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2019年8月

2019年8月15日 (木)

【詐欺師列伝】(2) 「山本丈夫」(公開捜索願を兼ねて)

201908141311150001 その男は山本丈夫(=左写真)という。過去には「デマントイドジャパン」という会社で代表取締役を務めた2007年頃に「日本ウラル鉱山」を吸収合併して以後、ロシア資源開発と宝飾品の販売を事業目的にしたが、投資詐欺で警視庁生活経済課に元社長が逮捕されたバルチックシステムとの関係が取りざたされた経緯がある。

デマントイドとは石の名前だが、そもそもデマントイド石がレアメタルではなく、「金融商品取引法につきましては、株式会社JSKパートナーズを通じて、金融庁関東財務局へ第二種金融商品取引法の届け出を提出済み」と会社案内に記した文章について、「届出を提出しただけでは投資勧誘はできない。受理されれば登録番号が発行され、それを掲示しなければならない。ちなみに金融庁の登録業者リスト(PDF)には、デマントイドジャパンという業者は登録されていない。なお、『第二種金融商品取引法』という法律はない。おそらく『第二種金融商品取引業者』の書き間違いだろう」(「ホンネの資産運用セミナー」より)という指摘があった。「同社の株券を担保にします。最低でも10億円以上の評価があります」と言って、山本はある関係者に持ち込んだそうだが、実際には前述の通りで、二束三文の価値しかなかった。

 

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2019年8月14日 (水)

【詐欺師列伝】(1) 『松本信幸』(公開捜索願も兼ねて)

201908121653290002リクルートホールディングスが東証1部に上場したのは2014年10月16日のことだったが、その翌年の9月から10月にかけて何件もの同社株の「購入申込書」を持ち歩いていた男がいる。

「購入申込書」は、宛先がリクルート社だったり、売主だったりとまちまちだが、購入株数(金額)が1500万株(520億円)、3000万株(840億円)などと莫大で、これほどの株数を単独で保有する大株主は筆頭株主の社員持ち株会(人数非公表 約6400万株)のほかに上場直後の株主構成を見ても大日本印刷や凸版印刷、電通、三井物産ほか数社に過ぎなかった。

この男が2015年9月下旬、ある会社経営者に提示した「状況報告」を見ると、「他者の商談申込件数2件の結果(資金の出所が問題)としてリクルート社の峰岸社長が直に2000万株まで決済することで、JVRD(私の顧客)の調整に入る。300万株(最大3000万円)→昨日、仮契約当事者同士で面談が行われ100万株~1000万株の予約を取り、(水)に内金1億円の送金と本契約が行われる。期限は最終期日の10月15日まで」とあって、さらに、
「(1) 峰岸社長捌き分 上限1000万株で月内交渉中 条件的に1株@3000円で配当が@200円 リクルート社内で実行」
「(2) 社員持ち株分間接捌き分 上限2000万株で10月15日まで 条件的に1株@2800円で手数料が@300円 社外での実行(買い手に不安あり)」
という経緯が述べられているが、実はこの「状況報告」に書かれた内容は全てがこの男の作り話で、実態は一切なかった。一面識もないリクルートホールディングスの峰岸社長が陣頭指揮を執っているかのような作り話を、この男、松本信幸(=写真)は何の目的で、偽造、捏造の書類まで作成して振り回したのか。それは、前述の会社経営者を始めとした関係者たちから出資金名目に詐欺を働く“小道具”に使った、ということである。「今、数人で進めている事業計画の、自分がペイマスター(胴元)の立場で20~30億円入るので、他には払わずに全額持参します。横領で訴えられる可能性もありますが、覚悟しているので大丈夫です」と会社経営者には言っていたが、松本は金を持参しなかった。会社経営者に限らず被害届が出れば有印私文書偽造、同行使、詐欺の常習犯として“御用”となる。

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2019年8月13日 (火)

【分析・詳解】 エフアール鈴木義彦「95億円」貸金返還訴訟関係証拠(3)、海外に1000億円を超える「隠匿資金」か

2.「金銭消費貸借契約証書」(3億円)と「念書」

201908111438150004 201908101449420002 鈴木義彦(=右・上写真)は、自らの資金繰りで手形と借用書以外にも物品を持ち込み、言い値でAに買ってもらっていた。特にまた平成10年5月頃、ピンクダイヤモンド(1億3000万円)とボナールの絵画(1億7000万円)を一旦はAに言い値で買わせておきながらボナールの絵画は「近々持参する」と言って一度も持参しなかった。その後、「ピンクダイヤと絵画を3億4000万円で売らせてほしい」と言って5月28日にピンクダイヤモンドを持ち出した(=左・上写真)ほか、Aが保有していた高級腕時計、ヴァシュロンの時計4セット(1セットの参考上代価格が10億円相当 世界一流図鑑参照)に加え、上代が1億円前後の時計5本(パティックやピアジェ)なども「売らせて下さい」と言って平成9年10月頃から平成10年4月頃にかけて、Aから複数回に分けて預かったまま返却もしなかった。それらの総額は、鈴木が最低売却代金として提示した金額で言えば7億4000万円に上る(ヴァシュロンの時計3セットを6億円で売却した、との鈴木の側近の証言がある)。貸金返還請求訴訟では、代金合計7億4000万円を損害賠償債務として請求した。

