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2014年10月23日 (木)

「アベノミクス」にのって新規上場した「エナリス」、実態不明の会社に「巨額売掛金」、疑惑次々と

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■原発事故の影響で雨後の竹の子の如く乱立した新電力事業(PPS)だが、近年、問題のハコ企業が相次いで手を出している側面がある。石山GatewayHoldingsやリミックスポイントなどはその一例だ。しかし、経産省が固定買取制度の見直しに取り掛かったことを受け、新電力ブームにも陰りが見え始めている。

■そんな中、新電力事業で急成長し、アベノミクス株高の時流に乗って昨年末にIPOしたエナリス(6079 マザーズ)にある疑惑が持ち上がっている。主幹事は野村証券で、初値は公開価格を大幅に上回り、社長の池田元英も経済紙のインタビューに度々登場するなど、人気銘柄の一つでもある。ハコ企業とは縁のないように思えるエナリスに一体何が・・・。

■疑惑とは、エナリスの売上に実態の伴っていないものが紛れている可能性である。前期(2013年12月期)のバランスシートに計上された売掛金約33億円のうち、約10億円は「テクノ・ラボ
株式会社」という会社に対するものである。ところが、この会社に実態といえるものはほぼ無いことが本誌取材で分かった。現地は廃材置き場のような場所である(写真を参照)。この「テクノ・ラボ」、石山GatewayHoldingsとも多額の取引があることが分かっている。


■エナリスの前期バランスシートに計上されている売掛金の大半は、「太陽光発電設備及びディーゼル発電機設備の販売等」によるもので、全体の8割強の28億円に上る。これはエナリスの一般企業向けサービスの「エネルギーマネジメント事業」、電力トレーディングと電源開発の「パワーマーケティング事業」という2つのセグメントのうち、後者に属する。前者の売上は35億円で、後者が66億円なのに対し、一人当たりの売上高は前者6472万円、後者は6億90万円と10倍近い差が生じている。いびつな事業構造がそこにはある。

■エナリスは、文字通り爆発的な成長を遂げた会社である。11年度の売上約15億円が13年度には約102億円となり、14年第二四半期時点では約124億円に達している。池田は『週刊エコノミスト』のインタビューで「20年までに売上高は1兆円を超えなくてはと思っています」と大見得を切っている。

■だが、利益を見ると11年は約2億6000万円、12年は4億1000万円、13年は4億2000万円、14年第二四半期は2億円と、売り上げの伸びに対して利益率は著しく下がっている。加えて営業キャッシュフローは常にマイナスである。13年は△9億1000万円、14年第二四半期は△15億円である。エナリスはキャッシュの不足分を今年5月の増資で約54億円、そして約18億円を新たに借り入れることで賄っている。要は「株券を刷って」、会社をまわしている状態だ。

■むろん、こうした財務の怪しさは、電力需要の急増で資金が追い付かなくなっているだけかもしれない。しかし、エナリスがきちんと説明をしないから疑念が深まってくる。本誌は「テクノ・ラボ(株)」や財務に関する質問をぶつけたが、エナリスは「個別事例における詳細の回答は、控えさせていただきたく存じます」の一文を返してくるのみであった。普通、会社にとってあらぬ疑いをかけられたら、否定するなり、説明するなり、それなりの対応を取るものである。

■さらにもう一つ不可解な点がある。エナリスは今年2月、東京・南青山の「日本エネルギー建設」という会社を買収した。同社は、12年4月に設立されたばかりの会社。帝国データバンクによると、13年3月期は総資産6億3000万円、純資産約6000万円で、売上は3億8000万円なのだが、純利益は56万円しかない。エナリスはこの会社の株式46%を約9億9千万円分の株式交換で、残り54%を10億8000万円で取得した。これにより、20億円近いのれん代が計上されている。

■エナリスはこののれんを8年間で均等償却するが、今の利益率では今後、大幅な減益が予想される。日本エネルギー建設のデューデリジェンスは株式会社パートナーズ・コンサルティングがおこない、評価法はDCF法によるものである。この評価法は、過去の実績よりも将来的な事業計画に重きを置くもので、売り側にとって有利な評価が算出されやすいが、それにしても20億円とは大きすぎるのではないか。

【本誌スタッフライター 半田修平】

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コメント

先程、この記事を証拠として添付し「証券等監視委員会」に風説の流布に該当する旨通知しました

ご苦労様でした。ただ当サイトは、証券取引等監視委員会、金融庁の方が常時見に来られているので、
あまり意味がなかったかもしれませんね。

証券取引等監視委員会、金融庁とパイプがありそうですね。
お互いに情報交換する的な。

石山GWも絡んでいますね。

 どうもエナリス側のコメントを信じ込んでいる人が多いようですが、本誌が指摘した「テクノ・ラボ」が間違いだと言うなら、何故、はっきりとエナリスは否定しないんでしょうか。

