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2009年1月 5日 (月)

【経済コラム】ビンボーの原因はパチンコ

結論=日本の豊かな未来は、社会からパチンコを失くす難事業に託されている

我が国でパチンコや競馬などのギャンブル市場を支えてきた客層は、「借金して博奕狂い」が常識だった。一般論としてサラ金の過払い金獲得者は、爾後の新規借り入れが不可能となる。多くのパチンコ・マニアにとって、一旦キレイになった身上であろうと、「博奕はビョーキ」。大儲けを目論んで無謀な賭けに走り、借金を増やし、多重債務に至り、経済的に困窮するケースは後を絶たない。ギャンブル依存症は、世界保健機関(WHO)が1980年から認定した正式な病気であり、診断名は病的賭博( Pathological Gambling )という。

過払い金請求によって、一旦は生活が安定したと想定しよう。けれどもサラ金から取り返した100万円なんか、パチンコを再び始めればアッという間に「溶けてしまうぞ!」。そして、二度と借金できなくなった彼等が残る人生を「読書や音楽鑑賞などの平穏な趣味」で暮らすと想像できるだろうか?

Image001以下は金融庁のホームページから抜粋コピーしたもの。字が小さくて読み難いが、いちばん左が昭和61年、右側が最新版の平成20年11月末現在である。
http://www.fsa.go.jp/status/kasikin/20081225/01.pdf

サラ金業界にとって過払い金の悪夢は、株価を1/60まで暴落させた。
2006年1月のアイフル株価 10,650円 ⇒ 2008年12月安値 176円

全国津々浦々の繁華街で、毎朝9時半からパチンコ店に整列して並ぶギャンブラーたち。例えば、開店後の10時10分までに1店舗150人が着席し、勝負を始めたと想定しよう。日本全国では約210万人の人々が遊技機にしがみつき、関連従業員40万人を加算すると総勢250万人が〝 パチンコ事業 〟に就業している計算になる。

就業時間は10~22時の12時間だが、途中休憩や大勝利あるいはスッテンテンなどの事情により4~8時間で順次交代を旨とする。ちなみにパチンコ産業の売上げ代金は全米の商業カジノの10倍近い規模である。

Image002_4Image003_3 大手機器メーカーの平和(6412)とTOPIX(998405)の比較チャート

(本誌・宝田豊)

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コメント

ほんまそう思います。
新開地本通り200メートルはパチンコ屋だらけで
ボートもあって昔の面影なしでゴースト・タウン。
アートビレッジセンターが出来たんですが…
グレン・グールドの映画なんぞは絶対見ません!
ビンボーの連鎖です。
子供の頃から遊び場所がパチンコ屋でおます。
家はダウンタウンより狭いうさぎ小屋で
安心する場所がパチンコ屋?
ショート・ピープルで気の毒です。

同感です。
パチンコ関連の記事を今後もお願いします。

ギャンブルは浪費だが旅行やグルメは良いって考えも極論だと思うけどね。
ディズニーランドでお金使うのとパチンコでお金を使う事の違いは無いし。
某国に送金とかネットのアレで過剰反応になりすぎてると思う。
日本は大人が一人で休日に遊べる場所ってそれ程無いですよ。
外国の真似してゴルフしてたって鳥篭みたいな場所で打ちっ放しばかりですし。
上場はさせない(したくない)人がいるんでしょうけどさっさと上場して
お金の動きを透明化させりゃパチンコとも上手く付き合えるんじゃないかと思う。

韓国はパチンコを禁止したのに日本では堂々と営業している。
元警視総監がスロットメーカーに天下ったり、平沢のような警察官僚上がりの国会議員が
パチンコ業界から甘い汁を吸っているから潰すに潰せないのだろうけれど。

