« 【アウトローな豆知識】 安倍晋三は即刻、首相・国会議員を辞任すべき、「みずからの言葉」をみずから「忖度」せよ!「昭恵・FAX」問題を無視する右派メディアにだまされるな! | トップページ | 【アウトローな豆知識】 自民党参議院議員・青山繁晴、籠池理事長を一度も直視できない「チキン」?!、3・23証人喚問(動画) »

2017年3月27日 (月)

【ピリ辛ニュース】 「夢の街創造委員会」株価操縦事件、判決せまるなか花蜜被告が本誌に独白、弁護団も検察官の不当な取り調べを指摘(2)

Images2

花蜜は、証券取引等監視委員会の1年2カ月にわたる取り調べに対し、調書上は事実関係を争う姿勢はみせなかった。そのため、告発を受けた検察側も、問題のない「自白事件」として扱ったようで、逮捕されることもなく、在宅での取り調べがはじまったという。
ところが、花蜜はここで初めて、「だまして引っ張り込もうという気持ちはなかった」「違法とも思っていなかった」と正直に述べたため、取り調べ検察官はなんとか「違法だとわかっていた」と認めさせようとした。それは結局、郷原信郎弁護士が指摘する「録音録画停止後の脅迫的発言」へとつながっていく。昨年5月14日の取り調べでは、検察官は録音・録画を停止した後につぎのように述べたという。

「花蜜さんの主張は否認ということになります。否認となれば、罪を認めていない、反省していないということになるので、それなりの対応をすることになります」
「花蜜さん、『関係者には寛大な処分を』と、取り調べ初日におっしゃいましたね。否認ということにでしたら、関係者も同様な対応をせざるを得なくなります」

ここでいう検察官の「それなりの対応」は花蜜の逮捕、「関係者も同様な対応」は関係者の起訴を意味していることは明らかだった。株取引の名義を借りていた知人Tさんも共犯者として監視委員会に告発されていた。Tさんをまきこむのだけは何としても避けたかった花蜜は、仕方がなく検察官の意に沿う供述をはじめることになった。

次回の取調べ(5月17日)では、録音・録画前に、検察官から弁護士と話をしたか聞かれ、花蜜は「やはり程度の差はあれ、罪の意識はあったと思います」と答えると、「よし」ということになり、そこから録音・録画がスタート。検察官はしらじらしく、「前回までは全く違法だと思わなかったと話していたのに、本当のことを話すことにしたのはなぜか」と聞かれた花蜜は、「逮捕されたり、共犯者が起訴されたりするのが怖いから」という本当のことは言ってはいけないと感じ、考えた末に、「当時の気持をもう一回冷静に考えてみた結果です」などと答えたという。

花蜜に対する取り調べは合計24回にわたるが、つぎのような場面もあった。検察官は、「出来高を多く見せかけて他人の売買を誘い込む目的で仮装売買を行った」などと認めさせようとしたが、花蜜にとっては「対当売買」は、株価上昇で評価益が出ている信用建て玉の「益出し」が目的で、それによって「出来高を多く見せかける目的」は全くなかったので抵抗した。そうすると6月5日、検察官から録音録画を停止した後に、「このままだと否認していると取らざるを得ない」と言われた。

翌日、検察官から再び、「出来高を多く見せかけて他人の売買を誘い込む目的」があったか否かを確認され、「ありました」と答えると、そこから録音録画がスタートした。この日も、検察官は、対当売買が違法な仮装売買だと認識していたか否かについて、「昨日までと今日とで、話が違うのはなぜか」などとしらじらしく質問。花蜜氏は、「よくよく考えてみた結果です」などと答えざるを得なかった。

これ以降の取調べは、検察官が一方的に話し続けて確認を求め、花蜜は、単にうなづいたり、「そうです」と答えるだけになっていく。そして、あたかも花蜜が話したかのような供述調書がつくられ、読み聞かされて署名をする、ということが繰り返されていったという。

こうしたことから花蜜の供述調書は「任意性がない自白」で、「他人を誤認させて売買を誘引する目的」があったとの「主観の立証」に検察は失敗した、と郷原弁護士は述べている。
「本来、取調べの録音録画は、被疑事実を否認している被疑者の取調べで、自白をさせようとする説得の経過や、供述変更の理由などを、そのまま録音録画記録に残すための制度のはずだ。しかし、花蜜氏の取調べの経過を見る限り、検察官には、そのような記録を残そうとする姿勢は全く窺われない。事実を認めるに至った肝心なやり取りは、録音録画の対象から外され、検察官の意向どおりの調書作成に応じている被疑者と検察官との間での調書作成の過程が記録されているだけなのである」
(「郷原信郎が斬る」2月20日)
 
【以下、つづく】

« 【アウトローな豆知識】 安倍晋三は即刻、首相・国会議員を辞任すべき、「みずからの言葉」をみずから「忖度」せよ!「昭恵・FAX」問題を無視する右派メディアにだまされるな! | トップページ | 【アウトローな豆知識】 自民党参議院議員・青山繁晴、籠池理事長を一度も直視できない「チキン」?!、3・23証人喚問(動画) »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/130981/65073158

この記事へのトラックバック一覧です: 【ピリ辛ニュース】 「夢の街創造委員会」株価操縦事件、判決せまるなか花蜜被告が本誌に独白、弁護団も検察官の不当な取り調べを指摘(2):

« 【アウトローな豆知識】 安倍晋三は即刻、首相・国会議員を辞任すべき、「みずからの言葉」をみずから「忖度」せよ!「昭恵・FAX」問題を無視する右派メディアにだまされるな! | トップページ | 【アウトローな豆知識】 自民党参議院議員・青山繁晴、籠池理事長を一度も直視できない「チキン」?!、3・23証人喚問(動画) »

「真相レポート」発刊のお知らせ


  • 「東京アウトローズ」創刊から15年。編集長・奥村順一と「財界展望」(現ZAITEN)編集部の元メンバーがここに結集し、新媒体『真相レポート』を発刊します。われわれの強みは、企業スキャンダル、経済事件などの分野で他の追随を許さない情報ネットワークと、何をも恐れない意志力にある、と自負しています。今後の展開にご期待ください。
  • http://shinsou-report.com/

Twitter@奥村順一


  • 編集長・奥村が裏情報などいろいろとつぶやきますので、よろしければフォローお願いします。
  • @TokyoOutlaws | Twitter

内部告発・情報提供を求む

  • 内部告発・情報提供はFAX 03-5837-4872 もしくはtokyo-outlaws@nifty.comまでお願いします。本誌スタッフが取材し、記事化いたします。

アウトサイダーズ・レポート


  • 「東京アウトローズ」でエナリス粉飾決算事件などを報じた半田修平が独立。「総提灯記事化」するマスメディアに対抗し、〈インサイダー〉とは一線を画した言論を展開する。
  • OUTSIDERS report

Twitter@東京アウトローズ


  • マルクス主義を標榜する編集長・奥村順一が独断で展開する「東京アウトローズ」裏バージョン。反米・日米安保粉砕。安倍極右政権打倒、沖縄辺野古新基地建設阻止、在日米軍は即時撤退せよ。多国籍企業を利する「日米FTA」交渉に断固反対。非正規労働者の党と反資本主義潮流を。体制の補完物である大手メディア批判、そして全世界で闘う人民大衆の動きにも眼を向けていきたい、と思います。私たちは独自の視点から大企業・独占資本の不正をあばく「戦闘的ゲリラ・マガジン」を目指します。
  • Twitter@東京アウトローズ

訪問者


「原発利権」白川司郎による言論弾圧弾劾!!

2017年7月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

広告

無料ブログはココログ