【ミニ情報】再び注目集める東邦グローバルアソシエイツと久間元防衛相
左写真は今週発売の「サンデー毎日」(7月20日号)で、「なんでボクの名前ばかり出るんやろうかね・・・」とボヤく久間章生元防衛相を取り上げたコラム。同編集部の求めに応じて本誌・奥村は 、大証2部「千年の杜」(現東邦グローバルアソシエイツ)がすすめる「ロシア・ソチ案件」と久間氏の絡みについてコメントした。
どうやら、サン毎以外にもこの問題で取材に動いている週刊誌があるようだ。このようにマスコミが再び久間氏に関心を向けるようになったきっかけは、先週の2日に放送された日本テレビ「ZERO」の特集。久間氏が5月下旬にロシア・ソチ市を訪問していた際の姿をとらえていた。ご覧になった読者も多いと思われるが、5月22日に山田洋行元専務・宮崎元伸被告の証人喚問が行われた、その4時間後にスターリンの別荘を見学していた久間氏のもとに「謎の携帯電話」が入る。電話の主はあの秋山直紀氏と見られ、宮崎被告が証言した「1億円」の件をめぐる久間・秋山両氏の生々しいやりとりがバッチリと映っていた。
さらに、「ZERO」の特集は、久間氏らのソチ訪問の目的が、東邦グローバルアソシエイツがすすめる「人工島計画」(サクラアイランド)を後押しすることであった、と報じている。その中で、久間氏がロシア側に同社の横田満人新社長を友人として紹介する場面もあった。ちなみに、この横田社長は旧建設省九州地方建設局の役人で、海洋土木トップ・五洋建設の元常務だった人物である。
しかし、同特集はそれに止まらず、東邦GAが国際プロジェクトを担う企業として適格なのか、という疑問を提示。さらに株価の不自然な動きなども指摘しており、結局、久間氏側にとって厳しい内容になっている。
「東邦GA側は日テレの経済部が同行すると思っていたらしい。そこで、久間さんとプーチンの2ショットを撮らせれば効果絶大ですからね。しかし、当日来たのは社会部の記者とスタッフ。これには東邦GA側も話が違うじゃないかと相当慌てたが、後の祭りだった」(関係者)
しかも、結局、久間氏はプーチン首相と会えずじまい。ロシア側との交渉も具体的なことは何一つ決まらず、帰国したというのが実態のようだ。

ここで注目したいのは、日本地方新聞協会加盟の「国際新聞」(楠本正弘社主)の次の記事。5月31日付の「元防衛相 久間章生 ロシア恥かき旅行」(=左写真)というタイトルなのだが、赤でマークしたリード部分を見てビックリ。「久間章生元防衛相はスターリンの別荘でロシア人女性とブランコに乗りながら『今ごろ日本では宮崎の証人喚問だな。こんなところを週刊誌に撮られたら大変だ。ワッハッハッ』と高笑いしていたらしい」とあるからだ。
これは、まさに日テレ「ZERO」特集に出てきたこの場面(=右写真)のことを言ってるのではないのか。そうだとするなら、国際新聞側は1カ月以上も前に日テレの取材内容を知っていた可能性まで出てくる。いまのところ国際新聞の記事は真偽不明な部分が多いのも事実だが、今回の〝久間疑惑〟を追及する上で非常に示唆に富んだ内容を含んでいる。
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