カテゴリー「千年の杜」の6件の記事

2008年7月 9日 (水)

【ミニ情報】再び注目集める東邦グローバルアソシエイツと久間元防衛相

031左写真は今週発売の「サンデー毎日」(7月20日号)で、「なんでボクの名前ばかり出るんやろうかね・・・」とボヤく久間章生元防衛相を取り上げたコラム。同編集部の求めに応じて本誌・奥村は 、大証2部「千年の杜」(現東邦グローバルアソシエイツ)がすすめる「ロシア・ソチ案件」と久間氏の絡みについてコメントした。

どうやら、サン毎以外にもこの問題で取材に動いている週刊誌があるようだ。このようにマスコミが再び久間氏に関心を向けるようになったきっかけは、先週の2日に放送された日本テレビ「ZERO」の特集。久間氏が5月下旬にロシア・ソチ市を訪問していた際の姿をとらえていた。ご覧になった読者も多いと思われるが、5月22日に山田洋行元専務・宮崎元伸被告の証人喚問が行われた、その4時間後にスターリンの別荘を見学していた久間氏のもとに「謎の携帯電話」が入る。電話の主はあの秋山直紀氏と見られ、宮崎被告が証言した「1億円」の件をめぐる久間・秋山両氏の生々しいやりとりがバッチリと映っていた。

さらに、「ZERO」の特集は、久間氏らのソチ訪問の目的が、東邦グローバルアソシエイツがすすめる「人工島計画」(サクラアイランド)を後押しすることであった、と報じている。その中で、久間氏がロシア側に同社の横田満人新社長を友人として紹介する場面もあった。ちなみに、この横田社長は旧建設省九州地方建設局の役人で、海洋土木トップ・五洋建設の元常務だった人物である。

しかし、同特集はそれに止まらず、東邦GAが国際プロジェクトを担う企業として適格なのか、という疑問を提示。さらに株価の不自然な動きなども指摘しており、結局、久間氏側にとって厳しい内容になっている。
「東邦GA側は日テレの経済部が同行すると思っていたらしい。そこで、久間さんとプーチンの2ショットを撮らせれば効果絶大ですからね。しかし、当日来たのは社会部の記者とスタッフ。これには東邦GA側も話が違うじゃないかと相当慌てたが、後の祭りだった」(関係者)
しかも、結局、久間氏はプーチン首相と会えずじまい。ロシア側との交渉も具体的なことは何一つ決まらず、帰国したというのが実態のようだ。

033034ここで注目したいのは、日本地方新聞協会加盟の「国際新聞」(楠本正弘社主)の次の記事。5月31日付の「元防衛相 久間章生 ロシア恥かき旅行」(=左写真)というタイトルなのだが、赤でマークしたリード部分を見てビックリ。「久間章生元防衛相はスターリンの別荘でロシア人女性とブランコに乗りながら『今ごろ日本では宮崎の証人喚問だな。こんなところを週刊誌に撮られたら大変だ。ワッハッハッ』と高笑いしていたらしい」とあるからだ。

これは、まさに日テレ「ZERO」特集に出てきたこの場面(=右写真)のことを言ってるのではないのか。そうだとするなら、国際新聞側は1カ月以上も前に日テレの取材内容を知っていた可能性まで出てくる。いまのところ国際新聞の記事は真偽不明な部分が多いのも事実だが、今回の〝久間疑惑〟を追及する上で非常に示唆に富んだ内容を含んでいる。

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2008年6月 4日 (水)

【ミニ情報】大証2部「東邦グローバルアソシエイツ」、異例の「改善報告書」再提出へ

0014月1日に社名変更した大証2部「東邦グローバルアソシエイツ」(旧千年の杜)の動きがここに来て再び慌しくなってきた。5月7日には、横田尚之氏が一身上の都合で社長を辞任。替わって、山崎公明氏が新しい社長に就任した。この辺りの事情について関係者は次のように語る。
「実際はクビなんです。横田は大証へ説明に行った際も相当横柄だったらしい。〝俺は日本を代表してロシアと交渉しているんだ。何でいちいち君たちに説明しなきゃいかんのか〟という態度で、大証との関係が最悪になってしまった。しかも、何を勘違いしたのか、横田は自家用ジェット機でロシアに行こうとまでした。さすがに、このままではマズイということになったのです」