【編集部注記=鈴木義彦関連の記事を断続的に掲載するにあたり、鈴木が「A氏」とした人物は、この呼称を継続します。鈴木に騙された、被害を被ったという方たちから、今回の件に留まらず被害にあっている可能性があれば、ご一報を戴き次第調査いたします】


【編集部注記(2)=本誌に寄せられている情報によれば、東京・赤坂の「マリアクリニック」は医療法人ごと青田と鈴木に乗っ取られたとの情報があり、取材を継続中ですが、近日中に報道します】

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2019年8月12日 (月)

【分析・詳解】 エフアール鈴木義彦「95億円」貸金返還訴訟関係証拠(2)、海外に1000億円を超える「隠匿資金」か

交渉の場や裁判で変転している鈴木義彦の主張、証言を以下に挙げる。

201908111438150008 201908111438150009_20190812070001 (1)平成11年11年9月30日付けで、Aがエフアール宛に出した「確認書」は、鈴木が融資を受けるためにAに振り出した手形(13枚)を、同社の監査の都合上、どうしても一旦お借りしたいという鈴木の依頼に応え、Aの温情で手形の原本と共に渡したものだった。もちろん、それまでに貸付金の返済は一切ない。ところが、鈴木はこの「確認書」を悪用して、「Aに対する債務は完済された」という主張を当事者間の交渉だけでなく、法廷の場にも持ち込み、「債務者はエフアールで、被告は関知しない」とまで主張した。

しかし、手形の原本と「確認書」をAから預かるに当たって、西はAに「借用書」と「確認書」(=左写真)を作成して渡していた。そして何より、当時のエフアールは、経営が危機的状況にあり、手形を持ち出した経緯から見ても、鈴木個人の責任ははるかに大きかった。Aが貸したのは鈴木個人であって、会社であれば実務の全てを仕切っていた天野が対応しなければならなかったが、Aは当時、天野とは面識すらなかった。西が15億円をAの会社に持参したのは同年の7月30日のことで、Aは翌日、西と鈴木を会社に呼び、15億円の処理について確認し、西も鈴木もそれぞれ5000万円を受け取ったことに礼を述べていた。そもそも9月30日に金銭の授受は一切なく、その後の天野との面談でも天野は「会社に債務を返済する資力は無く、『確認書』は便宜的なものだった」と認めていた。なお、鈴木はAの手元にある「借用書」や「預かり書」等の多くの書類の原本を「回収漏れ」と言ったが、鈴木を知る誰もが「鈴木は相手方にある書類の一切を回収することに執着する男で、回収漏れなど絶対にあり得ない」と言う。

【編集部注記=本誌は元号使用に絶対反対の立場ですが、とくに裁判記録などでは元号表記が大半であるため、原資料と照合する際の簡便さからも元号を例外的に使用しました】

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2019年8月11日 (日)

【分析・詳解】 エフアール鈴木義彦「95億円」貸金返還訴訟関係証拠(1)、海外に1000億円を超える「隠匿資金」か

1.「合意書」と「和解書」

201908101449420001平成11年2月、東京オークションハウス(以下「TAH」という)の経営者である西義輝に、宝林(現サハダイヤモンド)株800万株の売却情報が持ち込まれ、西は調査の結果、スポンサーであるAに宝林株800万株の買取り資金3億円の相談をした。Aは資金の用意を約束し、買取り決済日(5月末)までに資金を西に預けた。

宝林株800万株を取得後、西と鈴木義彦は株価維持の資金に不安を覚えAに今後の資金協力を要請した。


二人は、宝林株だけでなく他の銘柄でも証券市場で高値で売り抜け利益を出すという計画を話し、鈴木が一人熱弁を振るってAを説得にかかった。そして鈴木は「これが成功しないと、Aに今までの借金の返済ができない」とも告げ、Aは鈴木と西の説得に応じた。そこで西が「合意書」の作成を提案し、その場で簡単ではあるが最低限の要件を整えた書面が作成されることになった。

【写真=エフアール鈴木義彦が2009年9月、海外から帰国した際に撮影された】

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2019年8月 6日 (火)

エフアール「鈴木義彦」への公開質問(3)