エナリスは「本店は東京都千代田区平河町に所在」と言ってますが、ないことを第3者に証明するのは難しいので、本誌記事に疑念のある方は登記簿謄本をとってみてください。

おお!エナリス、今テクノラボに関する売掛金が問題になってストップ安ですね。
帝国データバンクに知り合いがいるから聞いてみるよ。
とにかく、野村が絡んでるならでっち上げの可能性も否定できない。
そもそも前例があるから、こういう疑惑を持たれる訳で
納得できないなら説明すればいい。
過去にこういう事があって、裁判で説明をするとか言って、裁判は開かれるけど、
最終的には示談になるんだよな。

テクノ・ラボ(株)という名の会社に対する10億円もの売掛金、日本エネルギー建設社買収時の20億円もののれん、営業キャッシュフローは連続マイナス、売上高と利益の推移などは、既に開示されている有価証券報告書や四半期報告書をちゃんと読めばわかるお話ですね。

うわべだけのニュースではなく、会社の開示している財務書類をしっかり読んで分析しないといけないな、と考えさせられました。

大変勉強になりました。

ここの記事が嘘でエリナスが優良企業だと信じる人は、今こそ全財産を突っ込んで株を買えば良かろう。

本誌を誹謗中傷し、エナリス側を信じたいというお気持ちは、分かりますが、本誌記事
は何ら間違いを書いていません。

本誌は創刊して10年以上(何回かの中断を経て)たちますが、過去に「武富士盗聴事件」
「平成電々」「サイバーファーム」「アート引っ越しセンター」「アーバンコーポレーション」など
で1000本以上の記事を配信し、大きな反響を得ています。その中で一度たりとも「誤報」
「意図的なねつ造」の類を指摘されたことはありません。

「エナリス」ごときに本誌記事を「書き込み」と言われる覚えはないのです。

今回の東京アウトローズの報道は,
<本誌の記事はエナリスの有報やIRをもとにした分析と現場取材によるもの>
とのこと.

ようするに
1)エナリスの有報やIR,
2)テクノ・ラボとの何らかの関連の痕跡を認める現場.
の2点のみを材料として構成した,あくまでも推察にすぎないことのようです.
それ以上の確たる事実はあるのでしょうか.

推察にすぎないことを,大変な大発見をしたかのように流布した.
というのが東京アウトローズの報道についての現時点での真実のように思われます.

公に報道する前に,事実関係の精査をすべきではなかったでしょうか?
電話で問い合わせるだけではなく,エナリスの会計責任者,監査役,顧問弁護士,取引銀行,提携先の企業,テクノ・ラボの関係者,同じビルに同居していた全国発電推進機構の関係者,石山GatewayHoldingsの関係者などと面談し,報道内容の信憑性が高いこと,世間に知らせる価値が高いことを確かめる努力はしてあるのでしょうか?
そのような形跡はないようです.

極めて信憑性が高いとの確信がなければ,東京アウトローズの報道は単なる「風説流布」と判断されていかるべしと思われます.


今日(10/28)エナリスが疑惑の解消説明を発表しましたがご意見は?
私の意見としては売上の計上基準がこれでいいのか?という感じ 手数料の所

続報を期待しています。12月中旬の決算発表に合わせていただければ幸いです。

株式会社エナリスは、バイオ燃料を始めるため、インドネシアのローカル会社を通じて現場の原料を視察をし、視察経費を殆どをインドネシアローカル会社に支払わせた。
バイオ燃料になる原料を、インドネシアローカル会社から仕入れる約束で、資料等を全て提供していたが、結果、インドネシアローカル会社で勤務していた日本人を引き抜き、インドネシアローカル会社を裏切った。調べによると、インドネシアの会社は、エナリスに損害の訴訟の準備をしているようだ。この引き抜いた日本人も、地元で大変な借金をし、また地元ヤクザからも資金を提供してもらい
大失敗した、とんでもない男である。素性も調べす雇用し、エナリスの株主に大変ない損害を与えるであろう。

11月27日木曜日  
株式会社エナリスのインドネシア法人に勤める 背戸 克念(詐欺師) と
その部下遠藤 冬樹 その友人 小川 ヤスフミ がジャカルタのイミグレーションに偽の終業許可書で仕事をしていて検挙された。
1週間以内に国外退去になるか、高額な罰金が要求されるであろう。

記事としての方向性には間違いがあるとは思いませんが、

「経産省が固定買取制度の見直しに取り掛かったことを受け、新電力ブームにも陰りが見え始めている。」

という指摘はいかがなものでしょうか?新電力とFITははっきり言って関係ないかと。確かに太陽光のみを電源としているPPSならその影響はあるかもしれませんが、べつにPPSが再エネばかりを電源にしているわけでもなく(火力発電所をメインにしているところも多々ある)、新電力ブームに陰りがでているとしたらエナリスのような行儀の悪い会社がイメージを悪くしているということじゃないですかね。

記事の細かいところではミスリーディングがあるように思いますが。

エナリス厨ざまあ( ´艸`)プププ
連続S安、大納会で1円かな???

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