実は、この間、同社は昨年11月9日提出の「改善報告書」について、大証から説明を求められていた。しかし、前社長の横田氏は、ソチ人工島建設などの「ロシア案件」に関して大証側から再三にわたって照会されたが、まともに対応しなかったという。その結果、大証は5月26日、同社に「改善報告書」の再提出を求める事態に至る(=写真)。

この「改善報告書」の再提出というのは、かなり厳しい措置で、今回の提出期限の6月9日から起算して6カ月以内に状況が改善されなければ、大証は同社を上場廃止にすることも可能なのだ。例えば、不適当な合併などを指摘されて「猶予期間入り」するケースがある。しかし、その際の猶予期間が4年であることを考えると、今回の「再提出」は如何に厳しいものであるかが分かる。この点は同社も認めており、「厳粛に受け止め、改善に全力を尽くします」(IR担当者)としている。

はたして同社は半年後、市場に踏みとどまっていられるのか。まさに〝瀬戸際〟まで追い込まれたといっても過言ではないのだ。

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2008年3月13日 (木)

【ミニ情報】大証2部「千年の杜」で100万株〝無断売却〟のトラブル

Dscn1153 どこかの〝ド素人〟が「大暴落する」と叫んでいた大証2部「千年の杜」(横田尚之社長)。空売りでも仕掛けているのか、と疑いたくなるほど、一時は〝千杜叩き〟に熱中していたが、このところ音沙汰がない。それもそのハズで、同株は2月21日にザラ場で高値501円を付けた後、2月27日に214円(終値)まで急落したが、その後は切り返し昨日(12日)終値で345円を維持している。「大暴落」の根拠としていた実質調達額116億円のMSワラント発行前の〝分散売却〟も蜃気楼、心霊写真の類で、ある市場関係者は「そんなオイシイ予約権(当初行使価格135円)なら、俺もほしいよ」と一笑に付す。残念だったね、〝ド素人〟君。

警視庁が捜査していた「秀和紀尾井町TBRビル」の〝スルガ・朝治〟案件を、ひょっとしたら「秀和永田町TBRビル」の隣接地ではないか、と某ブロック紙と組んで〝誤報〟したのに続く、妄想・架空の類だったと言えよう。現実はそうは甘くないのだよ、〝ド素人〟君。

ところで、「千年の杜」に絡んで気になる情報を本誌はキャッチした。さる事情通によれば、「千杜の関係者が昨年12月、100万株を担保に某金融屋から金を借りたが、即日で売却されてしまい、いま、その返却をめぐってトラブルになっている」というのだ。そもそも、この千杜関係者は、掛け目6割から8割といった兜町でも有名な某金融屋に持ち込んでまで、なぜ金をつくる必要があったのか。昨年12月と言えば、同株は40円台に過ぎなかった。

すでに、このトラブルに関しては、捜査当局も把握している模様だ。

【追記】
読者から「今回のトラブルについて会社側は否定しています」との問い合わせが複数ありましたので、お答えします。記事中の「千年の杜関係者」、「某金融屋」そして、これを繋いだ金融ブローカーなど、すでに本誌は特定していますが、現段階において具体名を明らかにすべきではないと判断しました。ここで詳細は申し上げられませんが、このトラブルに関する裏づけ取材をした結果、事実であると判断し、記事を掲載したものです。

【写真=「千年の杜」本社と「2014年ソチ冬季オリンピック協力委員会」が同じフロアーに入っている東京・虎ノ門のビル】

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2008年2月21日 (木)

【ミニ情報】大証2部「千年の杜」を実効支配しているのはワールド畑崎廣敏氏

昨日(20日)、ストップ高になった大証2部「千年の杜」はついに400円を突破し、前日比80円高の443円まで暴騰した。ほんの1カ月前までは20円台だったボロ株が20倍以上に大化けしたことになる。ある市場関係者は、「仕手筋が意図的に株価をつり上げていることは明白でしょう。これでは白昼堂々、メインストリートで大量殺戮が行われているようなものです。SESCは裏道でコソコソと駐車違反を取り締まるのではなく、こうした〝白昼強盗〟こそ厳しく摘発してほしいものだ」と憤る。たしかに、兜町の一部からこんな声が出るくらい、現在の「千年の杜」の値動きは異常である。

