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2019年6月25日 (火)

「謎の失踪事件」を追う(1) 偽情報に振り回され警視庁が300人体制で1カ月捜索

Bldg_00002627_01 去る2月中旬頃、東京・池袋警察署に出された一件の「捜索願」をめぐって、警視庁本部の捜査員まで大量に動員され、大騒動になっていたことが捜査関係者の話で分かった。

「所轄に出された捜索願で本部が動くなどということは先ず有り得ないが、失踪者の親族や関係者から寄せられた話を聞いて、これは只事ではないということになった」(捜査関係者)

それによると、失踪者は「松尾憲之」という人物で、知人と会うために東京・赤坂で待ち合わせをしていたところ、突然、3人の男たちに囲まれ、「松尾さんだね。あなたが今やっていることは全て承知しているが、すぐに中止しなさい。そうでなければ、あなたの安全は保障できない」と脅され、恐怖を感じてその場を立ち去ったが、携帯電話も一切使用するなと言われたという……。

これが、親族や関係者から捜査員が聞かされた話だったという。池袋署の捜査員はその話を聞いて驚き、すぐさま捜索の体制を整えた模様だが、失踪者を取り囲んだ男たちの話の流れからすると、彼らの素性は不明ながら公安関係者ではないか、というので警視庁本部が動いた。松尾は決して知名度のある人物ではないが、行政機関や立法機関などに特異な人脈を有していたことから、重宝がられてきた人物という。
 
ところが、この話は全てでっち上げだった。失踪する直前に松尾から相談を受けた人物、早川充美が「俺に任せておけ」と言って、前述のような話を創作した上に、松尾の親族や関係者に情報として漏らし、揚げ句「自分の関係する組織で松尾氏を匿っている」という話を伝えたものだから、その話がそのまま池袋署に伝えられたという。

松尾は失踪後、約1か月して姿を現したものの、警視庁本部の捜査員は松尾本人から直接事情を聞かなければ収まらなかったのは当然として、しかし、松尾自身は早川の言うままに身を隠し連絡を絶っていたに過ぎず、捜査員を前にして釈明する言葉などなかった。とはいえ、警視庁では1日で300人もの捜査員が動員させられ、約1か月もの間、ニセ情報に振り回された上に早川から謝罪ひとつ無いことから、怒りを爆発させている。それこそ報告書1枚では済まされない話だ。

早川は何故、こんなとんでもない話を創作して周囲を混乱させたのか。そして松尾は何故、早川の言うままに約1か月も姿をくらますような行動を取ったのか。実は早川が国際機関(OECD=経済協力開発機構)に所属する国際公務員の肩書きを有していることで、今回の作り話がより真実味を帯びる結果になった模様だが、本誌は今後、早川の素性や経歴について徹底的に洗い出しを進める。

また松尾が失踪を偽装する背後には巨額の金銭が絡む話が潜んでいる模様で、警視庁もそれを承知しており、実態を掴む情報収集に努めているという。

それにしても、とんでもない話をでっち上げた早川については、どれほどの責任が、今後生じてくるのか。実は、松尾は去る5月30日以降、再度消息を絶ち、改めて「捜索願」が出されていることから、早川の関与が疑われている。警視庁は同じ轍を踏まないと早川は肝に銘ずべきだ。警視庁や親族、関係者に謝罪も無く何も無かったでは済まない。(以下次号)

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