カテゴリー「人物ミニデータ」の51件の記事

2009年3月20日 (金)

「東京アウトローズ 人物ミニデータ 佐藤優」

210佐藤優】<008>(作家、自由主義的保守主義者)[保守反動のイデオログー、元国家の走狗]
ファシズムの信奉者である佐藤は、元共同通信のジャーナリスト魚住昭との対談集『テロルとクーデターの予感』のまえがきで次のように述べている。
「ファシズムは、ヨーロッパのサンディカリズム、アナーキズム、マルクス主義、社会民主主義、厚生経済学など、高度な知的遺産をその中に取り入れている。自由主義的な資本主義による格差の拡大、貧困問題を、共産主義革命以外のシナリオで、すなわち資本主義体制を保全したままで資本主義の弊害を除去しようとする運動なのである」

さらに佐藤は、「オバマ氏の言説は、1920年代初頭、イタリアでベニト・ムッソリーニが展開したファシズム運動と親和的だ」とも解説している。しかし、オバマ大統領は、アメリカ帝国主義の真の支配者である金融総資本および軍産コンプレックスの代理人に過ぎない。オバマが大統領になるために、選挙運動でとった手法がファシズム運動と親和的であったに過ぎない。

また、佐藤は同書で「拝外主義者の言説を放置してはならない。このような言説が近未来に政治に受肉する危険性があるからだ」と述べている。国家の階級矛盾を隠蔽し、国民の利益を一元化していく過程において、「仮想敵」は必要不可欠である。そのために一番有効な方法は、排外主義を採用することである。豆乳から豆腐を作る過程において「にがり」は必須である。豆腐を固める「にがり」なくして、豆腐は作れない。排外主義という名の「にがり」なくして、ファシズムも形成されない

資本主義の基本的矛盾を止揚せず、一時的にファシズム運動で糊塗することは可能かもしれないが、中長期的には必ず崩壊する。ファシズムを礼讃しているようでは、佐藤のマルクスへの理解はいまだ未熟である。

2009年3月18日 (水)

「東京アウトローズ 人物ミニデータ 水野健」

Mizuno水野健】(エム・レディアン・ホールディングス代表取締役会長)[稀有の詐欺師]

1991年に茨城カントリークラブで、5万2000人の会員を募集し、1200億円の資金を集めた。翌92年、144億円の所得を隠匿し、法人税法違反で逮捕。57億5000万円は当時、史上最高の脱税だった。97年、水野は懲役11年、罰金7億円の実刑判決を言い渡される。そして2007年に出所。

水野は多くの愛人に銀座でクラブを経営させていた。なかでも、「胡蝶花」、「セントポーリア」、「ステラ」などをひろこママに任せていたことは有名。現在も「東京国際空港ゴルフ倶楽部」、「鶴ヶ島ゴルフ倶楽部」、「オロマナゴルフリンクス」などのゴルフ場を経営するだけでなく、「リパブリック リテイラーズ インク」、「ソハ デザイン インク」なども支配している。

このように水野は、詐欺による隠匿財産で優雅に余生を過ごしている。水野は荒井姓であったが、婿養子に行き、水野姓を名乗っている。実は水野には荒井姓の実弟がいる。この実弟は交通事故後、脳梗塞をわずらい失語症になった。ところが、水野は虎ノ門病院に一度だけ見舞いに行ったきりで、他人に実弟の面倒を看させ、金銭援助もまったくしていないという。不当な役員解雇により実弟は病院代すら払えなく、その日の生活も事欠く有り様だ。水野は弟の荒井とは兄弟の縁を切った、と言い訳しているようだ。

2009年3月14日 (土)

「東京アウトローズ 人物ミニデータ 小沢一郎」

Ozawa小沢一郎】<002>(衆議院議員、民主党代表)[故田中角栄直系の秘蔵っ子]

小沢の政治資金調達能力は民主党では突出している。小沢の親分であった故田中角栄譲りである。小沢は公共事業の受注に影響力がある利権政治家、とゼネコン各社から思われている。スーパーゼネコンである「大成建設」「大林組」「清水建設」及び準大手の「戸田建設」「西松建設」が小沢の主な資金源である。小沢は5社で年間、約1億円の政治資金を調達していた。

