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2017年8月 5日 (土)

【ピリ辛ニュース】 格闘技団体「イノキ・ゲノム・フェデレーション」ふたたび臨時株主総会を開催、週明けの7日にも、対立の背景にはアントニオ猪木夫人「ズッコ」の存在

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本誌既報の、アントニオ猪木と猪木自らが設立した格闘技団体「イノキ・ゲノム・フェデレーション」(IGF)との内輪モメ場外乱闘だが、週明けの8月7日にも雌雄を決すると見込まれる。というのも、猪木サイドは同日に臨時株主総会の開催を要求しており、現在のIGFを快く思わない猪木サイドの株主提案が賛成多数で可決されると見込まれるからだ。猪木サイドは6月にも元IGF取締役の解任、国会議員になったことから離れていた猪木の取締役復帰などを議題とした臨総の開催を要求、しかしこの時は猪木サイドの委任取り付けのミスにより議案は否決されていた。その再戦がおこなわれるというわけだ。そして前回の臨総での主要株主の意向と議決権数から、今回はさすがに猪木サイドが勝ちを納めると思われる。

というのも前回の臨総で猪木サイドに付いたのが、「村さ来」「とりあえず吾平」などの外食チェーンを展開するジー・コミュニケーションと同社の創業者で現在はM&Aで吸収した駅前留学のNOVA代表取締役兼オーナーである稲吉正樹、レンタルビデオチェーンGEO社長の遠藤結蔵らで、これを「賛成派」とすれば、議決権数では猪木の30%を筆頭に約60%に及ぶ。そして賛成派が反対派に転ぶ可能性は考えにくいからだ。反対派には長年にわたり猪木を支援してきた実業家などがいるが、賛成派筆頭の稲吉とは不仲で、〝神輿〟である猪木の担ぎ手争いの対立が株主間にあるという。

また猪木という〝個人ブランド〟をめぐってもつばぜり合いがあり、猪木は今年2月に74才にして4度目の結婚をしたが、この元愛人で長年猪木の公認カメラマンをつとめてきた猪木田鶴子(旧姓、橋本。通称「ズッコ」)、NOVAの稲吉、IGFとの対立以後に猪木関連のイベントを開催する格闘技団体のA、稲吉の会社から猪木の秘書として送り込まれたŞが通称「4人組」として猪木を囲い、IGFらの古株を遠ざけている状態だという。そしてこの猪木側主要株主と公私にわたり猪木を囲む4人組らによる〝水面下〟の猪木争奪戦があり、〝水面上〟の目に見える対立が猪木とIGFとの対立なのだという。

では、猪木本人と周辺人物らの最終的な狙いは何か。IGF関係者の見立てはこうだ。


「ずばり、IGFの会社乗っ取りです。猪木さんサイドがIGFを乗っ取りたいにのは金銭的な理由があって、一つはIGFから請求されているズッコの不当利得返還請求を無効にするため。もう一つは、猪木さんのパチンコ台をリリースしている平和とIGFは格闘技イベントでの協賛金1億5000万円の契約です。これはIGFに入る金で猪木さんのところには直接いかない契約になっています。猪木さんはズッコの結婚と時を同じくしてコーラルゼットという猪木の商標の一切を管理やマネジメントをおこなう会社を設立していますが(社長・猪木、副社長・橋本)、この協賛金もここで独占したいというわけです。IGFは猪木さんが議員になってからの活動費用などを一部拠出していて、この処理をめぐって政治資金規正法の疑いがあることも主張していますから、これも雲散霧消したいというのもあるでしょう」

これらすべての動きは、猪木がズッコと結婚してコーラルゼットを設立してから急に動き出したのだという。その手始めが今年2月に猪木側からIGFに突き付けられた財務調査請求だったというのだ。

「ズッコは猪木夫人となってからもあいかわらず専属カメラマンとして文字通り24時間猪木から離れず行動していますが、ヒステリックでものすごく性格にクセがあって、猪木周辺からの評判は悪い。そのために長く猪木と付き合いのあった人すら離れていってしまうほどです。ところが稲吉はめずらしくズッコとウマが合う。両者の間では戦略的・金銭的な利害が一致しているのでしょう。我々はいろいろ問題はあっても猪木さんが好きで付き従ってきました。その猪木さんがズッコと結婚してから首をかしげるような行動を取るようになってしまった。猪木さんももう74で、口にはしないものの自分の衰えを自覚しているはずです。そんな猪木さんにしてみれば、ズッコの存在は非常に心強いのでしょう」

中国の歴史に例えるならば、大王そっちのけで丞相(じょうしょう)と後宮が結びついて政治を私物化している状態とでも言おうか。いずれにせよ、現時点での猪木とIGFのトラブルは以上のような思惑と勢力図で推移している。通常であれば猪木サイドのIGF乗っ取りが完了すると見込まれるが、直前に「地殻変動」がないとも限らない。その点も含めて結果がどう出るか注目される。(本誌・原正吾)

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