A氏との貸金返還請求訴訟において、鈴木側が法廷に提出した物的証拠は先に触れた「確認書」1点だけで、それ以外は全て鈴木の構築した虚偽の証言を無理やり裏付けるための主張でしかなかった。ところが、裁判官は何を根拠にしたかを明確にしないまま、鈴木の主張した「強迫」や「心裡留保」を採用して、「合意書」と「和解書」を無効とする判決を下してしまった。「合意書」から「和解書」に至る7年間に現金の授受はあったにしても、三者による「合意書」の履行に伴う具体的な協議や手続処理が行われていないのは整合性がない、というのだが、A氏が何度も協議を申し入れても西が裏切って正確な情報をA氏の耳に入れず、鈴木は故意に姿をくらませて所在がつかめない状態で、どれほど的確な対応ができたのか、はなはだ疑問だった。そして、鈴木がA氏に送った2通の手紙の内容からも「和解書」作成時の話し合いが強迫には当たらず、心裡留保にもならないことは十分に分かるはずだった。整合性のない鈴木の主張を、裁判官が証拠として採用したのが不可解でならず、誰が見ても誤審を疑わざるを得ない。

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2019年8月 5日 (月)

エフアール「鈴木義彦」への公開質問(2)

鈴木義彦への疑念の核心は、西と鈴木が「合意書」に基づいて株取引が行われ、巨額の利益がありながら、鈴木と西が密約を交わしてA氏を外しにかかり、さらに鈴木は西をも排除して利益の独り占めを謀ったという点にある。西が鈴木の裏切りによって、次第にA氏に真相を明らかにするようになり、また鈴木の側近で、鈴木の指示で取得株式の売りぬけを全て任されていた紀井義弘も重い口を開いたことから、ようやく株取引の実態を理解したA氏が鈴木を呼び、西氏も同席して鈴木を質した。

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2019年8月 4日 (日)

エフアール「鈴木義彦」への公開質問(1)

Images_1 Img_0020 すでに報じている通り、「エフアール」の元代表取締役だった鈴木義彦による本誌記事削除の仮処分申立を東京地裁が認めたため、一旦は記事掲載に制約がかかったが、本誌は鈴木に反撃すると宣言して、記事を再度アップした。

2015年に掲載したこの記事について、鈴木が今頃になって削除を申し立てたこと自体おかしな話だが、わざわざ「陳述書」まで提出するという異例な対応をしていることから、鈴木にとってよほどの事情があるに違いない。鈴木が「陳述書」で強調している「裁判に勝訴したのに証券、金融口座が開けないのは記事のせいだ」という主張は、自ら「反市場勢力」と金融当局から認定されていると告白しているに等しい。

余りにお門違いの言いがかりで論外だが、本誌は鈴木が裁判に勝訴したことに大いに疑問を持ち、裁判記録を検証している中で、先ずは裁判に至る経緯を取り上げ、さらに鈴木が事実を隠蔽するために吐き続けた嘘の数々を列挙し、さらに訴訟の場で裁判官が何故鈴木の嘘を見抜けず(誤審)、誤りの判決を下すことになったかについて具体的に検証する。鈴木には本誌の問いに答える義務があると考えるが、鈴木をめぐる疑念と裁判官による誤審(誤判)については公にすべきと考え公開質問とする。

鈴木をめぐる裁判については、マスコミでも「有り得ない判決」と違和感を持って関心を寄せており、裁判記録を精査している記者が多くいるかと思うが、当方の意思に拘わらず、記事の削除という事態が起きたことを理由に鈴木に対する取材が滞ったり中断することはない。さらに本誌に寄せられている情報によれば、鈴木が今後刑事責任を問われるような事態がいくつも生じる可能性に言及する記者も何人かいる中で、裁判官が重大な誤認に基づいた判決を下しているのではないか、という疑念、そして再審請求の可能性すら想定しているようである。鈴木には海外に巨額の資金を隠匿しているのではないかという疑惑が以前からあり、それがここにきて急に浮上することになった理由は、ほかでもなく今回の裁判で原告(A氏 鈴木が「陳述書」で呼称)のまさかの敗訴に対して、双方の関係者やマスコミが誤審と考え精査が始まったからだ。裁判で判決は出ていても、誤判を疑われる故に鈴木をめぐるトラブルは依然として収束しておらず、却って周囲の関心が高まったといえる。

以下に挙げる事例は全て事実であり、鈴木がその場その場をやり過ごすために言いつくろった虚偽の証言が多く確認されている。

【編集部注記=本誌は元号使用に絶対反対の立場ですが、とくに裁判記録などでは元号表記が大半であるため、原資料と照合する際の簡便さからも元号を例外的に使用しました】

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