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2009年1月

2009年1月31日 (土)

「東京アウトローズ 人物ミニデータ 佐藤優」

Satou3210佐藤優】<006>(作家、自由主義的保守主義者)[保守反動のイデオローグ、元国家の走狗] 佐藤は、田原総一郎との対談集『第三次世界大戦右巻』のまえがきで、「1920年代前半、イタリアでベニト・ムッソリーニが展開したファシズムには魅力がある。初期ファシズムは、共産主義革命を排し、資本主義体制を基本的に維持するなかで、国民を動員し、束ねて、貧困問題を解決し、社会的格差の縮小につとめた。(中略)イタリア型ファシズムには、高度の知的操作によって国家機能を強化し、その結果、資本主義の弊害を除去する可能性を示す。また、国民の能動性を高め、人間の社会的連帯を重視する。(中略)いずれにせよ、ファシズムが日本においても、政治の現実的な選択肢に入りはじめた私は見ている」と驚くほど明け透けに書いている。

Satou4このように、佐藤は「イタリア型ファシズム」を礼讃しているわけだが、佐藤は官僚であったので、「国家機能の強化」も絶対に忘れない。しかし、「国民を動員し、束ねて、貧困問題を解決し、社会的格差の縮小につとめた」という初期ファシズムがその後、どう展開していったのか。言うまでもないことだが、ルンプロと小ブル層を組織したファシズムが30年代に権力を掌握した結果、国家として民族排外主義と侵略戦争への道をひた走ったわけである。また、権力掌握後にファシズム内で権力闘争がおき、初期ファシズムの反資本主義的な路線に固執する勢力が粛清された事実も広く知られている。

ただ、日本の新たなるファシズムは、国民がファシズムとして認識し得ないソフトな〝微笑みのファシズム〟であろう。すでに、いまの日本社会を見渡せば、その土壌は醸成されつつあると言わねばならない。国家による愚民化政策がその一つで、国民は支配・管理・監視されている意識すら持ち得なくなる。

このような来るべき〝微笑みのファシズム〟のイデオローグとして最適な存在こそ佐藤優なのだ。同書の中で、佐藤は「私はキリスト教の信者だけれど、マルクス主義の信者じゃありませんからね」と開き直っている。たしかに、佐藤がマルクスをどう読もうと勝手である。

しかし、佐藤を使っている『世界』『週刊金曜日』などの左派系雑誌は、佐藤の本質を知るべきである。反資本主義的な要素も含む「初期ファシズム」の信奉者たる佐藤にとっては、こうした左派系雑誌に登場することは何ら矛盾する行為ではないのだ。週刊金曜日が力を入れている「反貧困運動」に対する佐藤の〝共感〟とは、ファシストとしての共感なのである。

「論語読みの論語知らず」という諺があるが、佐藤は「マルクス読みのマルクス知らず」に過ぎない。佐藤の博覧強記は認めるとしても、佐藤ごときの「私のマルクス」(週刊金曜日)といった〝解釈・講釈〟に頭をたれる必要はまったくない。

2009年1月30日 (金)

【ミニ情報】巨額脱税事件で逮捕された遠藤修容疑者と「三菱UFJ証券」五味康昌会長との〝接点〟

Gomi本誌でも度々取り上げてきた遠藤修氏が28日、ついに巨額脱税の容疑者として東京地検特捜部に逮捕された。不動産会社「カーロ・ファクトリー」(現テールトゥシエル)の元会長で、宗教法人「大和教会」(岐阜県)の代表でもある遠藤容疑者は、東京・渋谷区南平台町の地上げで得た約58億円の法人所得を隠し、約18億円を脱税した疑いが持たれている。

この南平台の地上げは平成15年9月から17年にかけて、カーロ社とは別の不動産会社(武蔵野市)をダミーにしておこなわれたが、遠藤容疑者側に資金を融資していたのは旧東京三菱銀行(現三菱東京UFJ銀行)・新宿新都心支店などで、その総額は230億円に達する。遠藤容疑者は地権者との交渉でも、同行がバックにいることを示し、信用させていたという。

わずか資本金3000万円のカーロ社が何故、これだけの巨額融資を引き出せたのか。そこには三菱UFJ証券の五味康昌会長の存在があったと見られている。もともと五味氏は旧三菱銀行の出身で、合併で東京三菱銀行になった後も、常務、専務、副頭取と出世コースを順調に駆け上がり、畔柳信雄氏(三菱東京UFJ銀行会長)と並び称される実力者だった。しかし平成16年6月、畔柳氏の頭取就任と同時に旧三菱証券会長へ転出している。

畔柳氏とは対照的に、「豪腕で親分肌」と評される五味氏だが、遠藤容疑者とは個人的な関係もあったようで、当時融資を実行した新宿新都心支店の支店長は〝五味ライン〟とされているのだ。本誌既報のように、遠藤容疑者は元暴力団関係者と見られ、五味氏をはじめとする銀行側の責任が今後問われてしかるべき状況だ。

【写真=五味康昌・三菱UFJ証券会長、同社ホームページより】

2009年1月29日 (木)

【ミニ情報】本誌、人気ブログランキングで5位に進出

Blog_2本誌が最新の人気ブログランキング(ニフティ)で、「きっこのブログ」(3位)、「切り込み隊長BLOG」(4位)に次いで5位に進出した。本誌の以前の順位は16位前後で、今回大幅なランクアップとなった。

一方、本誌の2倍のアクセスがある、などと公言していた〝タコライター〟は、無料版の方ではあるが、20位前後から41位に急降下した。裏付け取材もせずに「脳内妄想記事」を書きまくってきた当然の報いである。すでに、この男の発信する情報は、こちらが気の毒になるくらい浅く、劣化している。哀れではあるが、〝終着点〟としてエロ夕刊紙の編集長がお似合い、と言わざるを得ない。