今回、西松建設の違法献金事件に絡み、小沢の公設第一秘書兼「陸山会」会計責任者の大久保隆規が東京地検特捜部に逮捕された。この逮捕劇をめぐり、自民党と野党第一党の民主党との間で綱引きが行われている。民主党はこの逮捕劇を「国策捜査」であるとし、「検察当局のリークは目に余り、世論操作が行われている」との理由で、検事総長・樋渡利秋の証人喚問も視野に入れている。

しかし、検察は国家権力の一部をなす官僚組織に過ぎず、「国家の僧正(ビショップ)」である。「支配階級のイデオロギー」である法を権力の恣意と裁量で運用し、国家意志を反映させる国策捜査は自明の行為である。かつての「イトマン事件」においても、住友総資本の利益を守るため、「朝鮮征伐」という名の国策捜査(実際に検事らは当時この言葉を口にした)がおこなわれ、いつの間にか住友の犯罪がイトマンの犯罪に矮小化された。その結果、許永中をはじめとする数人の在日朝鮮人も逮捕されたが、住友銀行本体に捜査の手が及ぶことはなかった。

ただ今回は、小沢が野党第一党の党首であり、次の選挙において民主党が政権党になる可能性は高かった。そこに民主党側の「国策捜査」批判の最大の根拠もあるわけだ。しかし、民主党は基本的に自民党と同じブルジョア政党であり、検察側も「主人の変更」に何ら痛痒を感じないそのため、検察側は自民党と民主党との間のバランスをとることに苦慮している。国民を前にし、検察は正義と法の味方であるとのパフォーマンスも演じなければならない。要は国民からのレピュテーションリスクに恐れをなしているのだ。

しかし、小沢は今回の秘書逮捕劇でダーティーな政治家であることが改めて暴露された。小沢の本質は政治的マヌーバーを駆使するマキャベリストであり、典型的な利権政治家である。小沢の支配する政治団体及び関係団体が保有する資産は31億円と言われている。小沢が民主党の党首として居直れるかどうかは、民主党の党内力学より選良である国民の民度に委ねられている。

2009年3月13日 (金)

「東京アウトローズ 人物ミニデータ 麻生太郎」

AsouAsou4麻生太郎】<010>(内閣総理大臣)[マンガ脳、漢字解読不能者]

小説家でジャーナリストの辺見庸は最近、共同通信配信の「水の透視画法(24)」という連載の中で〝麻生太郎像〟を完璧に描いている。ここではハイライトのみを紹介したい。

おんば日傘でそだてられ、漢字にせよ人の世のことわりにせよ、初歩的まちがいをそれとして叱責もされずに生きてきたのであろう、いわば「勘違い男」のかれをいまだにトップにいただくこの国は、ジャン・ボードリヤールふうにさらに悲観的にいうなら、すでに「幻滅と解体の永久運動にとりこまれている」(『完全犯罪』)のかもしれない。(中略)派手なマフラーを巻き、珍妙な敬礼をし、だみ声で空疎なことをしゃべくるかれは、どことなく昔のバナナのたたき売りに似ている、と。いや、バナナのたたき売りや香具師ならばそれはそれ労働だし、まだ技というものがある。権力の座にただとどまりたいだけの目的で、三百代言をかさねてお金をばらまこうというかれとその仲間たちの行為は、納税者への愚弄をとおりこし詐欺的ですらある。(中略)きょうびの権力とは、おそらく可視的な単体でありえない。つまり、英雄気どりの勘違い男は、日本の腐敗した権力をかりそめに表現しているかもしれないが、いかに豪華なコートを着用していようと、権力そのもの、あるいはその全体や本質でありえない。権力(ないし戦争)は、絶えず離合集散をくりかえすわれわれの無数の合意、無数の無関心、無数の断念、無数の倦怠、無数のシニシズム、無数の沈黙をいちばんの養分にして、ある日むくりと巨体をたちあげてくるのである。テレビを消せば、かれと私のあきらめは、権力の不乱と増殖をしずかにささえ、ひるがえって、私自身を刻々荒ませるのである>

