチ「ニユーウェイズ」、経産省が近く行政処分へ、と報じていた。

そうしたところ、約1カ月が経過した今月20日になって、経済産業省は日本法人の「ニューウエイズジャパン」(横浜市)に対し、特定商取引法違反(不実告知など)で3カ月間の業務停止を命じていた。同社の「ディストリビューター」(勧誘者)と呼ばれる登録会員が、化粧品や健康食品などを販売する際、虚偽の効能を謳っていたという。また、勧誘時に豪華な家や高級車も収入によって得られる、との勧誘も多かった。そのため、虚偽の説明を行っているビデオやDVDの回収も命じられた。

同社の会員数は約80万人で、年間売上高は約600億円。これまでに業務停止命令を受けたマルチ商法業者の中では「過去最大規模」だという。同社に関しては、全国の消費生活センターに年間1000件を超える苦情が寄せられていた。

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2008年1月23日 (水)

【ミニ情報】外資系マルチ「ニユーウェイズ」、経産省が近く行政処分へ

アメリカ発祥の外資系MLM(マルチレベルマーケティング)、いわゆるマルチ商法のニユーウェイズ(Neways)で特定商取引法に違反する不当な勧誘が行われていたとして、近く監督官庁の経済産業省より、なんらかの行政処分がおこなわれる模様だ。同社は、世界30カ国(07年5月現在)で事業展開をしており、ディストリビューターと称する日本の会員数は、登録累計組数でおよそ190万組(06年12月現在)。

同社は過去にも、医師の処方がなければ販売できない人間の成長ホルモン(HGH)を含んでいる商品を医薬品の許可を得ずに販売したとして米国本国で有罪判決が下ったり、創業者(同社とは現在無関係)の脱税事件が起こるなどの問題があった。

「悪質な勧誘を受けたとして経済産業省に苦情を申し立てる会員の声が聞かれていた」(同社商法に詳しい人物)として、昨年より一部マスコミが経産省の動向を睨みながら取材を進めてきたが、ここに来て、大手マスコミ各社の動きが活発になってきた。

【本誌既報のクオンツで再び注目すべきコメントが投稿】

本誌既報のように、ジャスダック上場「クオンツ」は昨年末、山田恭太社長が実質上解任され、白杉恵子氏らが背後にいる欧州ファンドに乗っ取られたと見られている。この〝造反劇〟に関して22日、再び注目すべきコメントが投稿されたので、注意を喚起しておきたい。同コメントは、クオンツの中野治・取締役経営戦略室長にかかわるもので、真偽が不明の部分もあるが、非常に興味深い内容だ。参考までに会社側発表の中野氏の経歴を以下に掲載しておく。

平成11年4月 ソフトバンク入社(金融事業中間持株会社へ転籍)、モーニングスターを担当
平成16年7月 アイアールギャラクシィーインク 代表取締役就任
※平成18年7月 i-cfファイナンス 取締役就任
平成19年2月 クオンツ 社長室経営戦略担当部長
平成19年4月 同社 経営戦略部長兼投資事業部長
平成19年6月 同社 取締役就任(現任)
平成19年12月 クオンツ・キャピタル 代表取締役社長就任予定

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2008年1月16日 (水)

【ミニ情報】ワールドオーシャン黒岩勇容疑者、詐欺での立件も視野に

本誌既報のエビ養殖マルチ「ワールドオーシャンファーム」(WOF)。トップの黒岩勇容疑者ら関係者3人が、昨年末に他人名義のパスポートでフィリピンに潜伏していたとして、旅券法違反などで逮捕、11日に起訴された。捜査当局は、「(旅券法違反での)公判期日までには(詐欺罪での立件で)やりたい」とされ、時間内にどこまで詰め切れるかという段階になった。

黒岩逮捕で肝を冷やしている関係者は多数いるだろうが、同社の〝広告塔〟として動いていた元歌手の長沢純もそのうちの一人。長沢をかっこ付きの広告塔としたのも、単なる広告塔だけではすまされない、重大関与の疑いがあるからだ。WOFの広告塔として、これまで挙がっていたのは長沢以外では、雪村いづみ、細川護煕元首相の夫人・佳代子さんらだ。雪村いづみは、長沢が社長を務める「長沢企画」の提携アーティストで、細川夫人は長沢企画が入居する渋谷区広尾のビルの同じフロアーに入居する化粧品会社の顧問になっている。またWOFは、昨年5月に破綻する直前までシルバー精工株、約2億円分を保有していたが、シルバー精工の実質親会社であるユナイテッド・エピック社の取締役に長沢は名を連ねている。

シルバー株の保有について捜査当局は、「(株保有の)仲介人についても調べを進めている」とされ、また、黒岩容疑者らが旅券法違反で拘留中の現在でも、「過去に詐欺で加担した当時の仲間まで既に(警視庁に)呼ばれている」(関係者)という。