本誌は今後も「調査なくして発言権なし」をスローガンに前進し、権力・企業犯罪を暴き出していくことに全力を傾注する所存だ。

【ミニ情報】「チャンネル桜」が「週刊金曜日」記事を〝偏向報道〟と叫ぶ、そのお粗末な中身

SakuraSakura2『週刊金曜日』(1月9日号)に掲載された「田母神前空爆長や防衛族議員らを呼んで大パーティー 破綻したIT企業トランスデジタルの怪」というレポート。これについては本誌1月15日付記事でも紹介したが、『日本文化チャンネル桜』(水島総代表)は「事実をゆがめられた」、「偏向報道だ」と叫んでいるようである。
http://jp.youtube.com/watch?v=wuol3jzCu9g&feature=PlayList&p=9DCDE99CEA327826&index=0

ところが、番組内で水島氏が語る批判をよくよく聞いてみると、何とも他愛もない内容なのだ。水島氏は週刊金曜日の取材に応えたコメントを削られたと大騒ぎしているに過ぎない。しかも、その削られた部分というのは、「チャンネル桜が制作協力するということで、来られた方(編集部注=自衛隊幹部や政治家を指す)も多かったろうと、責任を感じています」などという水島氏側の〝釈明〟がほとんどなのだ(冒頭右写真の赤字の部分)。これでは削られたからといって「事実をゆがめられた」と大騒ぎするほどの内容ではないことは子供でも分かりそうなものである。

Sakura3そもそも、今回の水島氏のインタビューは、取材を受ける側が逆にカメラを回すという異例な状況の中でおこなわれた。何故、水島氏側がこれだけ過敏な反応を示すのか。むしろ、そちらの方に興味が引かれる。

最後に水島氏の事実誤認を指摘しておく。同氏のコメントに「朝鮮大学校で教えていた在日朝鮮人」という箇所があるが、「朝鮮大学校を卒業し、朝鮮高校で教えていた在日朝鮮人」が事実である。

2009年1月28日 (水)

【ミニ情報】東京・南青山3丁目の土地売買契約書「偽造」事件、交渉に同席していたのは山口組系直参組長

232233昨日の緊急速報でお伝えした通り、東京・南青山3丁目の土地売買契約書「偽造」事件で、不動産会社「三洋興産」監査役・三輪洋治、旧日本住宅公団(現都市再生機構)元職員・宮崎勝儀、会社社長・久保雅勇の3容疑者が警視庁組対4課に逮捕された。

宮崎容疑者らは平成17年4月、南青山3丁目の土地1473平方メートルとビル2棟について、所有者の不動産会社「昭和地所」(中央区)を売り主、三洋興産を買い主とする約89億円の虚偽の売買契約書(=左写真)を作成。宮崎容疑者は契約書に押されていた「昭和地所」の会社印や代表印も偽造していたという。

この契約書をもとに、三輪容疑者らは東京・港区の不動産会社社長から手付金名目で3億円の融資を受けていた。ここで気になるのは、産経新聞(27日MSNニュース)が次のように報じている点だ。
「三輪容疑者は『土地の取りまとめに当初参加していた人物が2億円を出しており、手を引いてもらうため2億円が必要』などと話し、諸経費を含めた3億円を要求したという。契約書を見て信用した社長は、交渉に同席していた元組長が指定した口座に3億円を振り込んだという。うち2億円は三輪容疑者を経由して、当初参加していた人物の手に返済されたことが分かっているが、残る1億円の行方は不明だ」

ここに出てくる「元組長」とは、和歌山県を本拠とする山口組系直参組長(=当時)と見られる。はたして、今回の事件で暴力団側にも金が流れていたのか、捜査の行方が注目される。

2009年1月27日 (火)

【ミニ情報】1400人以上を虐殺したイスラエルを公然と擁護する佐藤優氏

GazaGaza2昨年12月27日から始まったイスラエル軍による空爆と地上侵攻。停戦までの23日間に、イスラエル軍はパレスチナ・ガザ地区で徹底的な破壊と殺戮の限りを尽くしていたことが数字的にも明らかになってきた。

日刊ベリタの1月26日付記事によると、長さ40km、幅6−12kmの狭溢なガザ地区(人口140万人)に対して、イスラエル軍は何と2300回以上の空爆(F—16、アパッチヘリコプターなどを含む)を実施し、崩壊・損壊した家屋は約25000(ガザ全体の14%超)を数えるという。そして、瓦礫の下からまだ見つかっているというパレスチナ側の死者は1400人以上に達する。わずか20日間余りで、イスラエル軍はこれだけの殺戮と破壊を繰り返していた。まさに、ナチスがおこなった「ワルシャワ破壊」を彷彿させる残虐行為と言わざるを得ない。

こうしたイスラエルを公然と擁護しているのが佐藤優氏である。しかし、さすがにここに来て、佐藤氏に対する批判が本誌以外にも広がりつつあるようだ。以下に批判記事のリンク先を掲載した。 

佐藤優のイスラエル擁護に嫌悪感を抱かないリベラル・左派の気持ち悪さ
イスラエルを公然と擁護する佐藤優の正体
「佐藤優の議員団買春接待報道と<佐藤優現象>のからくり」
「品格ある帝国主義日本」を説く佐藤優氏 右派論客に混じり「昭和維新再考」シンポジウム