そうした中、同社の高橋誠前社長に近い筋が本誌の取材に応じた。「平成18年に、MSCBや新株予約権によるファイナンスを何回か実施していますが、その一部資金をワールドの畑崎(廣敏)氏が入れています。その後、畑崎氏側が新株予約権を逐次行使し、持ち株比率を高めていった。翌19年3月に高橋社長が辞任し、横田尚之氏が新しい社長に就任した段階で、畑崎氏側へのハコ渡しが完了したわけです」

畑崎氏はアパレルメーカー「ワールド」の創業者で、神戸経済同友会幹事、神戸商工会議所副会頭を歴任する一方、仕手筋の世界で超大物としても知られる人物だ。本誌は、この高橋前社長に近い筋以外にも、複数の関係者に取材しているが、いずれも「千杜は畑崎」という答えが返ってきた。

さらに、気になる未確認情報がある。「不思議なことに、畑崎側に場で買っている気配がないのです。ソチ・オリンピックや久間の名前を使って、他の連中が買い上がっている可能性が高い」(事情通)。これが仮に事実なら、「千年の杜」を実効支配し、最近になって実質調達額116億円のMSワラント発行を決めた畑崎氏側はまさに〝漁夫の利〟を得ていることになる。

【追記】
アクセスジャーナル山岡俊介が凝りもせず「千年の杜」関連の記事を書き飛ばしている。21日(木)のストップ安を受けて、今度は「いよいよ暴落は必至の様相」などと叫び始めたが、こうした記事は単なる〝後出しジャンケン〟と笑い飛ばすだけでは済まない要素がある。本誌はどのような仕手株であっても「株価予想」的な記事を厳に慎んできた。何故なら、巷にあふれる〝レポート屋〟の類と一線を画する、という当り前の方針があったからだ。ところが、すでにジャーナリストとして堕落した山岡にとって、そんなことはお構いなしである。

山岡は同記事の中で、27日が払込期日のMSワラントに絡んで、「仕手の専門家」と称する人物の次のようなコメントを紹介している。「今回の新株予約権の権利を現物支給前に優先的に譲ってもらっている仕手連中は、27日から大暴落が始まると見て、その前に必ず売ろうとするに決まっています」

証券知識がゼロの山岡は、こんな話を鵜呑みにして、何の裏付け・検証もなく垂れ流している。仮に山岡が言うように、MSワラントが事前に譲渡されていたとしよう。その場合、貸借銘柄ではない千年の杜は、既存株主から株券を借りてくる、いわゆる「貸し株」が必要となる。そうしておけば、事前に「貸し株」を高値で売っておいて、MSワラント発行後に権利行使して、安値で株券を買い戻し、決済が可能となる。

ところが、この「仕手の専門家」と称する人物のコメントには、貸し株の件がスッポリと抜け落ちている。そうした点からも、この話の信憑性を疑うべきなのだが、「空売り」について何も理解していない山岡は簡単に信じ、記事をつくってしまうのだから呆れる。

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2008年2月14日 (木)

【ミニ情報】大証2部「千年の杜」がMSワラントの発行を発表

本誌既報の「千年の杜」(横田尚之社長)が12日、第三者割当によるMSワラント(行使価格修正条項付き新株予約権)の発行を決議した。割当先は香港の「Top Gear Investment Limited」だが、昨年12月に急遽設立されたと見られる従業員ゼロの投資会社である。

今回のMSワラントは7回から18回まであり、一つの回号で新株予約権100個が発行され、合計1200個になる。新株予約権1個あたりの「交付株式数」は、1000万円を行使価格で除して得られる最大単元数(同社株の1単元は10株)となる。そのため理論的には、行使価格が高ければ高いほど「交付株式数」は減少し、希薄化の度合いは小さくなる。

