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2017年3月29日 (水)

【真相レポート】 第1弾・ピクセルカンパニーズ「不正融資」疑惑、佐藤昌弘前社長の関与は濃厚、現社長が黙認・隠ぺいした可能性も

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「太陽光発電事業」をめぐる2億2000万円の損害賠償請求訴訟や「不正会計」疑惑などで揺れる「ピクセルカンパニーズ」(社長・吉田弘明、ジャスダック)。もともと同社はハイブリッド・サービス(旧商号)といってトナー関連の卸売りでは知られた存在だったが、新規事業として不動産、太陽光発電、そしていまやカジノ事業にまで手をだそうとしてる。その大きなきっかけは、約4年前の13年7月のSAMホールディングスによるTOB(公開買付け)で、同年9月27日には佐藤昌弘が新しい社長に就任した。当時を知る関係者はつぎのようにいう。

「KOBE証券出身の吉田弘明(現社長)が、不動産業を手広くやっていた佐藤をみこしに担ぎ上げてTOBをしかけた、というのが実態。バックファイナンスはアドミラルキャピタル代表の木下玲子(=SBI・HDの元執行役員)に決まっていたが、何故かドタキャン。あわてた吉田は元クオンツの山田恭太(=ジオネクストの実質オーナー)から約2億5000万円を借りる羽目になりましたが、なんとかTOBの成功にこぎつけたのです」

この山田恭太から借りた2億5000万円が後々、TOBの絵を描いた吉田に重くのしかかるのだが、今回はそれがテーマではない。「みこし」だったハズの佐藤昌弘が社長に就任したとたん、いかにも「不動産屋」らしいと言えばそれまでだが、「大胆不敵な行為」に及んでいたのだ。本誌が入手した内部資料や関係者の話を総合すると、佐藤は就任のわずか2カ月後の13年11月から翌14年2月にかけて、旧コスモ(現ハイブリッド・ファシリティーズ)という子会社を通じて自分の関係会社に合計9000万円を不正に融資させていた疑いが濃厚になってきた。融資先の会社は、「レックス・コーポレーション」(以下=レックス)という。同社はもともと佐藤の親族が創業した会社で、当時、代表についていたのは佐藤の関係不動産会社「レクシオ」のMという女性だった。さらに閉鎖登記簿をさかのぼると佐藤の妻も役員として登場する。「同族会社等の判定に関する明細書」にも「100%同族会社」とあり、佐藤の関係会社とみて間違いない。

旧ハイブリッド・サービスの13年12月19日付「取締役会議事録」によれば、第1回目の融資は7000万円で11月27日に実行されている。返済期日は1カ月後の12月26日。そしてこうある。「<契約理由> 当社の子会社である株式会社コスモが、(仮称)北柏プロジェクト物件の手付金として株式会社レックス・コーポレーションに対し貸付を行い、その後、別途当社との間でエントランス工事、内装工事、モデルルーム設営工事等のアドバイザリー契約を締結する」

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しかし、ここには重大な虚偽があった。すでに融資が実行される約1カ月前の10月31日に、なんと手付金1000万円が納付されていたのである。それが、売買の窓口となっていた「都市環境(株)」とレックスがとりかわしていた「地位譲渡契約書」(=左写真)である。

「この北柏プロジェクトは、倒産したソフトウエア興業が社宅として使っていたマンション3棟を14億円で買収しようとする計画だった。すでに佐藤は自分の持ち金600万円と他の社長からの400万円で1000万円の手付をうっていた。しかしレックスは税金を長い間滞納するような実態のない会社で、いずれ相手の方から契約を解除してきて、1000万円は返ってくることを見込んでいたんです」(関係者)

つまり「取締役会議事録」にある「手付金」というのは、単なる融資の名目にすぎなかった。「北柏プロジェクト」自体、まったく実現性はなかったと言える。「レックスの三井住友銀行池袋支店の口座から7000万円は即日引き出され、どこかに消えているのです」(前同)

案の定、1カ月後の返済期日がきても7000万円は返ってくることはなかった。そして、事態はさらに奇怪な方向へむかっていく。
(以下、づづく)

【編集部注=ピクセル社に架電し取材を申し込んでいるが、現在まで一切の返答がないことを申し添えておきます】

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