【緊急速報】東京・南青山3丁目の土地売買契約書「偽造」事件、本日にも立件へ

一部報道によって表面化していた東京・南青山3丁目の土地取引をめぐる「偽造契約書」事件。これまで、警視庁組対4課が同事件の捜査を進めていたが、本日、急展開があった模様である。すでに関係者に対する事情聴取が始まっており、本日にも有印私文書偽造・同行使の疑いで逮捕される見込みだ。

この事件は、東京・南青山3丁目の土地1473平方メートルとビル2棟について、所有者の不動産会社「昭和地所」(中央区)を売り主、千葉県の不動産会社を買い主とする約89億円の虚偽の売買契約書を作成した疑いが持たれていた。

2009年1月26日 (月)

【ミニ情報】東証1部「CSKホールディングス」に囁かれる〝経営危機説〟

Csk2Csk情報システム大手の東証1部「CSKホールディングス」(青園雅紘会長)に関して、いま一部市場関係者の間で「資金繰りが相当厳しいのではないか」との〝経営危機説〟が流布し始めている。同社は昨年11月6日、09年3月期の連結業績予想値を大幅に下方修正した。2170億円の売上高は変わらないものの、営業赤字150億円(前回予想値15・4%減)、当期純損失175億円(同25%減)と赤字幅の拡大を予想している。昨年初めには3000円台だった株価も、いまや10分の1の300円台にまで暴落。とくに昨年10月のリーマン・ショック以降、株価は一気に急落した。

もっとも、「100年に1度」の深刻な経済不況下では、こうした現象はCSKに限ったことではない、と言われるかもしれない。しかし、同社にはそうとばかり言っていられない状況があるようなのだ。ある市場関係者は次のようにいう。
「CSKは昨年8月に株式交換でコスモ証券を完全子会社化しましたが、これがコスト的に大きな重荷になっています。さらに気になるのは、CSKが展開していた金融サービス・証券事業で、匿名組合などを通じた不動産証券化の大型投資案件が幾つか清算の憂き目にあっています。グループ傘下の金融子会社には、まだ表沙汰になっていない不良債権がかなりあると見られているのです」

そうした中、本誌にこんな情報まで飛び込んできた。さる事情通が次のように語る。
「一応CSKは住友信託、三井住友、三菱UFJ、みずほ4行の協調融資体制ということになっているが、実はどこも新たに金を貸そうとはしていない。そのため、本来なら市場から直接資金を調達するエクイティ・ファイナンスが考えられるが、株価がこれだけ低迷しているとそれも難しい。そこで資金繰りに窮したCSK経営陣は最近、数百億円規模の無担保融資をある金融機関に要請したが、格付けなどの面で信用力に欠けると門前払いされた」

今後、CSKホールディングスの動向には注意が必要かもしれない。

2009年1月25日 (日)

「東京アウトローズ 人物ミニデータ 田原総一郎」

Satou2Tahara田原総一郎】(ジャーナリスト、ニュースキャスター)[電波芸者、御用評論家] 最近、田原と佐藤優の対談集『第三次世界大戦 右・左巻』が上梓された。日本の近未来をシミュレーションした〝予言書の類〟である。それにしても2人の知力の差は歴然としている。田原は老いたる駄馬だが、一方佐藤はサラブレッドである。田原はTVのワイドショーで国会議員の相手はつとまるが、佐藤を相手にするとその知的レベルが馬脚をあらわしてしまう。

田原は右翼に恫喝され謝罪した過去を持つ。05年、東京・九段会館で、田原は150人の右翼の前で恫喝され謝罪した。右翼に囲まれた田原は萎縮し、「日中戦争は侵略戦争である」との歴史認識を曲げた。田原は権力を批判するふりをして、国民の利益を代弁するジャーナリストを演じているに過ぎない。

中国ナンバー2の習近平と会談した田原に対し、老獪な佐藤は対談の中で次のような皮肉まじりの甘言を弄している。「田原さんは日本を代表する『権力党員』ですから(中略)中国と仲よくすべきと思っている日本の愛国者ですね。(中略)中国側から見た田原さんの『弱み』は何かというと、正義感が強いこと、勇気があること・・・」。

実際の田原には正義感も勇気もない。もしあるならば、右翼に恫喝されても謝罪はしないであろう。ただ、田原が「権力党員」である、との佐藤の見立ては正鵠を射ている。佐藤は「つねに権力があるんだけど、その中枢に近いところにいる人びとが、私のいう『権力党』。これは権力におもねっているという意味ではありませんよ」と、ちゃんと田原をフォローすることを忘れない。

厳密に言うと、田原も佐藤も同じ穴のムジナである。権力という蜜に群がる蟻に過ぎない。田原は、自民党という旧権力に属する〝ゲッベルス〟であった。それも間もなく自民党に代わって、民主党が権力を握る。田原はこの民主党までは、「権力党員」として賞味期限があるかもしれない。

しかし、経済恐慌下の日本は、〝微笑みのファシズム〟による夜明けを待っている。佐藤がソフト・ファシズムのイデオローグとして登場し、日本の新しい〝ゲッベルス〟として活躍するであろう。

2009年1月24日 (土)

「東京アウトローズ 人物ミニデータ 松浦勝人」

Avex【松浦勝人】<003>(エイベックスGH社長)[暴力団共生者、不逮捕特権者] 

松浦は『仕事が遊びで遊びが仕事』なる個人ブログで今月15日、03年の社外研修で自身が最後に書き上げたとするレポートをわざわざ掲載した。
「今の自分にはやましいとこが何もないから、過去の自分の事は堂々と受け答えるつもりだ。昔、いろいろあっても、そういう経験の後、自己意識の改革によって今の自分が存在し、その気持ちをもって会社を経営している自分がいる。昔のいい気になっていた自分が過去にいた事は認める。だけど今は違うのだ。それもこれも通常ではなかなかできない数々の修羅場をくぐってきたからだ。『正義を持ってすべてを判断する』(中略)それも私利私欲を捨てた利他の精神だ」。