麻生太郎は人の痛みというものを知らない。国民に等しく金を撒くより、手厚いセーフティネットを敷くべきだ。麻生には大多数の国民の生活苦が理解できない。麻生は「給付金、受け取ります。ただちに使って、消費の刺激にあてる」と答えた。「私のようなものがちょうだいするとさもしいという気持ちがあったのは正直なところだ。しかし、今は、消費刺激という部分(の比重)が非常に高くなった」と弁明した。個人消費を増大させることが目的であれば、国民の所得の向上につながる経済政策を実施すべきだ。給付金を撒くなら、少なくとも国民一人あたり10万円を撒け。小銭で国民を買収しようとしている。給付金で国民の歓心を買う愚策を講じる麻生に明日はない。麻生太郎は速やかに首相の座を降りるべきだ。格差社会を象徴する麻生太郎の退陣は、新自由主義の終焉を意味する。

2009年3月12日 (木)

「東京アウトローズ 人物ミニデータ 西川善文」

Nishikawa西川善文】<002>(日本郵政社長、元三井住友銀行頭取)[米帝の手先]
日本郵政での西川のミッションは、米国債の購入と郵政資産の利権化に収斂される。「かんぽの宿」売却問題が露呈し、利権化の構造が垣間見られた。日本郵政は旧郵政公社から簿価で1兆4千億円の不動産を引き継いでいる。不動産は商業地に偏在する一流物件である。この不動産を利権化することが西川の課題であった。

現在、「東京中央郵便局」建て替え問題が物議を醸し出している。総務大臣の鳩山邦夫と西川の間で〝綱引き〟がおこなわれている。日本郵政は旧局舎を38階建てのJPタワーに建て替える予定だ。建設業者はスーパーゼネコンの大成建設である。日本全国津々浦々に点在する、大阪中央、旧名古屋中央、横浜中央、博多などの各郵便局立て替え工事が目白押しである。郵政民営化により日本郵政は不動産ビジネスに邁進している。同時に、不透明な取引で所有不動産を売却し、世間の顰蹙を買っている。

旧郵政物件の売却先にCAM7、CAM6、G7-1などの特定目的会社が含まれている。土地転がしを目的とする特定目的会社に売却した意図を知りたい。今や、日本郵政は伏魔殿であり、西川および竹中平蔵の息の掛かった魑魅魍魎が跋扈している。日本郵政は100%の株を財務省が保有している。故に、日本郵政は国民のかけがえのない財産である。日本郵政の利権化は許されざる悪行である。

日本郵政の利権をめぐり、総務省OB(旧郵政省)と旧郵政族に代表される旧利権派と、小泉純一郎に代表される新利権派の間で死闘が演じられている。新利権派には、小泉元首相、竹中平蔵元郵政民営化担当相、宮内義彦オリックス会長・元経済規制改革会議議長そして西川が布陣する。新利権派の4名はカルテットを形成し、日本郵政を〝宗主国〟であるアメリカに捧げることを使命としている。

2009年3月11日 (水)

「東京アウトローズ 人物ミニデータ 小沢一郎」

Ozawa小沢一郎】(衆議院議員、民主党代表)[故田中角栄の直系の弟子] 
準大手ゼネコン「西松建設」の違法献金事件に絡み、小沢の公設第一秘書が3日、政治資金規正法違反容疑で東京地検特捜部に逮捕された。現在、小沢は政治生命の危機に直面している。今回の〝秘書逮捕〟に対して、そのタイミングや形式犯であることなどから、検察による「国策捜査」との批判も出ている。しかし、この「国策捜査」なる言葉は、もともと権力側にいた佐藤優らが、検察捜査でその座から転落した際に、捻り出したレトリックである。

言うまでもなく、検察という組織は国家権力機構の一部をなしており、東京地検特捜部に代表的に象徴される「不偏不党」、「公正中立」の精神なるものは、大手マスコミなどがつくりだしてきた幻想に過ぎない。つまり、こうした検察の「社会正義」性を前提に、そこから外れているじゃないか、という「国策捜査」批判は一見有効にも思えるが、実は「権力批判」の視点がなく本質をついていない。そのため、検察は「社会正義」の上位にある「法」という幻想を全面に押し出して、「国策捜査」批判を次々に粉砕しつくしていく。まさに事態は、小沢側が西松建設から毎年2000万円を超える献金(=実質上の賄賂)を受け取っていた事実を特捜部に徹底的につつかれた結果、そうした方向へと進んでいる。民主党の「検事総長聴取」などは実現できるかどうかも分からない、小手先の政治的抵抗に過ぎず、検察側が押し出してくる「法」と「事実」の前にはまったく無力である。