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2007年10月18日 (木)

【真相レポート】L&G波会長と元プロレスラー坂口征二・憲二親子の〝ヤバイ関係〟

Sakaguti本誌で継続的に追及している「L&G」問題。10月3、4、5日の約100ヶ所にも及ぶ家宅捜査で、実質破綻にあった同社もついに壊滅的な打撃を受けたことだろう。実は今回の家宅捜査、正式な告発・告訴は行われていないという。事情について警視庁詰め記者はこう説明する。
「L&Gの被害者は、波に預けたサイフのヒモを握られていたわけで、もしかしたら返してもらえるかもしれない金欲しさに、あまり敵対的な行動は取れなかったケースが多い。しかし、報道が先行、事態の深刻さを放っておけない当局も強制ガサに踏み切ったというところじゃないでしょうか。今年1月にトップらが捕まった、〝沈没船引き揚げ〟というトンデモ事業で500億円の金集めをしていたリッチランドの家宅捜査もやはり同じやり口でした。まずはガサで会社の動きを完全にストップさせて、被害者にダマされているという自覚を植え付けるという当局の狙いですね」

L&G問題では、10月10日に約50名の弁護士が参加する被害者弁護団が結成され、会見が行われた。早期の破産申し立てと、役員等に対する刑事告訴で「悪徳商法には終止符を打ちたい」としているが、関与の事情によってが、広告塔としてフル回転した、細川たかしら以下の多くの芸能人にについても道義的、場合によっては法的対応も検討したいとしている。

呼ばれて、歌ってギャラさえもらえば「はいサヨナラ」の歌手に関しては、「営業の一環」として情状酌量の余地もあるだろうが、むしろ、広告塔としての機能はとりわけ果たしていないものの、逆に地味ながら親交が厚かった分だけヤバイのが、新日本プロレスの元社長で、L&Gの波には頭が上がらない、イケメン俳優・坂口憲二の父親、坂口征二氏だろう。

「L&G社主催の説明会のイベントでは体が大きくて目立つ坂口さんが会社関係者席にいる姿を何度も見ましたよ」とは、会員であり被害者でもある人物の証言だ。さらに、波と坂口をつないだとされる人物は、「坂口と木村は波さんにとても恩義を感じていたよ」と証言する。木村氏とは、L&Gの関連会社で興業を目的とする「円天興業」の社長を勤めていた元新日本プロレスのレスラーだった木村健悟氏だ。木村氏に関しては、会社関係者から、「人集め(新規会員の獲得)で尽力した」との証言も上がっている。

なお、L&Gには広域暴力団のIの元幹部が出入りしていた事実が確認されており、それ以外にも総会屋、右翼関係者、前科者などの関与が指摘されている。よって、「L&Gにはヤクザ筋の人間や右翼・総会屋につながる人物の関与も指摘されている。波氏の海外送金疑惑に加えて、アングラ勢力にカネが流れた可能性も否定できない」(L&G問題に詳しいジャーナリスト)
という。

【写真】「坂口道場」のHP上に掲載されていたL&Gのロゴ(現在は削除済み)

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2007年7月26日 (木)

【ミニ情報】〝エビ・マルチ黒岩勇〟が理事だった財団法人で山崎拓氏が講演

Image1751本日発売の「週刊新潮」でも記事になった、エビのマルチ「ワールドオーシャンファーム」。同社トップの黒岩勇氏が、(財)日本奉仕会の他に、(財)日本経営者協会の乗っ取りを計画していたことは、本誌でも既報の通りだが、同協会が主催する、「2007年夏季  全国経営者大会」が、ホテルインターコンチネンタル東京ベイ(浜松町)で開かれ、第一日目が本日終了した。

大会では、各界の著名人が昨今の経営環境などについて講演を行ったが、トリを飾ったのは山崎拓・衆議院議員(=写真)。選挙直前という時期もあってか、会場にはテレビカメラ数台が持ち込まれ、マスコミも多数詰めかけていた。

同財団の理事に名を連ねていた黒岩氏の名前は、この6月28日になされた登記によると、昨年の12月25日に辞任したことになっている。もし、黒岩氏が入り込んだままだったとすれば、〝茶番劇〟どころでは済まず、ヘタをすれば新たな〝ダマシの材料〟になっていたかもしれない。大会は明日の二日目をもって終了するが、予定されていた、渡辺喜美・衆議院議員の講演は、選挙応援のため取りやめとなった。

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2007年7月16日 (月)