しかし、これは以下のような間違いではないのか(笑)。
「正義をもって」→金、悪事をもって
「利他の精神」→エゴの精神

さらに松浦は10日付の『僕らは常に戦っている』の中で次のように述べている。
「悪質な彼らにとってはスクープが一番の仕事。うそかもしれなくても疑わしければ書く位の根性がなければ出来ない。うちの会社(エイベックス)はそれに対して、事実でない場合は徹底的に抗議と謝罪を求めている。しかし相手は悪質なマスコミの場合が多い。間違っていてもそれをなかなか認めようとはしない。だからといって当社も黙ってはいない。いまでも、何件も訴訟かかえ、断固とした態度で望(まま)んでいる」

しかし松浦は、スポーツ界の裏方・故百瀬博教を特殊株主対策すなわち総会対策要員として頼っていた。元稲川会組員の遠藤日出樹社長室長と稲川会三次団体の浅田勝典組長は、この百瀬ラインである。つまり、エイベックスは稲川会の現役組長と元組員が今でも総会対策などを仕切っているのだ。

これが松浦の妄想する正義の実態である。松浦は、「悪質なマスコミ」として、暗に本誌などを批判し、訴訟も辞さないと恫喝を加えている。しかし、本誌は『真実』以外に恐れるものはない。『真実』の前にひれ伏すのみだ。暴力団の資金源である松浦社長は、せいぜい妄想を発信し続けて下さい。

2009年1月22日 (木)

「東京アウトローズ 人物ミニデータ 佐藤優」

Satou2210佐藤優】<005>(作家、自由主義的保守主義者)[保守反動のイデオローグ、元国家の走狗] 佐藤は、田原総一郎との「週刊ポスト」(1月16・23日合併号)の対談で、「佐藤さんは右なの、左なの?」との質問に対し、「私は右ですよ」と明確に右翼であることを表明した。そして、佐藤は「でも、クーデターやテロは絶対に反対。暴力はいけないという理由じゃなくて、国家が暴力を剥き出しにしてそれらを鎮圧するから。つまり、国家自体が暴力装置になる口実を与えてしまうんです」と自説を披露する。

しかし、国家は権力者の恣意により暴力を発動する。口実は後付けである。国家自体が『暴力装置』を内在化しているのは自明であり、これを独占しているのが国家の本質である。国家の暴力に対し、テロは人民の意思表示として選択肢の一つである。もちろん、人民の意思表示は、民主主義的に言論および議会を通じて発せられるべきものだが、国家によって暴力的に抑圧された場合に限り、人民の意思表示としてのテロ行為は、人民の固有の権利、つまり『革命権』として留保される。

人類史の進歩は、革命権の行使による人民の血であがなわれてきた。これは厳然たる歴史的事実である。フランス革命、アメリカ独立戦争、明治維新しかり。明治維新は3000人の草莽の志士の屍のうえに成就した。

佐藤は、「本当に国益が絡む時は他国が嫌がることもやる」と帝国主義イデオローグとして、国益のためには侵略も戦争も辞さないことを示唆している。未曾有の経済不況下にある日本は、佐藤のようなイデオローグが賞賛される。日本は、今、まさに〝微笑みのファシズム前夜〟である。

【注目記事】週刊新潮1月29日号「チャン・ドンゴンで2000万円返せと訴えられた男の前科」

231Shincho5本誌12月21日付記事で報じていた韓流スター、チャン・ドンゴンらの名前を使ったと見られる詐欺事件。ついに、今週発売の週刊新潮(=左写真)にも取り上げられる事態になった。

「日本でチャン・ドラゴンのディナーショーをやらないか」
そんな話で2000万円を騙し取ったとされる男が昨年末、麻布署に詐欺罪で告訴されたという。この男の名前はY(=新潮記事は仮名)。同記事によるとYは某ニットメーカーの御曹司で、「米国で知的財産権のビジネスを学び、帰国後、会社を立ち上げた」ようである。ところが、6年前にサッカー選手のベッカムとビクトリア夫人が来日した際に、仕掛け人を名乗っていたYは、サイン偽造などその「インチキ商法」を暴露されていた。この時、記事を掲載したのは週刊文春(03年7月3日号)だった。

さらに新潮記事によるとYは、昨年11月に来日した米国のゴア元副大統領の夕食会を別の実業家に持ち掛け金を受け取ったが、これも実現できずトラブルになっているという。詳細は同記事をご覧いただきたい。

2009年1月21日 (水)

西松建設「裏金」疑惑の渦中にあるフィクサー白川司郎氏の〝原風景〟

Dscn2083230現在、東京地検特捜部は、準大手ゼネコン「西松建設」が長年に渡って海外でつくっていた裏金10億円を含めた不明朗な資金(総額で20億円を超えるとされる)の流れについて全容解明を目指している。20日に外為法違反容疑で逮捕された前社長の国沢幹雄容疑者(同日辞任)は過去に、裏金の引き出しなどを指示する本社の管理本部(旧事務本部)のトップを務め、その実態を把握する立場にあったとされる人物だ。

すでに、このヤミ資金の流れは、小沢一郎民主党代表や自民党二階派などの資金管理団体に対する献金やパーティー券購入として一部明らかになっている。今後、東京地検特捜部は3つのルートに絞って資金使途の解明を進めると見られる。
(1)海外リベート関連
(2)脱法献金を含む政界
(3)原発利権