この後、検察権力が腐心していることと言えば、「不偏不党」、「公正中立」なる幻想性を少しでも維持するため、〝逮捕・立件〟のバランスをとることだけであろう。現在、未曾有の経済恐慌に見舞われている日本国民は、とんだ〝茶番劇〟に付き合わされている。

2009年3月 9日 (月)

「東京アウトローズ 人物ミニデータ 西川善文」

Nishikawa西川善文】(日本郵政社長・元三井住友銀行頭取)[米帝の手先]
西川は日本郵政の取締役兼代表執行役社長(CEO)で、文字通り日本郵政のトップ。ナンバー2は、取締役兼代表執行役副社長・高木祥吉で、金融庁長官を務めた旧大蔵省OB。高木は竹中平蔵のダミーとして、日本郵政に送り込まれたと見られている。

日本郵政は「チーム西川」に属する四天王が暗躍している。
その四天王とは、
日本郵政専務執行役の横山邦夫(三井住友銀行法人営業部長)、
日本郵政常務執行役員の妹尾良昭(大和証券SMBC常勤監査役)、
ゆうちょ銀行常務執行役員の宇野輝(住友銀行取締役)
ゆうちょ銀行執行役副社長の福島純夫(大和証券SMBC専務)
である。

西川は、小泉純一郎竹中平蔵宮内義彦とカルテットを形成している。西川の役割は、日本郵政の資産で米国債を購入すること及び国内利権化の2点に収斂される。米国債を購入する窓口は竹中平蔵である。郵政資産の利権化は「チーム西川」により、密室で実行されてきた。しかし、今回の「かんぽの宿」売却問題でほころんだ。「天網恢々に疎にして漏らさず」〔老子〕(天を張る網は、広くて一見目が粗いようであるが、悪人を網の目から漏らすことはない。悪事を行えば必ず捕らえられ、天罰をこうむるということ)。西川善文の日本郵政社長辞任は間近である。

2009年3月 5日 (木)

「東京アウトローズ 人物ミニデータ 田母神俊雄」

Tamogami田母神俊雄】<004>(前空幕長)[ファシストの伝道師]  田母神は「日本には反日的な言論の自由はあるが、親日的な言論の自由はない」と宣わっている。3月1日付『産経新聞』は、次のように伝えている。田母神は「自衛隊を動かしてでもぶん殴るぞという姿勢を(北朝鮮に)見せなければ拉致問題は解決しない」と述べ、講演に先立つ記者会見でも同様の発言をし、「『ぶん殴る』とは具体的に何か」と質問されると、「自衛隊を使って攻撃してでもやるぞという姿勢を出さないと北朝鮮は動かない」と答えたという。

いわゆる「田母神論文」は、日本帝国主義の36年間にわたる朝鮮植民地政策を賞賛し美化したものである。しかし、これは北朝鮮側から見れば、許しがたい「歴史的事実」である。北朝鮮は現在、ABC兵器(Aは核、Bは生物兵器、Cが化学兵器)およびミサイルを保有している。さらに、全国土を要塞化、10万人を超える世界最大規模の特殊部隊も擁しており、軍事的には侮りがたい存在だ。

世界一の軍事力を誇るアメリカ帝国主義ですら結局、北朝鮮を軍事挑発できなかったではないか。それを元自衛官である田母神ごときが、「武力行使を辞さず」などと言い切っている。田母神は許しがたいファシスト=挑発者である。

これは言うまでもないことだが、日本は憲法9条により、「国の交戦権」が禁じられている。敗戦後60年以上、実戦を経験していない自衛隊による〝生兵法〟は、大きな怪我の元である。もし「田母神発言」を日本政府が踏襲するならば、北朝鮮に日本への先制攻撃の口実を与えかねない。拉致問題は平和的に話し合えば、解決可能である。決して拉致問題を日本・北朝鮮両国の戦争の口実に使ってはならない。犠牲になるのは両国の人民なのだから。

【編集部注】
すでに投稿数が43に達しているが、アクセス解析によると、同一IPから20回も投稿している者がいた。さらに3つのIPからも執拗な投稿が繰り返されており、投稿のほとんどを4つのIPが占めていた。この4つのIPについては投稿禁止の措置をとらせていただいた。その後もどういう意図があるのか分からないが、IPを変えて執拗な投稿を続けようとする者がいるので、当分の間、投稿はできなくさせていただきます。また、上記4つのIPからのコメントは全部削除しました。