【ミニ情報】ワールドオーシャンファーム・黒岩勇らが「財団法人乗っ取り」を画策

Dscn0805Dscn0806本誌で再三取り上げてきたエビ養殖マルチ商法の「ワールドオーシャンファーム」。同社トップの黒岩勇氏は過去に、「ユーゼン」、「IASプロデュース」などといったマルチ会社を立ち上げては潰し、その都度、全国の人達から何百億円もの金を吸い上げてきた。すでに報道にもある通り、ワールド社は刑事告訴されており、エビ養殖事業の〝インチキぶり〟は白日の下にさらされた、と言っていいだろう。ところが、この黒岩氏をめぐって新事実が判明した。

黒岩氏らワールド社の役員が、「日本経営者協会」という財団法人の理事に名を連ねていたのだ。同財団は昭和60年に設立、現在は東京・銀座に事務所をかまえている。過去に、前田勝之助・東レ名誉会長、弓倉礼一・旭化成相談役、松田昌士・JR東日本元会長など有名財界人が理事に就任していたが、いずれも昨年6月に退任していた(登記は昨年10月)。これらの有名財界人に代わって、同財団に入り込んできたのが黒岩氏らである。関係者によると、すでに同財団は黒岩氏らに乗っ取られている可能性が高い、という。

本誌既報のように、黒岩氏は、財団法人「日本奉仕会」(初代理事長・故吉田茂)も金にあかせて買い取っていた。こうした休眠財団を利用して、新たな〝詐欺の舞台〟にしようとしていたのであれば言語道断だろう。

ところで、当の黒岩氏はといえば現在、消息不明。関係者の間では、国内、アメリカ、フィリピン、さらにはキューバ逃亡説まで出ているという。

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2007年6月28日 (木)

【ミニ情報】「経済革命倶楽部」を率いていた山本一郎氏が出所

「経済革命倶楽部」(KKC)を率い、1万2000人から350億円を集めた、あの山本一郎氏が最近になって出所した。同氏は97年に詐欺罪で逮捕され、00年に東京地裁で懲役8年の実刑判決を受けていた。関係者によると、さっそく山本氏は〝出所祝い〟と称して資金集めを始めているという。
「カリスマ性を持つ山本の出所を待ち望んでいた連中がいることは確かです。また、山本を神輿にして一儲けをたくらむ可能性があり、その動向は要注目です」(同)

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2007年6月22日 (金)

【ミニ情報】東京・銀座のL&G「円天市場」が〝事実上の閉鎖〟か!?

Dscn0720本誌既報のカルトマルチ「L&G」(波和二会長)で、また新しい動きがあった。同社は擬似通貨「円天」によって商品を購入することができる円天市場を全国各地で展開。この円天市場の加盟店などを募集することで巨額資金を集めてきた。マルチ商法に詳しいフリー記者は次のようにいう。
「L&Gは全国各地で円天市場を展開してきたが、そのほとんどは会館などを短期間借りて開催するものだった。専用の携帯サイトがあり、そこで擬似通貨『円天』をやり取りするシステム。なかには、米など各地の特産品もあったが、大半は健康食品や絵画、CD-ROMなどのオリジナル商品でよく価値がわからないものばかりだった」

Dscn0727うした中で、数少ない常設の「円天市場」の一つが、東京・銀座2丁目のビル内(=写真)に設けられていた。ところが、同ビルの1フロアーを借りきった円天市場には、すでに商品はなく、ショウーケースに白い布が覆われているのみだった。L&Gの社員と思われる人物に尋ねると、「リニューアルするためで、閉鎖とか、そういうことではありません」という。では、再開の時期は?と聞いても、「いまは分かりません」とまったく要領を得ない。

「L&Gにとって、銀座の円天市場はシンボル的な拠点だった。場所も銀座の一等地と言ってよく、賃貸料も月額2000万円は下らないと見られていた。そこから撤退するということであれば、いよいよ〝最終局面〟が近いと考えた方がよいでしょう」(前出の記者)

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2007年6月14日 (木)

【ミニ情報】エビ・マルチ商法「ワールドオーシャンファーム」、被害者が刑事告訴

エビの投資事業をうたって金集めをしていたマルチ「ワールドオーシャンファーム」がついに破綻、民事再生法の申請をするとしていたことについては先日も報じたが、このほど同社に対して刑事告訴が行われる事態となった。

14日午前10時、被害を訴える20人の告訴状が代理人弁護士を通じて警視庁に提出された。関係者によると、「出資法違反で、生活経済課の管轄になります。今回の刑事告訴を受け本格捜査に入るかどうか、当局側の動きが注目されます」という。

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2007年6月13日 (水)

【連続追及レポート】カルトマルチ「L&G」、〝とんでも〟資料をマスコミ各社に送付

P1000454カルトマルチ「L&G」については、本誌でもこれまで何回か報じてきた。同社が抱える問題点は、今年に入り金銭トラブルが数多く表面化したため、「フライデー」、「ダイヤモンド」、日本テレビの「バンキシャ」などが相次ぐ形で取り上げた。