そのうち原発利権に絡んで再び注目を集めている人物が、政界や電力業界に強い影響力を持つとされるフィクサーの白川司郎氏である。本誌既報のように、朝日新聞(08年11月22日)は「元会社役員」と名前を伏せたが、西松建設の今回の事件に絡んで白川氏の関係会社が家宅捜索された事実を報じている。

では、白川司郎氏とはどのような人物なのか。その〝原風景〟とも言うべきものが、今から20年前に読売新聞(=冒頭右写真)が大々的に報じた「十全産業」事件だった。(以下次号)

【冒頭左写真=白川氏の関係会社が入居する東京・西新橋のビル】

2009年1月20日 (火)

「東京アウトローズ 人物ミニデータ 宮崎学」

Miyazaki2Miyazaki宮崎学】<002>(作家)[犯罪者のスポークスマン、公調スパイ] グリコ森永事件の「キツネ目の男」と瓜二つであったことを奇貨として表舞台に登場した。しかし、同事件とはまったく無関係な男である。そもそも宮崎は元日本共産党員で、実態は公安調査庁の〝恥ずべきスパイ〟であった。01年6月27日のロフトプラスワンイベントで宮崎は、「道義的に悪いといわれればその通り、すべて被る。取引をした相手は誰で、どういう取引をしたかということは墓場まで持っていかなくてはいけないことだ。清く正しく美しくあったことなんて一度もありません」と開き直ったが、スパイである事実は認めた。

今や宮崎はヤクザの代弁者、御用作家である。「蜀犬日に吠ゆ(しょっけんひにほゆ)。宮崎権力に吠える。ヤクザの人権のために」。同時に宮崎は、サラ金「武富士」の〝マスコミ裏対策〟を生業としている。現在、武富士の実力者は武井博子未亡人と、その信頼が厚いとされる金融ブローカー和田誠一である。和田は故武井保雄会長の盟友でもあった。しかし、和田は香港方面に逃亡中で、和田に代わって日本に於けるスポークスマンを務めているのが宮崎である。

2009年1月19日 (月)

【ミニ情報】西松建設「裏金」疑惑の渦中にある白川司郎氏の関係先ビルに入居する「亀井静香代議士」事務所

Dscn2069Kameiジェイ・エス・エス」(齊藤正典社長)という成田や関空などの空港警備を行っている会社がある。同社のホームページによれば、07年度の売上高は46・5億円、社員数は1223人で、空港関連の警備会社としては「日本屈指の実績」を誇っている。法人登記によれば、本店所在地は東京都千代田区平河町となっているが、実質上の本店はホームページにも記載のある新宿区左門町と見られる。

このジェイ社は昭和63年に資本金1億円で、日本航空と「日本安全保障警備」(現ニューテック)の折半出資で設立された。当時、日本安全保障警備の代表を務めていたのが白川司郎氏である。同社は、青森県六ヶ所村にある原子力施設の点検保守などを行っているが、すでに白川氏は平成13年に退任していた。しかし、今回の西松建設「裏金」事件に絡んで、東京地検特捜部は白川氏の関係先として現ニューテックが入居する東京・西新橋のビルなどを家宅捜索している。

Dscn2077Dscn2076このように疑惑の渦中にある白川氏と〝浅からぬ縁〟のジェイ社だが、同社が入居する新宿区左門町のビル(=冒頭左写真)は、国民新党代表代行の亀井静香代議士の事務所もワンフロアーを占めている。ちなみに、このビルは「JASSET」という会社が平成14年12月に取得しているが、登記簿などからジェイ社の関係会社と見て間違いない。

それにしても、白川氏は関係会社群の役員はもちろん資本関係も巧みに消しているため、〝追跡〟は困難を極めるとの印象だ。この人物、〝一筋縄〟ではいかないかもしれない。

2009年1月18日 (日)

「東京アウトローズ 人物ミニデータ 孫正義」

Son2Son3孫正義】<002>(ソフトバンク社長)[希有な投機家] 孫の最大の課題は、ソフトバンクの〝今そこにある財務危機〟をいかに乗りきるかにかかっている。孫は06年3月にボーダフォンを1・75兆円でM&Aした。LBO、ノンリコース、リードアレンジャーといった投資銀行的手法によるスキームを駆使、レバレッジを利かしたスキームだった。しかし現在、サブプライムローンでアメリカの有力投資銀行は破綻しつつある。

孫による5段階のスキームを概説する。
(1)ソフトバンク本体は2000億円を出資し、1・75兆円のM&A資金でボーダフォンを買収するため、完全子会社を設立した。
(2)ヤフージャパンによる優先株式買い入れで、1200億円調達。
(3)ボーダフォン本体から優先株式買い入れで、3000億円調達。
(4)ボーダフォン本体による劣後ローン買い入れで1000億円調達。
(5)銀行借り入れ(LBO)で1・1兆円調達。

上述の5段階スキームにより、2000億円の出資で、9倍のレバレッジを利かし、1・75兆円のボーダフォンM&Aに成功した。驚くべき手腕である。M&Aのための資金調達プロセスで、SBIホールディング(北尾吉孝CEO)の全株式を売却し1360億円の資金を調達。このSBIの処分は一石二鳥の効果があった。資金の調達と〝獅子心中の虫〟である背信者・北尾との決別。

ボーダフォンのM&A成功後、06年9月に、携帯電話事業をWBS(ホールビジネスセキュリティの略)=証券化することによって、長期ローンに切り替えた。問題は、みずほコーポレート銀行を始めとする銀行団からの1兆4500億円にのぼる債務の返済にあたって、「財務制限条項」という名の条件だった。本来は特約条項と呼ばれ、金融業界では「コベナンツ」と呼ばれている。ちなみに、財務制限条項は5項目あると言われている。

