« 【アウトローな豆知識】 国有地払下げで「不正取得」疑惑が急浮上する「国家神道」学校・森友学園、本来なら安倍政権を直撃しかねない「重大事件」 | トップページ | 【ピリ辛ニュース】 ピクセルカンパニーズ「太陽光発電事業」をめぐる「2億円訴訟」の奇々怪々、新興仕手筋「松浦正親グループ」の名も浮上 »

2017年2月23日 (木)

【アウトローな豆知識】 原発の「既得権益」にしがみつき圧力団体と化した「連合」指導部、蓮舫・民進党は「脱原発」を鮮明にし「野党共闘」路線に大きく舵をきれるか

Images

Imagesmymknjej

どの世論調査をみても6%前後の支持率しかない蓮舫・民進党。しかし、改憲、南スーダンPKO、辺野古新基地建設、天皇生前退位、共謀罪(=テロ等準備罪)、「日米版FTA」など、日本の将来を決定づけるような政治的諸課題は山積みだ。一方、ウソか本当か知らないが、最近の「読売新聞」によれば、安倍政権の支持率は約66%と7割近くに跳ね上がっている。もはや、これは「絶望的な差」にもみえる。

さすがの蓮舫も、このまま「低空飛行」をつづけていくわけにはいかないと、3月党大会(=12日開催予定)で次期衆院選挙の公約に「2030年原発ゼロ」を打ち出す方針をかためた。従来、この党は「2030年『代』原発ゼロ」を主張し、再稼働についても曖昧な態度に終始してきた。今回の方針転換は、「脱原発」の明確な前倒しを意味し、再稼働に反対する共産・自由・社民3党との「共通政策」のすり合わせをより現実的なものにするだろう。つまり、蓮舫は党内外の反対派をおし切って、「野党共闘」路線に大きく踏み出す決意をようやくした、というわけだ。17日に蓮舫と会談した自由党の小沢一郎代表は後日の記者会見で、「蓮舫氏の意志は固いと推察した」、「(原発ゼロの目標年次が)限られていれば、いいことだ」と歓迎の意を示した。

しかし、これに猛然と反発しているのが、民進党の最大支持団体「連合」の神津里季生(こうづ・りきお)会長だ。さっそく、右派系タブロイド「夕刊フジ」は、「蓮舫氏、連合まで怒らせた 根回しせず原発ゼロ発言 神津氏の堪忍袋の緒が切れた」などと、いつもの調子ではやし立てた。神津は21日、時事通信のインタビューに次のように答えている。「政権担当能力がある政党と見てもらえることが望ましいが、(前倒しの2030年原発ゼロは)逆行するものだ。本当に政権を取るつもりがあるのか」「(共産党とは)国家像、基本政策が違う。政策協定や相互推薦はあり得ない」。

まさに東大卒業後、新日鉄に入社し、組合専従という名の「労務担当」をぬくぬくとつづけ、「労働貴族」の頂点にまで立った男らしい「模範解答」だ。しかし実は、連合は原子力政策を長い間明確にしてこなかった、という歴史的経緯がある。ようやく「原発容認」に傾いたのは「原子力神話」が社会的なピークを迎えた09年だった。言うまでもなくその2年後、福島をおそった11年の「3・11」は状況を一変させた。にもかかわらず一度機関決定したのをよいことに、「原発容認・再稼働」を金科玉条的に唱えつづけているのが神津ら連合指導部なのだ。昨年の新潟知事選挙では、神津らの圧力で民進党は自主投票に追い込まれたが、共産・自由・社民3党が推す再稼働反対の候補が勝利したことは記憶に新しい。さらにここに来て「東芝問題」の発覚だ。アメリカの原発建設で7000億円もの損失を出し、喧伝されてきた「原子力ビジネス」がいかに幻想に過ぎなかったかを満天下に示した。逆にここで、神津ら連合指導部には、「新潟・東芝」問題でつきつけられた現実をどう総括しているのか、聞きたいくらいだ。これまでどおりウソで塗りかためられた原発・電力資本の代弁をつづけるのか、それとも国民、労働者の普遍的利益を擁護するのかと。