これらの報道に対し、L&G会長の波和二氏は強気の態度を堅持している。以下は3月30日付けの会員向けの冊子からの抜粋だ。
「最近、素晴らしい事に、ゴシップ雑誌がL&Gのことを書いております。・・・世間一般の注目を浴びるためには、巨額の宣伝費が掛ります。それをゴシップ雑誌がL&Gのことを取り上げてくれたことによって、他のマスコミもその真偽を確認の為にL&Gグループを取材することになるでしょう。勿論、警察も調査に入ることでありましょう。どのように取材しようとも、どのように調査しようとも、L&Gからは真実以外の何物も発見できないのです」

これに対し、「強気なのは結構だが」と、大手全国紙社会部記者はあきれ顔で話す。
「最近、L&G側から、最新の資料を送るからと連絡があったんですが、送られてきたのはこんなしろものだったんです」

送られてきたのは、波和二会長レポートと題された同社の宣伝材料と5月8日、9日に行われた全国大会の模様をおさめたDVDで、マスコミ関係者各位に宛てられたリリースには、送付資料について、波会長がテレビ出演(生放送)及び記者会見して解説する意思があると書かれていた。

なお、肝心の同社のカネ集めについてだが、「円天共鳴金」なる新たな口実で会員より借り入れ金を賄っていることが判明した。6月1日付けの募集要項によれば、募集期間は6月1日~29日までの1ヶ月間で、1口100万円を月利1%、元金償還時一括支払いで借り入れ期間は3ヶ月、というもの。
「資金繰りに窮しているのか、集められるうちに集めておこうというハラなのかは不明です」と前出記者。

「円天市場を国家がやれば・・・・」と謳った最近の会社資料(=写真)では、「円=円天」の法令化により「円」に代わって「円天」が流通する「あかり天国」のユートピア構想がシミュレートされており、法廷闘争にまで発展している金銭トラブルについては、「一部の株主社員は、私のプランを聞きもせずに、いたずらに騒いでいるだけであります。誰にも損をかけるような事は、私が三次元に生きている限りさせる訳はありません」と、相変わらずのカルトっぷり。L&G大発展のきっかけを作ってくれたのはF社の記者のおかげだそうで、「『・・・だから素晴らしい!』の精神で、F社には感謝することがあっても、憎悪や復讐の言動や行動はあってはならない」のだそうだ。

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2007年6月11日 (月)

【ミニ情報】真珠マルチ商法「キュート」に絡む2次被害が表面化

真珠販売会社「㈱キュート」(愛媛県愛南町、浦川満夫社長)をめぐって全国でトラブルが相次いでいる。さる4月17日には、愛媛・宮城など6県警の合同捜査本部が、出資法違反の疑いで、同社の関係先51カ所を家宅捜索。「浦川社長のXデーは時間の問題」(マルチ商法に詳しいフリー記者)と見られている。

キュートは、「真珠アクセサリーを1口100万円で購入すると、真珠養殖業に投資でき、1年半後に約20万円の配当をつけて返金する」などと持ちかけて、全国で約2500人から50億円余りを集めたとされる。しかし、平成17年夏ごろから配当金が滞り始め、大半の配当金が未払いになっていた。

このように、関係者の間で〝キュート摘発近し〟と注目される中、新たな疑惑が浮上してきた。前出のフリー記者によれば、「横浜市保土ヶ谷区にあるNPO法人が『キュートで被害にあったお金を取り戻してあげます』などといったFAXを流し、1人3万円の費用を振り込ませている。すでに、200人以上から金を集めているが、このNPO法人は実質的な活動は何もしていない。そもそも、被害者の名簿をどうやって手に入れたのか。その入手経路にも疑惑の眼が向けられている」という。

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2007年6月 5日 (火)

【緊急レポート】ワールドオーシャンファームが最終局面、黒岩会長はアメリカへ逃亡か!?

