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2017年4月11日 (火)

【真相レポート】第3弾 ピクセルカンパニーズ「不正融資」疑惑、前社長関係会社へ消えた9000万円、黙認・隠ぺいした可能性のある現社長・吉田弘明が「内部統制」問題で最大の元凶という「皮肉」

ピクセルカンパニーズは今年3月末、子会社であった「ルクソニア」(代表・松田健太郎)をめぐる「不適切な会計処理」を認め、全社的な内部統制の強化・改善などを打ち出すIRを発表。「新経営方針」のなかには、「変革チーム設置」など再発防止を具体化するためのスケジュールまで記されていた。こうした一連の発表が「絵空事」にならないよう願うばかりだが、本誌が暴露した前社長関係会社への9000万円にのぼる「不正融資」についてピクセル社は依然として沈黙を守っている。はたして、こんなことで同社の内部統制は本当に改まるのか大いに疑問だ。

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さて前回のつづきである。不正融資先の佐藤昌弘前社長関係会社「レックス・コーポレーション」(=以下、レックス)の経理など実際の管理をしていたのは、旧ハイブリッド・サービス(=ピクセル社の前商号、以下、ハイブリッド)本体の社員Sであった。関係者によると、このSは佐藤の指示でレックスの銀行口座(=左写真、三井住友銀行池袋支店)から現金を引き出し、デリバリーするなど「裏仕事」の一切合財をやっていたという。通帳をみれば一目瞭然だが、旧ハイブリッドの完全子会社「コスモ」から振り込まれた7000万円(13年11月27日)と2000万円(14年2月10日)は、ほぼ即日で全額引き出されていた。レックスの経理資料(13年4月1日~14年3月31日)によれば、「販売経費等」の仮払金(前渡金)として8486万4566円が支出されていたが、本来の目的である「北柏プロジェクト」(=総額14億円のマンション買収計画)に使われた形跡はなく、どこかに消えていた。

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この9000万円のうち、佐藤が社長在任中に返済されたのは期日をとっくに過ぎた14年7月31日の1500万円のみだった。さすがに「大胆不敵」な佐藤と言えども、「健全債権」を装う必要にせまられ、急きょカネを用意した、とみられる。その2カ月後、佐藤はみずから取締役会に申し出て社長を辞任した。在任期間はわずか1年だった。後を引き継いだのは言うまでもなく現社長・吉田弘明である。関係者によると、吉田は就任早々、社内の大幅な人員整理を開始し、最終的に社員は半数以下になったという。それでも何故か、佐藤の指示で「裏仕事」をやっていた先の社員Sはクビになることもなく生き残っていた。そして、ここに社員Sが11月7日に申請した稟議書(=左写真)がある。レックスの「分割弁済」を月額150万円の50回に変更する内容で、添付書類の不備によって一度差し戻されたが、最終的には役員らの承認の後、社長の吉田が決裁していた。本来なら吉田はここで融資の中身を精査し、前社長の佐藤に対し民事・刑事の両面から法的責任を追及すべき立場にあった。しかし吉田は、14年第3四半期(7~9月)に1億9700万円もの貸倒引当金を追加で計上する一方で、この「レックス向け融資」だけは問題の先送りをはかった、と言わざるを得ない。


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案の定、この月額150万円の50回返済も約束通り履行されることはなかった。社員Sの個人口座(=左写真、三菱東京UFJ銀行新宿支店)からレックス名義で11月末に150万円が返済されたのを最後に途絶え、貸付残高は最終的に7050万円がのこったままになった。そもそもこの50回分割返済には「金銭消費貸借契約証書」で定めらた利子、遅延損害金がまったく計算されていない、という杜撰なお手盛りのものだった。
(以下、つづく)

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