(1)四半期毎の負債償還累計目標。そして2018年3月に全額1・45兆円返済。
(2)半年ごとのEBITDA(earnings before interest, taxes, depreciation, and amortization の頭字語である。日本語にあえて訳せば利払い前・税引き前・減価償却前・その他償却前利益あるいは金利・税金・償却前利益などとなる)の目標。
(3)設備投資の上限。
(4)リースの上限。
Son4(5)これが難問である。携帯電話の契約数。四半期毎の契約目標が決められているが、4四半期下がると条項に抵触する。そのため、孫にとって携帯電話契約数の下落は、絶対に避けなければならない。携帯電話機を売るためのマーケティング戦略が重要視される。08年7月、アップル社のスマートフォンであるiPHONEを投入し、勝負に出た。しかし、発売当初は爆発的に売れたが、現在は売り上げが低迷している。孫は焦り、法人客の取り込みを図っているが、軌道に乗っていない。

孫は事ある毎に、「今後は携帯事業を制する者がネット業界を制し、そしてネット業界では中国、アジアを制する」とプロパガンダしている。しかし、CDS指数(1月16日現在)が1076・00である脆弱なソフトバンクの財務を再建・再生できるビジネスモデルを創出できていない。孫の能力は〝臨界点〟に達している。ソフトバンクは孫の経営手腕に依存するリスクを抱えている。孫が優秀なアドバイザーか参謀を招聘するか、孫自身は引退し、GEのジャック・ウェルチのような〝革命的経営者〟を探し、バトンタッチするのが唯一の〝ソフトバンク生存〟の道かもしれない。孫の英断に期待する。

2009年1月17日 (土)

「東京アウトローズ 人物ミニデータ 和田アキ子」

Wada【和田アキ子】(芸能人、歌手)[ゴッドねぇちゃん] 在日朝鮮人二世。本名、金福子。通名、金海福子。現在は帰化して本名が、飯塚現子。実家は大阪市の朝鮮人密集地である鶴橋で、「金海道場」という柔道場。週刊文春のインタビュー記事で和田が在日を告白した。和田の名付け親である叔父の和田忠浩は、指定暴力団山口組御用達の有名な高利貸しであった。

和田は著書の中で「タモリは下僕でたけしは家来」と大言壮語している。テレ朝のワイドショーでは、「この国を訴えるくらい、いっぱい差別を受けましたから」と嘆く。しかし和田は各種イベントで君が代を斉唱し続けている。アッコの国歌独唱は04年の競馬・ジャパンカップ、05年のプロ野球・横浜―巨人戦などの大舞台。当時、巨人の清原和博内野手が試合で本塁打を放ち、「和田さんの『君が代』で気合が入った」と振り返るほど。

ちなみに清原も大阪出身の在日。最近和田は、埼玉スタジアムで開催されたサッカーW杯アジア地区最終予選・日本対ウズベキスタン戦で国歌独唱を行った。帰化人の和田が国歌である君が代を斉唱するのは理にかなっている。「帰化」とは「欽帰内化」の略で、「天皇に帰依して赤子になる」との意味である。和田は君が代を文字通りの意味で歌う最適の歌手なのだ。和田が〝新日本人〟になった以上、和田を差別することは日本人の恥で、日本国家の沽券に関わる。和田を温かく見守り、末永い芸能界での活躍を祈願しようではないか。

2009年1月16日 (金)

【ミニ情報】サラ金大手「武富士」の元会長宅をめぐる偽装売買問題に介在した佐竹修三弁護士が2度目の懲戒処分

Bengoshikaikan_215日付の「毎日新聞」地方版によると、東京弁護士会(=左写真)は14日、愛知県の建設会社から預った担保金5300万円を流用・着服するなどしたとして、同会所属の佐竹修三弁護士を業務停止10カ月の懲戒処分にしたと発表した。

佐竹弁護士は本誌既報のように、サラ金大手「武富士」の元会長宅をめぐる偽装売買問題に介在したとの疑惑が浮上している。同弁護士は07年7月にも、上場廃止になった居酒屋チェーン「ゼクー」に絡んで預かり金1億9000万円を指定口座ではない別の口座に振り込み、業務停止10カ月の懲戒処分を受けており、今回で2度目。ちなみに、同弁護士は、東証2部・大盛工業に絡む「風説の流布」事件で昨年、2年6カ月・追徴金15億円の実刑判決を受けた金融ブローカー大場武生と非常に親しい関係にあった。

【スナップ】「稲川会」移転先と同じ東京・赤坂6丁目に本部を構える「住吉会」

Dscn2043Dscn2041定暴力団稲川会の「本部事務所移転問題」で13日、東京・赤坂6丁目の住民ら約60人が移転先ビル前で初の住民集会を開き、「暴力団は出て行け」などとシュプレヒコールをあげた。ちなみに、左の写真はその移転先ビルから僅か250メートルのところに本部を構える住吉会のビル。赤坂通りに面するこのビルは、いまでも「ハマ・エンタープライズ」の看板が掲げられているが、もともとは〝赤坂の天皇〟〝ヤクザの王〟などと呼ばれた故・浜本政吉氏のビルだった。

2009年1月15日 (木)

