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2009年7月 7日 (火)

【真相レポート】ラブホテルまで買いあさっていた東証1部「CSKホールディングス」グループ

Dscn219039909年3月期に1600億円を超える巨額損失を出した東証1部「CSKホールディングス」(福山義人社長)。その損失の大半は、グループ子会社などを通じた証券、不動産投資によるものだった。「会社四季報」(東洋経済新報社)も、「不動産証券化案件(前期末残高965億円)の減損続けば債務超過の危機」などとした上で、「不動産証券化はじめ情報開示少なくIRに不信感」と、東証1部上場会社とは思えない極めて異例な指摘をしている。

そうした中、CSKHDは2日、150億円を超える規模の資本増強に関する「基本合意」を公表した。しかし、同社のニュース・リリース(=冒頭右写真)をよくよく読むと、「アント・コーポレートアドバイザリー」(ACA)との優先株発行をめぐる合意は「最終契約」ではなく、今後、取引金融機関の同意と、ACAによるデューディリジェンスの結果次第というもの。9月末をメドに優先株の発行を目指す、としているが、具体的なことはまだ何も決まっていない。

ACAの主要株主は大手総合商社「住友商事」だが、同社広報部も「たしかに持分法適用会社ですが、住商カラーという点では独自色の強いところです」と言うように、今回の基本合意にどこまで住商本体が関わっているかも不明である。CSKHDは、このACAの協力を得ながら、「不動産証券化ビジネスからの早期撤退」を表明。それに伴う特別損失のさらなる発生の可能性も示唆している。

Dscn2540Dscn2544これまで、CSKHDが展開してきた「不動産証券化ビジネス」は、開示情報が少なくほとんどベールに包まれてきた。しかし本誌は、その一端を垣間見させる不動産物件に行きあたった。新宿歌舞伎町のラブホテル(=左写真)がそれである。登記簿謄本によると、平成18年12月に「ダウラギリ合同会社」が取得しているが、取引の経緯に精通する関係者は次のように証言する。
「整理回収機構から約21億円で任意売却してもらった物件だったが、CSKファイナンスによるフル・エクイティで、ダウラギリというのはSPC(特別目的会社)。この取引には、隣接するラブホテルとの井戸をめぐる使用権などで、有名な地面師I氏(真珠宮ビル不正登記事件で有罪判決)も一枚噛んでいました」

ちなみに、この「ダウラギリ」はヒマラヤ山脈の世界で7番目に高い山で、CSKが絡む不動産取引では、世界の名峰を冠したSPCが数多く使われているという。そのため、登記簿上はSPCだけで、CSKの名前は一切出てこないので、第三者には把握が非常に難しくなっている。こうした手法は、破綻した「アーバン・コーポレイション」でもよく使われていた。前出の関係者によれば、2年半前に約21億円で取得したこのラブホテルも最近、横浜の会社に3分の1の7億円ほどで損切りした模様だ。

このようにラブホテルまで買いあさり、挙句のはてに大きな損失を出しているCSKHDの「不動産証券化ビジネス」とは一体何だったのか。改めて問われるべき問題だ。しかし、同社は本誌の取材に「個別の不動産案件の詳細について守秘義務等の制約があることから、回答を差し控えさせていただいております。なお、不動産案件に関する反社会的勢力との関係はございません」と木で鼻をくくったような返答だった。

すでに本誌は、同社の驚愕すべき他の不動産案件も複数把握し現在、取材を進めている。詳細が分かり次第お伝えしていきたい。

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コメント

CSKが今にも倒産しそうな記事を書き、今も存続していることへの弁明なのか、「東洋経済も危ないって言ってる」。

ラブホファンド〓今巷の主婦までもがハマッてる(笑)! 詐欺師どもの新たな手口~あのNK新聞にまで広告宣伝(笑)~春幻社(笑)?

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