Photo誌既報のマルチ「ワールドオーシャンファーム」が、とうとう最終局面に入った模様だ。同社は昨年まで、匿名組合方式でフィリピン「エビの養殖事業」への投資名目でカネ集めを行っていたが、今年に入り、解約による出資金の返還を7月まで凍結することを会員に通知。過去、様々なマルチで会社を立ち上げてはつぶしてきた同社トップの黒岩勇氏の経歴から、周囲では「また逃げの段階に入ったか」と見られていたが、それでも一応は、「エビの投資事業」から「ワールドオーシャン基金」、財団法人「日本奉仕会」の運営へと組織・事業変更を行っていた。

ところが5月に入り、「基金」での匿名組合契約の募集を15日まででストップすることを通知。さらに5月28日には、代理人弁護士の名前で、民事再生法の適用を申請する旨を会員宛に通知するという事態になった。

これまで同社は、会員に対して「のらりくらり」と対応してきたが、とうとう一部会員による刑事告訴の動きも明らかになった。6月3日の共同通信による配信で、新聞各紙が伝えた。

「エビ養殖投資の会社告訴へ 分配金を中止、詐欺容疑」
2007年6月3日 02時05分
 「フィリピンでのエビ養殖事業に投資すれば1年で2倍になる」とうたい、出資金を集めている投資会社「ワールドオーシャンファーム」(東京都台東区)が、10日ごとに払い込むとしていた分配金の支払いを1月から中止、出資者数10人が今週にも詐欺容疑で告訴状を警視庁に提出することが2日、分かった。
 同社は5月末、支払いの先延ばしを会員に通知。「報道機関に説明する義務はない」として取材を拒否しているが、元役員は「2万人以上から400億-500億円を集めただろう」と説明。同社の代理人弁護士は「まだ実態を把握していないが民事再生法の適用申請も検討したい」としている。
 エビ養殖投資をめぐっては、同社などについて全国の消費相談窓口に約150件の相談が寄せられている。(共同)

P1000407_1今回の事態について、同社に出資していた会員の一人はこう語る。
「まあ、計画していたことなんでしょう。今は、これまで法務を担当していた人物が、副社長に就いている。整理屋といったところでしょうか」

ところで、黒岩会長の行方についてだが、公に姿を現したのは、今年の1月10日に東京豊島区の椿山荘で行われた同社の新年会が最後だと言われている。
「しばらく前に会社の幹部連中が辞任して姿を消しました。黒岩会長はアメリカに逃げたと言われていますね。今にして思えば、新年会を開催して顔を出していたのは、『逃げませんよ』というアリバイ作りだったのかもしれない」(同前)

【左上写真】財団法人日本奉仕会パンフレット。故吉田茂元総理と並んで映る、黒岩勇会長。
【左下写真】今年1月10に椿山荘で開催されたワールドオーシャン社新年会での羽織袴姿の黒岩勇会長。新年会で行われたカラオケ大会では、エントリーした大物会員に社員が1万円札で作った首輪をかけるなどの乱痴気騒ぎが繰り広げられていた。

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2007年5月 9日 (水)

【緊急潜入レポート】カルト・マルチ「L&G」全国大会 波会長は世界統一政府「あかり天国」による〝仰天〟ユートピア構想を開陳

P1010517P1010514カルト・マルチ「L&G」が5月8日、9日の両日、今年に入って初めての本格的全国大会となる「第29回 L&Gグループ募集権者全国大会」をパシフィコ横浜で行った。

本誌既報の通り、L&Gは今年から配当システムを大幅に変更しており、現金での配当を組織内で流通する「円天」なる擬似通貨に切り換えたため、解約・返金を求める取り付け騒ぎが起こっている。そんな中での全国大会。数百万円を出資したものの、突如のシステム変更で解約・返金を求めている会員の一人は、「大会!?行きませんよ。言っていることがコロコロと変わるんだから行ってもしかたがない。取りあえず金だけはすぐ返して欲しい」と言う通り、会場は同社の波会長に従う〝信者〟だけが集まり和やかな雰囲気で大会は進行した。

P1010515_1会長による講演では、擬似通貨「円天」が流通する「円天市場」の完成によって金の欲望から解き放たれた後、世界統一政府を樹立することによって戦争がなくなり、その後に「あかり天国」が完成されるという独自のユートピア構想が開陳される一方で、現金配当による利殖システム(3年間で200%)の変更後に解約・返金を求めている「造反組」を暗に批判しながら、既存会員に対してさらなる会員獲得のハッパをかけることに終始する内容だった。

P1010520なお、同社のビジネスは出資法違反に抵触する疑いが持たれて当局も重大関心を抱いていることから、各マスコミが積極的に取材に動いているが、大会を前に同社はテレビ局などにFAXを送り、取材の案内を通知。会場には記者席が設けられ、キー局を含めたテレビカメラが約10台ほど陣取っていた。大会途中で設けられた「円天市場」開催では、市場で買い物をする会員に取材クルーがインタビュー取材を敢行し、Xデーに向けて着々と準備取材を行う姿が散見された。

L&Gの「問題商法」は、と うとう法廷闘争に発展しそうな模様。静岡では4月27日までに、同社に対して146万円の損害賠償を求める訴訟が静岡地裁に起こされている。
毎日新聞 2007年4月28日
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/shizuoka/archive/news/2007/04/28/20070428ddlk22040294000c.html