政官業の腐食のトライアングルが存続する限りカラスも白いことになる。

ちなみに心療内科にはギャンブル依存症の人間も来院し、多くがパチンコにハマっていると聞く。

ギャンブルにはアルコールのように中毒性があり、パチンコの依存性はタバコの害悪どころではない。

2005年11月12日、新マネー砲談の後半部分でパチンコの違法性を論じました。
御参考まで。
「ついでながら年間30兆円が動き回る産業規模でありながら、資金循環が不透明である生い立ちから、流通過程における〝消費税〟が払われておりません」
「政府の税制調査会でも常に話題になる、1兆5000億円の消費税未納ですが、なぜか1948年製タイム・カプセルに格納された業界既得権のようです」
「過去の脱税裁判による判例では『景品交換所も消費税を払え』と言っているのですが、現実に支払っている業者はよほど奇特な御仁だけでしょう」

平10年7月7日裁決、裁決事例集No.5と国税不服審判所のコメント
http://www.kfs.go.jp/service/JP/56/25/index.htm
新マネー砲談「デイトレと公営賭博」
http://tokyoutlaws.web.fc2.com/takarada/tobaku.html

3年経ってリンク先が変更になった分のフォローを御送りします。

公営賭博の更なる弱点はレースの運営間隔が長過ぎることです。
テレビ・ゲームに興ずる母親が育てた現代青年に、30分というレース間隔を押し付けるノー天気は呆れたものです。
ギャンブルで勝つ究極の極意は〝勝ち逃げ〟とご理解ください。
言葉のイメージが悪ければ〝勝ちやめ〟です。
逆に胴元の立場から言えば、客が負けるまでずっと張らせておけば良いのです。
つまり、客にものごとを考える暇を与えないほどに「ドツボにはめてアツクさせる」ことが博奕屋稼業の秘訣。

次の勝負まで待ち時間が長すぎて客が飽きるような博奕場で、勝った客とチャラの客は家路を急いでしまいます。
すると残った客は〝負け犬〟ばかりですから、誰が勝とうとも敗者は〝落日の借金王〟に転落してしまうのです。
つまり胴元と開催関係者だけが25%のテラセンで美味しい思いのできる〝公営賭博〟は、本来ならば負けて家に帰らざるを得ないビンボー人を〝公営競技場〟に引き留めてしまうのであります。
以下は2002年1月に『自治労通信』に投稿・掲載されたものです
「21世紀に公営競技は生き残れるか?」
http://homepage2.nifty.com/zenkyoro/shucho.htm

辛いです。こんな事件は。
「博奕はビョーキ」という説を信じて貰えますね。

 1月7日 産経新聞

 千葉県松戸市の常盤平公団住宅で6日夕、4階の無職、田之口舞さん(23)方が全焼し、子供3人の遺体が見つかった火災で、田之口さんは出火当時、留守番の子供を置いて病院ではなく近所のパチンコ店に出かけていたことが7日、松戸東署の調べで分かった。

 調べでは、田之口さんは6日午前10時前、団地から知人男性と2人でパチンコ店に歩いて出掛け、いったん午後2時40分ごろに帰宅。
 子供たちに昼食を食べさせ、鍵をかけて部屋を出て午後3時10分ごろ再びパチンコ店に向かったという。

 火事はこの後の午後4時ごろに発生した。


いつも思う疑問があります。

例えば近所の本屋や喫茶店に出かけていて何かあった場合にも、新聞は「本屋(喫茶店)に出かけているうちに事件が起こった」って書くんでしょうか。

具体的な行き先は書かれず、「近所に出かけている間に〜」とか「少し目を離している間に〜」などと表現されると思いますけどね。普通は。


私にはそういう記事もこのエントリ自体も、公平な第三者的視点に立った記事を書いているようでいて、その実、自分自身の隠れた主義主張や嗜好に基いた、最初から結論の決まった記事を載せているだけのように思えます。

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パチンコはもうやらないと宣言したにも関わらず、行ってしまった。19,000円の負け。今月だけで62,000円の負け。62,000円を借金返済に充てていればと、深く反省しております。パチンコをやめる為には、パチンコ以上にスリリングなことをやれば良いわけです。と...... [続きを読む]

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