最新兵器による一方的な「民族虐殺」を続けるイスラエル軍

Gaza4Gaza7もうこれは「対テロ自衛戦争」などと呼べるようなものではなく、完全な民族虐殺(ジェノサイド)である。イスラエル軍は15日も、パレスチナ・ガザ地区への攻撃を続け、フランス通信(AFP)によると、12月27日の侵攻開始以降、パレスチナ人死者は1038人に達したという。そのうち、300人以上が子供であることを国連児童基金(ユニセフ)は明らかにしている。

ガザを完全包囲したイスラエル軍は、最新兵器を次々に投入している模様で、非人道的兵器として悪名の高い白リン弾のほか、米国開発の新兵器DIME(高密度不活性金属爆薬)などを使用している疑いも指摘されている。DIMEは超高濃縮炭素に金属粒を詰めた殺傷力の高い兵器で、人体の表面をほとんど傷つけずに内部から骨や内臓を高温で焼き尽くしてしまうという。さらに、イスラエル軍は、ハマスの地下トンネルを瞬時に破壊する地中貫通弾無人爆撃機も使用しているとされる。

すでに国際世論もイスラエルによるこのような「戦争犯罪」を厳しく批判・弾劾する方向にある。国際ジャーナリストの田中宇は、13日付の「ガザ戦争で逆転する善悪」というレポートの中で次のように指摘している。

イスラエルは「ハマスが停戦延長に応じなかったので侵攻せざるを得なくなった」と説明していたが、実は開戦2週間前の12月14日、ハマスがイスラエルに停戦延長を提案したのに、イスラエルは断っていたことが、和平交渉を仲裁する米カーター元大統領の陣営による調査によって判明した。カーターは「イスラエルが戦争を回避したければ、簡単にできたはずだ」と述べている。イスラエルのガザ侵攻は自衛ではないことが、しだいに確定しつつある。

1月上旬に相次いで起きた、これらの戦争犯罪的な事件や暴露を機に、世界の世論は、それまでの「ハマスなどイスラム主義武装勢力が悪であり、イスラエルは自衛しているだけ」というものから「イスラム主義勢力との戦いを口実にガザの市民を大量殺害しているイスラエルは極悪だ」というものに転換した。

http://tanakanews.com/090113Gaza.htm

「東京アウトローズ 人物ミニデータ 奥田碩」

Okuda2Okuda奥田碩】(トヨタ自動車相談役、日本経団連名誉会長)[財界の老害] 昨年11月12日、奥田は自身が座長を務める「厚生労働行政の在り方に関する懇談会」で、年金・医療問題をめぐる一連の報道について、「なんか報復でもしてやろうかな。それぐらいの感じを持っている。例えばスポンサーにならないとかね」とテレビCMの打ち切りを示唆。「(テレビ局の)編集権に経営者は介入できないと言われているけれども、本当はやり方がある」と恫喝した。

これは奥田の傲慢と耄碌(もうろく)が如実に反映されている発言だ。奥田発言でトヨタのイメージが悪くなり、トヨタはレピテーションリスクを被った。本来、総資本のメディアコントロールはもっと洗練されている。耄碌した奥田には難解であるかも知れないが、ノーム・チョムスキーの『メディアコントロール』を一読するよう勧める。同書は民主主義の名の下に、世論工作が偽りの現実を提示し、どのように国民をマインドコントロールしていくかを教えてくれる。奥田のような〝直情型単細胞〟は可愛くて気の毒である。
【参考動画】
「奥田碩 フリーターについて語る」
http://jp.youtube.com/watch?v=HWB26MWTkmA&feature=related

【注目記事】週刊金曜日1月9日号「破綻したIT企業トランスデジタルの怪」

Kinyobi2229先週発売された「週刊金曜日」(=左写真)に、トランスデジタルをめぐるレポートが掲載された。

周知のように、トランス社には山口組系2代目古川組の企業舎弟・永本壹桂ら反社会勢力が増資に関与し、破綻前には小切手、手形が乱発されていた。この事件には捜査当局も重大な関心を寄せているが、同レポートはトランス社と「日本文化チャンネル桜」(水島総代表)との疑惑に迫っている。

昨年8月7日、防衛省市ヶ谷本部に隣接する「ホテルグランドヒル市ヶ谷」で400人を超える参加者を集めた盛大なパーティーが催された。歴代の防衛大臣3人や田母神前空幕長らを呼んだパーティーは、トランス社の子会社「メディア241」が主催した。当時、チャンネル桜は、メディア241が運営するCSチャンネルの放送枠を借りており、同パーティーで発表された「ガンバレ自衛隊!・安全保障アワー」なる新番組も実質上、チャンネル桜が制作するという関係にあった。すでに、防衛省が全面的にバックアップするこの新番組は数本の収録も終え、9月からの放送開始を待つばかりであったが、その直前にトランス社が破綻し、番組自体も立ち消えになってしまった。

そして、注目されるのは、トランス社がこうした一連の「防衛省プロジェクト」を名目に2億円もの資金を使っていた、と同レポートが指摘している点だ。トランス社には後藤幸英社長のほか防衛大卒の役員も顔を揃えていたわけで、一体この資金はどこにどのように消えたのか。詳しくは同レポートをご覧いただきたい。

2009年1月14日 (水)

「東京アウトローズ 人物ミニデータ 渡辺喜美」

Watanabe3Watanabe渡辺喜美】(元行政改革担当相、衆議院議員)[自民党の変人] 13日の離党会見で渡辺は麻生首相を次のように批判した。「自民党は、立党の基本精神において政治は国民のものという考え方が根底にあった。残念ながら『麻生自民党』で国民から断絶した政治が行われている点が、離党決断に至る最大の理由だ」「首相が『天下り公認政令』の撤回を明確に否定したことは、麻生内閣が霞が関守旧派の代弁者であることを露呈させた」