また、同社関連団体の「NPO法人あかり研究所」が派手な演歌コンサートを全国的に開催していたことでも知られるが、最近になって「L&G」ホームページから多数の芸能人の写真は削除されてしまった。これは、同研究所が行う活動が、非営利目的のNPO法人が行うにしてはあまりに不釣合いな事業であるため、NPOを管轄する内閣府より「市民への説明要請」を求められる形で目を付けられ、これには従わざるを得なかったためと思われる。

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2007年4月16日 (月)

【ミニ情報】IXI「架空循環取引」に絡む監理ポスト2銘柄の〝今後の動向〟

●東証2部に上場していたアイ・エックス・アイ(IXI)は、不正取引が原因で119億円の負債を抱えるなどし、1月21日に民事再生法の適用を申請。2月22日付けで上場廃止となったが、IXIの架空循環取引に絡んでインターネット総合研究所(東証マザーズ)とサイバーファーム(大証ヘラクレス)の2社は現在、監理ポストに割り当てられている。この2社は、いずれも4月末までに有価証券報告書などの提出を求められているが、市場関係者によると、「インターネット総研は監査法人との折り合いが何とか付きそうな状況だが、サイバーファームの方はかなり厳しいようだ」という。

●本誌既報のカルトマルチ「L&G」は4月18日、19日の両日、「あかり天国」と称する通常の全国コンベンションを都内某ホテルで開催する予定だ。関係者によると、飲食・宿泊費無料で二日間かけて「実践会」、「懇親会」なるものが行われる、という。

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2007年4月15日 (日)

【ミニ情報】明日発売の「週刊ダイヤモンド」がL&Gを特集

Dscn0613 明日(16日)発売の週刊ダイヤモンド(4月21日号)が、本誌既報のカルトマルチ「L&G」を4頁にもわたって取り上げている。『出資法違反、詐欺事件に発展か 被害者続出「L&G商法」の内幕』(=写真)と題するレポートで、同誌がマルチ商法についてこの種の記事を掲載すること自体、極めてめずらしい。
「ダイヤモンドがかなり以前から取材をしていたことは聞いてきた。この記事は、明らかに捜査当局の動きを意識したものだと思う。すでにテレビ局なども、あらゆる事態に備えて、絵だけは押さえている」(マルチ商法に詳しい記者)

同記事によれば、L&Gの手口は「出資法違反」の疑いが濃厚で、詐欺事件として大きな社会問題になる可能性を指摘している。その中でも注目されるのが、同誌がL&Gグループ約15社の役員の経歴を調べた結果、「前科者の一大集団であることが判明した」としている点だ。L&Gグループを率いる波和二氏は〝ノザック時代〟(APOジャパン破綻の前年に社長に就任)に、詐欺容疑で逮捕され、実刑判決が下っていたという。この時、波氏と共に逮捕された2人も、L&Gグループの役員などに名を連ねている。さらに、あの悪名高き「経済革命倶楽部」(KKC)の社長として逮捕された人物も、同グループに役員として入り込むなど、さながら詐欺師が総結集した様相を見せている、というのだ。詳しくはダイヤモンド記事をご覧いただきたい。

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2007年4月13日 (金)

【ミニ情報】カルトマルチ「L&G」にマスコミ取材陣が殺到

P1010167P1010162本誌既報のカルトマルチ「L&G」本社(東京都新宿区)に、テレビ、新聞、週刊誌などの取材陣が殺到している模様で、同社の広報担当者が〝悲鳴〟をあげているという。こうした騒動をよそに、同社トップの波和二氏は現在、会員の動揺をおさえるために〝全国行脚〟をしているとされる。しかし、関係者によると、「波氏は、(円天市場に)配当金目当てだけで登録している会員が多過ぎるなど、いまだに強気な発言を繰り返している」という。ところで、L&Gは5月8日、9日の2日間、横浜市内のホテルで全国大会を開催する予定になっている。同社は過去にも、この種の大会を開いてきたが、「今年は、例年とは趣が異なり、厳しいものになる可能性がある。はたして波氏が、大会を無事に乗り切れるかどうか注目だ」(前出の関係者)という。

【写真】昨年6月26日に両国国技館で開催されたL&G「あかりコンサート」に出演した歌手・細川たかし(左)。来賓で挨拶した熊代昭彦前代議士(右)。

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2007年4月 9日 (月)

【ミニ情報】カルトマルチ「L&G」と新日本プロレス・坂口征二氏との〝蜜月関係〟

P1010126本誌既報のカルトマルチ「L&G」がフライデーに取り上げられたが、同社では昨年から取り付け騒ぎめいた騒動が起こっていた。ちなみに、同社の子会社「円天興行」の代表取締役を務める元レスラーの「イナズマ」こと木村健吾氏は、L&Gとの関係について、新日本プロレス相談役の坂口征二氏(もちろんイケメン俳優坂口憲二の父親)からL&Gの波和二会長を紹介してもらったと語っている。

