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2019年2月21日 (木)

岩手・陸前高田市長選挙「5票差の波紋」、選挙管理委員会に「異議申立」が殺到、1000人を軽く超える勢い

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本誌1月25日付記事で、岩手県陸前高田市の市長選挙をめぐって、市庁舎の新築案件が争点になっている事情を取り上げた。詳細はその際の記事をご覧いただくとして、2月3日に行われた投開票の結果、現職の戸羽太が6504票、紺野由夫が6499票で、わずか5票差で戸羽が3選を果たしたが、その翌日、市民の一人が選挙管理委員会に異議申立を提出し、投票用紙の公開の場での再調査を求める事態になった。

これが「呼び水」となったのか、2月12日から紺野の支援者たちが相次いで選管に対し投票用紙の再調査と選挙の無効を訴える申立をおこなったのである。その数は2月18日現在で1000人を超え、申立件数は今も増え続けているという。関係者によると、申立をおこなった際の理由は複数にまたがっているが、その主なものを挙げると、
(1)戸羽は投票に際し、長男(20)と次男(18)を帯同して3人一緒に投票していたが、長男は市外の大学に通っており、実は投票権がなかった。選管は、選挙人名簿に基づいて有権者に入場券を送付し投票所にて選管職員が投票用紙を渡したが、入場券(もしくは投票用紙?)の裏面に「市外に通学する大学生は投票できない」と明記しながら、投票所でチェックをおこなっていなかった。
(2)投票所を訪れた住民女性が選管職員から渡された投票用紙は「白書」で、これは期日前の分として用意されたものだった。こうした選管の対応は明らかに選挙手続に不備、不具合が生じている。
(3)投票所を訪れた住民女性(老婆)に対して、選管職員が「戸羽氏に投票してください」と囁いた。同女性は「私は戸羽さんには投票しない」と言って拒否した。その後、同女性は警察署を訪れ、公職選挙法違反を訴えたが、「先ずは選管に不服申立をしてください」と言われた。

こうした理由はほんの一部に過ぎない。紺野側の支援者たちは、選管が公正さを欠き、公職選挙法を犯してでも戸羽を当選させようとしたに違いないという激しい疑念を抱いている。実は、紺野側の支援者たちがそうした疑念を持ったのは、期日前投票でも、また、当日のマスコミの出口調査でも紺野由夫の優勢が伝えられたからだった。

実際のところ、選挙管理委員会が戸羽の当選ため本当に「工作」などできるものなのか? すると、ある関係者が戸羽の側近中の側近とされる市幹部の名を挙げて次のように明かす。「戸羽市長でさえ、その幹部の意向に逆らえないとまで言われる人物がいる。市役所に勤める職員に対して『俺の出勤前に必ず出勤しろ』『俺の退勤前には退勤してはならない』『昼食は、俺が箸を持つまで箸は持つな』などと常日頃から威圧し、今や市役所内で強大な人事権を有している。戸羽不利の状況に危機感を抱いた、この人物が中心となって、選管に対して強要に近い働きかけをおこなったに違いない、との観測が広がった。これが選管に対する強烈な不信感となり、大量の異議申立になった」

ちなみに投票終了後、開票状況を取材していたNHK記者が、選管による開票結果を盛岡支局のデスクに連絡すると、デスクは驚かず、「戸羽派の陣営の中継映像で結果は分かった」と伝えたという(詳細はネット上の「NHK政治マガジン 特集」を参照されたい)。なるほど、選管が結果を公表する前に、戸羽の携帯に何者かからメールが入り、戸羽が「5票、5票!!」と叫ぶ映像と記事が掲載されている。公表前に結果を知らせることができるのは選管以外になく、ここからも戸羽陣営と選管の癒着が疑われている、ということだろう。

はたして、陸前高田市の選挙管理委員会は1000人を超える異議申立を却下するのか…。先の関係者によると、「選管が異議申立を却下したら、県に対して申立をする。それも却下されたら、訴訟をおこす」とあくまで強気だ。成り行きが注目される。

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