ちなみに、連合は51産別、組合員689万人を擁する大組織であることは事実だ。しかし、今回表立って異を唱えているのは、電力総連(組合員21万人)、基幹労連(同25万人)、電機連合(61万人)の3つの産別労組に過ぎない。一部新聞報道によると、この3労組の幹部は17日、さっそく野田佳彦幹事長と会い、「30年原発ゼロ」方針を再考するよう要請したという。また、党内で意見集約をはかるエネルギー環境調査会(会長・玄葉光一郎前外相)では、旧民社党系幹部の高木義明が「前倒しの必要はない」と言い切るなど徹底抗戦の構えで、いつもはいるのか、いないのか分からないような3労組の組織内議員どもがここぞとばかりに執行部を揺さぶっている。まさに原発・電力資本にからめとられた「既得権益」にしがみつく連中で、自らの行動が安倍政権をいかに利するか、などとは思い至らないのだ。すでに電力総連など3労組は、本当に支持団体なのかさえ怪しい。傘下の組合員に対する支持政党のアンケート調査では、自民党が民進党を上回るケースが多いのが実態だ。

神津ら連合指導部は、共産党が歩み始めた「現実路線」を絶対に認めようとはしない。しかし、日米安保、自衛隊そして天皇制といった基本政策で国民の多くが驚くような転換をみせている。今回は共産党に関してこれ以上の言及は避けるが、「自分の意志は貫きたい」とする蓮舫がどこまでやれるのか注目したい。

« 【アウトローな豆知識】 国有地払下げで「不正取得」疑惑が急浮上する「国家神道」学校・森友学園、本来なら安倍政権を直撃しかねない「重大事件」 | トップページ | 【ピリ辛ニュース】 ピクセルカンパニーズ「太陽光発電事業」をめぐる「2億円訴訟」の奇々怪々、新興仕手筋「松浦正親グループ」の名も浮上 »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

« 【アウトローな豆知識】 国有地払下げで「不正取得」疑惑が急浮上する「国家神道」学校・森友学園、本来なら安倍政権を直撃しかねない「重大事件」 | トップページ | 【ピリ辛ニュース】 ピクセルカンパニーズ「太陽光発電事業」をめぐる「2億円訴訟」の奇々怪々、新興仕手筋「松浦正親グループ」の名も浮上 »

「真相レポート」発刊のお知らせ


  • 「東京アウトローズ」創刊から15年。編集長・奥村順一と「財界展望」(現ZAITEN)編集部の元メンバーがここに結集し、新媒体『真相レポート』を発刊します。われわれの強みは、企業スキャンダル、経済事件などの分野で他の追随を許さない情報ネットワークと、何をも恐れない意志力にある、と自負しています。今後の展開にご期待ください。
  • http://shinsou-report.com/

Twitter@奥村順一


  • 編集長・奥村が裏情報などいろいろとつぶやきますので、よろしければフォローお願いします。
  • @TokyoOutlaws | Twitter

内部告発・情報提供を求む

  • 内部告発・情報提供はFAX 03-5837-4872 もしくはtokyo-outlaws@nifty.comまでお願いします。本誌スタッフが取材し、記事化いたします。

アウトサイダーズ・レポート


  • 「東京アウトローズ」でエナリス粉飾決算事件などを報じた半田修平が独立。「総提灯記事化」するマスメディアに対抗し、〈インサイダー〉とは一線を画した言論を展開する。
  • OUTSIDERS report

Twitter@東京アウトローズ


  • マルクス主義を標榜する編集長・奥村順一が独断で展開する「東京アウトローズ」裏バージョン。反米・日米安保粉砕。安倍極右政権打倒、沖縄辺野古新基地建設阻止、在日米軍は即時撤退せよ。多国籍企業を利する「日米FTA」交渉に断固反対。非正規労働者の党と反資本主義潮流を。体制の補完物である大手メディア批判、そして全世界で闘う人民大衆の動きにも眼を向けていきたい、と思います。私たちは独自の視点から大企業・独占資本の不正をあばく「戦闘的ゲリラ・マガジン」を目指します。
  • Twitter@東京アウトローズ

訪問者


「原発利権」白川司郎による言論弾圧弾劾!!

2017年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

広告

無料ブログはココログ