この坂口征二氏が04年10月1日に東京都狛江市に設立した「坂口道場」では、当初、道場のトップページにL&Gのロゴマークがアップされていた(マズイと思ったのか、その後消去)。さて、この波氏、先ごろ全国の投資家から約500億円を集めて出資法違反で逮捕された「リッチランド」の会長佐伯万寿夫容疑者の師匠格にあたる。波氏はかつて社会的問題にもなったAPOジャパンの実質トップだったが、「波氏本人が、(佐伯容疑者は)APOの東京支社のトップだったと語っています」(捜査関係者)。

L&Gについては警視庁も頭を痛めているらしい。「L&Gの事業が出資法違反にあたる可能性は高い。集めた金は1000億近いと見られる。ところが、被害額があまりに甚大なため破綻した場合、これまで警察が放置していたことに対する世間的な批判が高まる惧れがある。その一方で、まだ生きてる会社だから、荒っぽいことをして金回りを停止させると、それはそれで会社・出資者双方からの批判も覚悟しないといけない」(前出の捜査関係者)。

しかし、L&Gへの苦情は国民生活センターにも多数寄せられている模様で、「センターからの呼び出しに応じたものかどうか・・・」(会社関係者)との声も聞かれる。

【写真】昨年6月26日に両国国技館で開かれたL&Gの「あかりコンサート」(初日)

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2007年4月 4日 (水)

【ミニ情報】東証1部シルバー精工の大株主に本誌既報の「ワールドオーシャンファーム」

あのライブドアが一時期、大株主になったことから注目を浴びた東証1部上場のシルバー精工(齊藤大社長)。その当時に比べると株主構成が大きく様変わりした。同社は昨年9月11日、総額約75億円の第三者割当増資などを発表。割当先は、ユナイテッドエピック(東京都渋谷区)を代表者とする「UE投資事業有限責任組合1~5号」で、新株の発行株数は1億3300万株(発行価格57円)に達する大型増資だった。ところが、払い込みの段階で「未達」が生じ、最終的に発行された新株は9050万株だった。また、「同組合6~12号」には1億3100万株の新株予約権が発行されている。

関東財務局に提出された大量保有報告書などによると、シルバー精工の実質上の筆頭株主はユナイテッドエピックだが、この増資で第2位の株主に登場したのが3333万株を所有する「東京平成ファンド」(代表者・大田雅俊氏)である(その後、同ファンドは3月12日に単価62円で1833万株を市場において処分したため、現在は1500万株を保有)。兜町関係者によると、同ファンドには「ワシントン・グループの河野博晶氏が資金を出している」という。実際、河野氏が実質上のオーナーであるA・Cホールディングス(旧南野建設)から2人の取締役がシルバー精工に送り込まれている。

また、シルバー精工の大株主で気になるのが、506万株を所有する「ワールドオーシャンファーム」と、481万株の山家春治氏だ。本誌既報のように、ワールド社は現在、フィリピンでブラックタイガー(エビ)の養殖事業を名目に、匿名組合方式でカネ集めを行っているが、同社のトップ黒岩勇会長は過去にマルチ商法を何度も破綻させてきた前歴を持つ。山家氏も同社が関連する財団法人の理事を務めているという関係だ。この2株主は、冒頭に述べた「大型増資」以前にシルバー精工株を取得した模様だが、集めた金を仕手戦に投入しているのは、ほぼ間違いないだろう。

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2007年3月30日 (金)

【ミニ情報】本日発売フライデーがカルトマルチ「L&G」の記事掲載

Dscn0592 本誌既報のカルトマルチ「L&G」(東京都新宿区)が、本日(30日)発売の「FRIDAY」で取り上げられている。「大物歌手を広告塔にした『問題投資会社』の悪辣手口」と題する記事で、「L&G」に対して返金を求める出資者などに取材している。同記事によれば、細川たかし、松崎しげる、キム・ヨンジャ、瀬川瑛子などが〝資金集め〟に利用されたという。

同社のトップ・波和二氏は、先ごろ全国の投資家から約500億円を集めて出資法違反で逮捕された「リッチランド」の会長佐伯万寿夫容疑者の師匠格にあたる。波氏はかつて社会的問題にもなったAPOジャパンの実質トップで、捜査関係者によると「波氏本人が、(佐伯容疑者は)APO東京支社のトップだったと語っています」という。今回、波氏が「L&G」を通じて集めた資金は1000億円近いと見られている。

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2007年3月16日 (金)

