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2017年7月 4日 (火)

【ピリ辛ニュース】 地元横須賀市長選で2連敗中だった「小泉進次郎」、「若様」のなりふり構わぬ選挙戦、ネガティブキャンペーンも

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自民党の歴史的惨敗に終わった東京都議会議員選挙。下村博文の闇献金疑惑などもあったが、「もりとかけ」の問題で支持率低下が著しい安倍政権にとっては、追い打ちとなる大きなダメージを与えるものとなった。近年、自民党の苦戦が予想される選挙で、人気にあやかりたいと投入されてきたのが小泉進次郎だ。それは今度の都議選でも同様で、投開票4日前の6月28日(水)から小泉は都内各所を演説して回った。

前回の都議選では小泉は登板しなかった。というのも、小泉の地元、横須賀市長選で地元に張り付いていたからだ。実は、「外」の選挙で強い小泉も、「内」の選挙では弱かった。地元横須賀では、09年に弱冠34才でしかも無所属という新鋭の吉田雄人・現市長が当選して以来、吉田に2連敗中で、今回ほぼ同時期におこなわれた6月25日の横須賀市長選は小泉の「面目」を保つ上では決して負けられない戦いだった。

「地方の市長選でしたが、自民党の選挙戦は国政選挙さながら。神奈川県は官房長官の菅さんの地元ということもあって、菅さんの秘書が10人も入り必勝を期していました」(地元関係者)
まさになりふり構わずといった選挙戦だったという。小泉陣営が推した候補は、地元市議会議員の上地克明。あの歌手でタレントの上地祐輔の父親だ。上地祐輔は進次郎の兄でタレントの孝太郎らと幼馴染で、その父親だけに「お仲間」というわけだ。だが、上地は田川誠一の秘書を長く務めた人物で、田川と言えば、河野洋平や山口敏夫らと自民党を飛び出して新自由クラブを結成した人物。「死んでも自民党には帰らない」と述べ、同じ選挙区の小泉純一郎とは長く敵対関係にあった。本来的には自民党とは「水と油」の関係のハズだ。

しかし結局、上地と進次郎は自民・公明と民進が推薦する形で野合した。吉田市政8年の業績は、ハコモノ行政をストップした214億円の赤字削減、12の企業誘致の成功、軍港をアピールした観光振興で3倍の観光客を引き寄せると言う堂々としたもの。ところが上地の政策は、「音楽・スポーツ・エンターテインメント都市構想」なるものを掲げる。横須賀も地方都市の例外に漏れず人口減で衰退している。そこへ来ての積極財政で、要は、バラマキなのだ。

ところが吉田も足下をすくわれた。吉田が横須賀観光アピールにと、名刺の裏に地元飲食店などの割引を印刷していたがために、これが公職選挙法に触れるグレーな問題として喧伝され、ネガティブキャンペーンを張られることとなった。

「でも、クーポン名刺を配り始めたのは2010年から。選管から『控えるように』とは言われていたものの、『違法』とはされなかったので配っていたんです。ところが、今年に入って神奈川新聞が問題としてスクープ扱いしたところから、地元オンブズマンが告発したり、右翼が街宣するなど、急に争点となってしまった」(吉田陣営関係者)

こういった経緯の裏では事実はともかく、小泉陣営の働きかけを疑う声もあがっている。また、選管が普段なら投票を促すために流される現地スピーカーが、北朝鮮からのミサイル発射を伝えるJアラートと誤解されかねないとして、流されなかったという経緯があり、時期が時期だけに、吉田陣営からは「行政の忖度では」という声もあがっている。結果で見れば、前回の投票率を大きく下回る投票率となり、無所属の現職より地盤のはっきりした進次郎陣営に有利に働いた。

地元での勝利を受け進次郎は、「党にお返しをしなければ」と述べた。そのお返しが都議選での応援だったが、都議選惨敗の結果を受け、近く予定されている内閣改造では、さらなる「お返し」で入閣の可能性も高まっている。

しかし、前出・吉田陣営の人物はこう言う。「クリーンなイメージとは裏腹に、やってることは旧来型の選挙戦とゴリゴリの利益誘導政治。それでも大義があるのであればむしろ教えて欲しい」

今回の出来事は、「若様」にとっては一つの通過儀礼にしか過ぎないのかもしれない。

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