2009年2月12日 (木)

「東京アウトローズ 人物ミニデータ 佐藤優」

Satou5210佐藤優】<007>(作家、自由主義的保守主義者)[保守反動のイデオローグ、元国家の走狗]  佐藤は右翼なので、左翼を矮小化し、「私の理解では左翼の根幹はラチオの思想(ratio合理)にあり、ラチオによって世の中を合理的設計、構築していこうとする」と説明している。では、佐藤に問わなければならない。右翼は「死んだ犬(過去)」が現在を支配する思想であると。

一方、左翼は未来のために現在を担保する思想である。故に、未来を勝ち取るために、死をも厭わない行動を可能たらしめる。そこには、ラチオを超越した人間の情熱とロマン即ち人間を人間たらしめる美学がある

佐藤は竹村健一との対談『国家と人生 寛容と多元主義が世界を変える』の中で次のように述べている。「私はクリスチャンですから思想としてのマルクス主義に興味はあるが、共産主義は嫌いです」

佐藤は共産主義を忌み嫌う親ファシストである。佐藤は「共産主義革命というシナリオが現実性を失った。(中略)新自由主義的な流れの限界も見えてきた。そうなると、資本主義がもたらす諸問題を国家が、社会が活性化させることで解決しようとする。ファシズム(fascism)という思想が魅力を持つようになる。だからファシズムが世界的に蘇ってくる傾向にあると思っています。(中略)確かに、ファシズムというのは形を変えて、今の日本に忍び寄っています。左翼の連中が未熟な反ファシズム論を出すから、ファシズムの危険に対するリアリティがなくなってしまいました」と副島隆彦との対談で述べている。

このように、佐藤はファシズムの代弁者でありながら、「ファシズムの危険」を客観視する風を装っている。たしかに、経済恐慌下にある現在の日本は、〝ファシズム前夜〟と言える。しかし、そのファシズムはソフト・ファシズムであり、〝微笑みのファシズム〟であろう。経済恐慌を突破するための処方箋として、親ファシストが跋扈する。その第一人者が佐藤優その人である。この男、危険につき、注意を喚起する

【参考記事】
「佐藤優(現象)とソフト・ファシズム」(金光翔氏の「私にも話させて」)
http://watashinim.exblog.jp/9279276/

2009年2月10日 (火)

「東京アウトローズ 人物ミニデータ 副島隆彦」

Soejima2Soejima副島隆彦】(評論家、常葉学園大学教授)[自称・新しい左翼、反権力主義者]  佐藤優との対論集『暴走する国家 恐慌化する世界』の前書きで、佐藤をして、「世の中には、他の人が持っていない特殊な才能に恵まれた人がいる。副島隆彦氏がその一人であることは間違いない。(中略)大きな知的刺激を受けた。副島氏には、世界の大きな流れをとらえることができる天賦の才がある」と言わしめた。しかし、副島は陰謀史観で理論武装された知識人でもある。

一方、副島は佐藤優を評して、「佐藤さんや私のような存在は新しい左翼であり、本物の反権力主義である」と結論づけている。だが、佐藤は左翼ではなく、右翼である。佐藤本人も公然とそう宣言している。副島は、右翼と左翼の区別すらできないのか。ちなみに、右翼と左翼の出藍は、1789年のフランス革命の後、1792年の国民公会にて議長席から見て、右翼席を占めるジロンド派に代表される保守派と、左翼席を占める山岳派に代表される革命派に由来する。

副島は〝本物の反権力主義者〟を自称しているが、これははなはだ怪しい。単なる売文家ではないのか。売文家は世界を解釈し、文章化した「活字」を商品とし、販売・生業にしている者である。しかし、反権力主義者は理論のみでなく、実践を通じて検証されなければならない。「重要なことは、世界を解釈することで無く、世界を変革することである」というのがカール・マルクスの言葉である。

しかし、副島の言説の中には聞くべき点もある。例えば、副島は、米帝ブッシュの〝対テロ戦争〟の欺瞞性を次のように暴いている。「テロリストとの戦争などあるわけがない。戦争とは国家間の戦争でしかあり得ません」。これは正鵠を得た評論で、アメリカ帝国主義に対する一連の洞察は評価に値する。日本の評論家の中では、日米関係に関して、正確で本質的な見方ができる一人であることは間違いない。

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