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2015年3月24日 (火)

【東京アウトローズ 3行情報】 上場廃止の瀬戸際「オプトロム」、27日払込「8億円増資」の裏側、有利発行による「売り抜け目的」は明白

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■本誌既報の名証セントレックス上場「オプトロム」(三浦一博社長=写真)。同社は周知のように、5億3800万円まで膨らんだ債務超過(今期第3四半期時点)を今月中に解消しなければ上場廃止という瀬戸際にある。そのため9日、約8億1500万円の第3者割当増資などを公表した。26日開催の臨時株主総会で、この増資が承認されれば、翌27日に資金が払い込まれ、オプトロムは「当面の危機」を脱するかに見える。しかし本誌取材によれば、今回の増資には幾つかの問題点が浮かび上がってきた。

■同社の発行済株式数6875万株に対して、新株だけで5036万株が発行され、これに潜在株式数4453万株の新株予約権が加わる。その希薄化は138%に達する。しかも発行、行使価格はいずれも16・2円で、直前の6日終値39円に対して58・5%ものディスカウントになっている。この増資スキームを見た市場は発表の翌10日、債務超過を回避する道が示されたにもかかわらず、株価は大幅安という反応だった。同社株は現在、30円前後で推移している。

50頁におよぶ会社側IR資料を詳細に読んでいくと、そこには驚くべきことが記されている。例えば20頁には、こうある。「第三者機関である株式会社ヴァ―リック・インベストメント・アドバイザリーに当社の株価算定をお願いしましたところ、当社の1株当たりの価値は0~3円との評価を受けました」。

■さらに、過去の増資(=第3回、4回新株予約権発行)について、資金使途が計4回も変更され、コンテンツ配信、閉鎖型野菜工場、高栄養飼料製造などIRされてきた新規事業計画に資金はほとんど投資されず、進捗していない実態が明らかになっている。割当先との長期保有方針との確認も反故にされ、短期で市場売却ないしは予約権譲渡され、コミットメントに何ら効果がなかった、という。

■では、今回の増資割当先はどうなのか。大半を引き受ける「ウインドラクション投資事業有限責任組合」の出資比率(26日予定)は、99・97%が中村義巳という人物になっている。この中村は、千葉県下最大のBMW正規ディーラーである「NakamitsuMotors」の元代表取締役で、過去にオートウェーブ、クレアホールディングス、カーチスホールディングスなど上場会社の増資引き受けで実績のある個人投資家というふれこみになっている。しかし、中村の名前が表に出てくるには、次のような裏の事情があったという。「名証も納得するような億単位の残高(証明書)を出せる増資先が必要だった。そこで今回、千葉の大手ディーラーとして知られる資産家の中村さんに白羽の矢があたったわけですが、これはあくまで名義上のことで、実際に資金を入れるのはまったく別のところなんです。(マルチ商法関連)ネットワークのG、ブローカーのYらが資金を集めて、投資組合を通じて増資する、これが実態です」(関係者)

■よく「お金に色はついていない」と世間では言われることだが、末端に至っては1人あたり数十万円単位の金を吸い上げているマルチ・ネットワークの資金が、今回の増資資金の大半を占めているわけだ。こうした類の資金は、言うまでもなく一定の利回りを謳って集められており、有利発行という眼前の利益を出すこと、つまり如何に売り抜けるかが優先されるのは火を見るより明らかだ。長期保有による安定株主など望むべくもない。

■オプトロムは、昨年9月から今年2月までの半年間で金融機関以外の個人、法人から合計4億2100万円を借り入れている。これについて、前出の関係者は次のように証言する。「会社側は、時価の半額でDES(Debt Equity Swap)を発行する、ということで借金をかさねてきた。しかし、名証がこのDESの発行を認めなかった。そのため今回の新株発行と新株予約権を抱き合わせる増資スキームとなった。27日に払込予定の8億円から、この約4億2000万円の借金はすべて優先的に返済され、行使価格16・2円という有利な新株予約権もそれぞれ借入先に割当られる、裏の約束ができあがっているのです」

■なんのことはない、今回の増資スキームは実質上、名証が最後まで認めなかったDESなのである。これ以上詳述はしないが、オプトロムという会社は、その実態を本誌が取材した結果、すでに上場企業の体をなしていない、と言わざるを得ないのである。

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