同社株の2月13日終値は173円だったが、当初の行使価格は135円に設定された。この転換価格による潜在株数は8888万8888株で、全発行済株式数の2倍にも達する(135円で全ての新株予約権が行使された場合、資金調達額は116億円余になる)。

一番気になる行使価格の修正条項だが、回号ごとに取締役会において行使価格修正を決議した場合、決議日から5営業日を遡った終値の平均値の90%が行使価格に設定される。そして、このMSワラントの最大のミソは、一端、修正が決議されると、その後は6カ月ごとに行使価格の修正が自動的に更新されていくという点だ。このように、通常に比べれば制限はあるものの、本質的にはMSワラントと変わりなく、割当先に非常に有利な発行であることは間違いない。周知のように、MSワラントは、その性格上、株価下落局面では希薄化の度合いを加速度的に大きくする危険性をはらんでいる。千年の杜が発表したソチの「人工島建設」にどれだけの具体性があるのかを含め、同社株が今後、どのように推移していくのか注目だ。

【追記】
なお、本誌が「デッチ上げ」疑惑を追及しているアクセスジャーナル山岡俊介も、「千年の杜」について何やら記事を書いているようだが、この男、はっきり言って証券知識はゼロである。今回の増資を、通常の新株予約権発行と思い込んでいるのだから笑える→2月13日付山岡記事「千年の杜の仰天第3者割当行使価格」

【追記2】
本誌は2月6日付で、山岡の「デッチ上げ記事」に対して公開質問状を送付していたが、予想通り何の返答もなかった。つまり、本誌の追及・批判に公然と反論を試みる余地さえないのだ。そのため、山岡は影でコソコソと「本誌・奥村と○○が組んで悪いことをしている」などと吹聴していることが複数の筋から判明した。何とも姑息な男である。

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2008年2月12日 (火)

【ミニ情報】「ロシア利権」に急接近する久間章生元防衛大臣

Dscn09611月11日、在日ロシア連邦大使館(東京・麻布台)で、ある記者発表が行われた。左に掲載した写真はその「ご案内」で、「露日経済協議会」(アスラン H.アタビエフ理事長)の日本事務所が開設されることを知らせたものである。これだけならば、民間の日露交流団体の発足で、どうと言うこともない。ところが、この「ご案内」を読み進めていくと、次のような一文に出くわす。
「この露日経済協議会の日本事務所の開設にあたり、理事長でありロシア連邦会計検査院の副局長であるMR.アスラン H.アタビエフ氏より、日本側の久間章生先生への認定書の授与式が行われます。これに先立ち、昨年、久間章生先生を発起人として、『2014年ソチ冬季オリンピック協力委員会』も発足しており、すでにソチのオリンピック施設建設において、日本の協力も決まっております」

どうやら、この文面を見ると、6年後の2014年に黒海沿岸のリゾート都市ソチで開催される冬季オリンピック施設の建設に、日本側の久間元防衛大臣も一枚噛んでいるようなのだ。その詳細は現段階では不明で、どこまで具体化した話なのかもよく分からない。ただ、事情通によると、「裏で仕切っているのは千年の杜(大証2部)関係者らだ」という。実際、露日経済協議会(日本本部)の副事務局長には、千年の杜の横田尚之社長が就任している。さらに、久間氏が委員長を務める「2014年ソチ冬季オリンピック協力委員会」は、同協議会とともに、千年の杜本社(東京・虎ノ門)に入居する、という関係にある。

ちなみに、千年の杜は1月26日、ソチ市「黒海沿岸人工島建設」に関してロシア側の民間企業と契約を締結した、と発表した。その前後から株価は暴騰し、それまで20円台だったボロ株が瞬く間に100円を突破。2月8日現在で123円(終値)を付けている。すでに兜町では、千年の杜を「久間銘柄」と呼ぶ向きさえある。

それにしても何故、この時期に仕手筋と組んだと見られかねない「久間銘柄」なのか。巷間、「すでに久間は逃げ切った」との見方が広まっているが、「まだ八木特捜部は諦めていませんよ」(全国紙司法記者)とも言われる。今回の一件、八木宏幸・東京地検特捜部長をいたく刺激したかもしれない。

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