【ミニ情報】マルチ利殖商法「ワールドオーシャンファーム」の動向に注目集まる

フィリピンでのブラックタイガー(エビ)の養殖事業に出資すれば「元手が1年で約2倍」になるという触れ込みで、この1年半ほどの間に、高齢層を中心に2万人以上(代理店を含む)から出資を募っていた「ワールドオーシャンファーム」(東京都台東区)の動向に注目が集まっている。関係者によると、「今年に入って、新規代理店の募集が打ち切られ、分配金の支払いも7月まで凍結になった。そのため、解約・返金が相次いでいる」という。同社は今後、「財団法人・日本奉仕会」という団体による福祉事業などに移行し、再スタートを図ると会員に通知しているが、すでに「不安の声」が続出している。

同社のトップは黒岩勇会長。同会長は〝マルチ・マネーゲーム業界〟では、曰く付きの人物で、98年にユーゼンという「元手3倍」を謳う利殖商法を展開し、2000年に破綻させた。しかし、黒岩会長はこれに懲りることなく、早くも同年に「アイエーエスプロデュース」という会社で同様の利殖商法を開始。これも全国2万人から300億円を集めたが結局、02年に破綻させた前歴を持つ。

ところで、ワールドオーシャンファームは、平成電電と同じ匿名組合方式でカネ集めを行っていたが、その一部が株の仕手戦に投入された模様だ。周知のように、平成電電は先頃、詐欺事件として立件されており、「はたして黒岩会長が今回、逃げ切れるかどうか」(前出の関係者)に注目が集まっている。

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2007年3月10日 (土)

【ミニ情報】カルトマルチ「L&G」で取り付け騒ぎ勃発か!?

「円天」なるどこかのIT企業名をパクったような組織内で通用する〝擬似通貨〟を取り入れた、マルチ・マネーゲーム商法の「L&G」(東京都新宿区)が、今年に入り現金配当をとめた、との情報が本誌に寄せられた。どうやら、取り付け騒ぎのような状態に突入した模様である。同社のトップは、1970年代に猛威をふるった第一次マルチブームの際に、「APOジャパン」で名を馳せた波和二氏。

「L&G」は、NPO法人「あかり研究所」を傘下団体に持ち、昨年の両国国技館での派手な演歌コンサートを皮切りに、細川たかし、研なお子、小林旭などの有名人を広告塔にフル活用していたが、どうやら終わりが見えてきたようだ。また、関連会社に「円天興業」という興業会社もあるが、同社の代表は新日本プロレスで「イナズマ」の愛称で知られたプロレスラーの木村健吾氏だ。一昨年末には、観客動員ガタ落ちの新日本プロレスの救済に乗り出し、昨年1月4日の東京ドーム公演のチケットを「L&G」社員が秋葉原を中心にタダでバラ巻いて、プロレスファンの間で話題になったこともある。

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2007年1月26日 (金)

【ミニ情報】リッチランド摘発で〝マルチ詐欺3兄弟〟も残り1人

●沈没船からの「財宝引き揚げ」など架空の投資話で、1万人の会員から、総額約500億円を集めていたとされる健康食品販売会社「リッチランド」(東京都北区)。佐伯万寿夫会長らが詐欺の疑いで逮捕されるのは、時間の問題と見られている。ある関係者は次のようにいう。「佐伯逮捕で、〝マルチ詐欺3兄弟〟も残りは1人となった。すでにNPO法人を騙ったMは一昨年に摘発済みだ。後はL社のN氏で、かつては佐伯もL社の雇われ社長をやっていた時期もあった」

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2006年12月18日 (月)

【ミニ情報】マルチ商法「エイジェイオーエル(AJOL)」に危機説

●先週終値18円と株価が低迷している大証2部上場の「千年の杜」(旧キーイングホーム)は、周知のように過去、新株発行などを度々繰り返し、発行済株式数は1億株を超えている。関係者によると、「このままでは、とてもじゃないが株価は上がらない。株式併合を含めた抜本策を現在、経営陣は検討している」という。
●有価証券報告書などの虚偽記載により上場廃止(来年1月7日)が決まったジャスダックのTTG(旧都築通信技術)は、今後、会社分割などにより新体制に移行するとしているが、すでに「危機説」が流れている。もともと同社は富士通系列の通信工事会社だったが、故・高橋治則氏が率いていたイ・アイ・イグループのユニオンホールディングス(東証2部、横濱豊行社長)の支援を受けていた。今回の一件で、ユニオン側も約10億円の株式評価損が発生している。
●悪質な「マルチ商法(連鎖販売取引)」として批判を浴びてきたエイジェイオーエル(AJOL)だが、ついに〝年貢の納め時〟がきたようだ。すでに複数の信用調査会社で「最も危ない会社」の一つにランキングされているという。

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