一方、渡辺の離党に対して閣僚らは以下のような感想を述べている。
金子一義国土交通相「とんでもない話だ。いま選挙で自民党が負けると思ったので辞める(離党する)のでしょう。本当にけしからん男だ」
甘利明行政改革担当相「理由が分からない。(改革は)はるかに進んでいる」
鳩山邦夫総務相「夢のない離党」

しかし、これら閣僚たちの言動は〝引かれ者の小唄〟に過ぎない。渡辺が自民党を離党した最大の理由は、麻生が〝自民党最後の首相〟であると見切ったからだ。沈む運命にある自民党という泥船から緊急避難したのだ。渡辺の離党は、自民党の終わりの始まりを象徴している。渡辺の英断に喝采する。渡辺は官僚主導型の自民党政治から決別したのだ。この決別で渡辺は、実父の渡辺美智雄を超えた。

2009年1月13日 (火)

【ミニ情報】イスラエル軍の「ガザ侵攻」を唯一現場から伝えるアルジャジーラ英語放送

GazaGaza2イスラエル軍によるパレスチナ・ガザ地区への侵攻作戦は12月27日の空爆開始以来、死者が900人を超えた。フランス通信(AFP)が12日に伝えたもので、負傷者は3950人以上にのぼる。

すでにイスラエル軍は予備役の投入を始めており、ガザ市中心部に対する本格的な地上攻撃(第3段階)に移行する構えを見せているという。そうなれば、ハマス(イスラーム抵抗運動)側との激しい戦闘は避けられないであろう。

Gaza3そうした中、ガザ地区の現場取材をほぼ唯一おこなっている主要メディアは、カタールの衛星テレビ「アルジャジーラ」である。現在、アルジャジーラは動画サイト「ユーチューブ」にチャンネル(AlJazeeraEnglish)を開設。連日、ガザからのニュースを流し続けている。
http://jp.youtube.com/user/AlJazeeraEnglish

【スナップ】〝赤坂移転〟騒動に揺れる稲川会本部事務所

Dscn2067Dscn2054Dscn2057指定暴力団稲川会(角田吉男会長)は、東京・六本木の本部事務所(=左写真)を約500メートル離れた赤坂6丁目のビル(=右写真)へ移転する動きを見せている。この〝本部移転〟に警視庁は警戒感を強めているが、すでに同ビル周辺には赤坂署の「マル暴担当」刑事らが出動していた。さらに、赤坂警察署長名で「稲川会構成員及び稲川会に関係する者の立入禁止」と書かれた立て看板も同ビル入り口付近に出ており、警察側は同会の出入りを阻止する構えのようだ。【写真は1月9日(金)に本誌が撮影】

【経済コラム】「貧乏ブルース」番外編その2

Image003Image004新マネー砲談は「傍観者」よりも性質の悪い野次馬。そして、ノブレス・オブリージェ (Nobles Oblige:特権階級は有事の際に、一身を投げ出す義務がある)の束縛を受けない、無産階級と自覚しております
 
左の写真は2008年11月19日の厚生労働省。厚生労働省の元事務次官夫妻が殺された翌日、霞ヶ関の合同庁舎を日比谷公園側から撮ったものです。携帯カメラを握った当方の〝 立ち位置 〟はホームレスのブルーテント村の真ん前でありました。
  
Image005道路の向こう側の歩道には、「マイクを通行人に突きつけるテレビ局のレポーター」。写真に映っておりませんが、パトカーと機動隊バスの前後は屋根に巨大なアンテナをつけた中継車の行列という具合でした。
(本誌・宝田豊)

2009年1月12日 (月)

「東京アウトローズ 人物ミニデータ 孫正義」

Son孫正義】(ソフトバンク社長)[希有な投機家] 在日朝鮮人2世で、1991年に日本国籍を取得。通名は「安本」であったが、本名の「孫」で帰化した。米カリフォルニア大学バークレー校を卒業。世界一の大富豪であるビルゲイツの盟友。米ヤフーへの出資が大成功し富を蓄財、日本で五指に入るビリオネラーとなる。孫は数年後には、日本一の大富豪になるだろう。ただし、そのためには、孫は今そこにある〝ソフトバンクの財務危機〟を克服しなければならない。必要なのは有能な参謀かアドバイザーである。成功体験に溺れ、原体験を忘れてはいけない。「初心忘れるべからず」である。孫は金融の知識には疎く、元部下であったSBIホールディングスCEOの北尾吉孝に背信され、馬鹿にされている。目下、ソフトバンクの財務内容は悪く、有利子負債が過多である。ソフトバンクのCDS指数(Credit default swap)は、1月9日現在、1015.00である。ちなみに、同業のNTTドコモは50.48、KDDIは75.50である

2009年1月11日 (日)

【経済コラム】「貧乏ブルース」番外編

以下のページにある地方公務員の退職金一覧表(Excel)を眺めると、カタギの民間人は頭から布団を被って不貞寝したくなる。
 http://www.soumu.go.jp/iken/kyuyo_h.html
 
新マネー砲談「貧乏ブルース8 新生児の間引」で、ご紹介した総務省のデータは、2007年7月に発表されたものだが、なぜか殆どのマスコミから無視されたらしい。

自治労に遠慮しているのか?あるいはTV局や新聞社そのものが、自らの免許制事業や再販価格協定といった既得権を、自覚しているから?

Image001Image002新聞社もテレビ局も従業員の高給の原資は「記者クラブ制度の特権に守られた参入障壁」。左写真は秋葉原無差別殺人事件の犯行翌々日(6月10日15時40分ごろ)に、中央通りを占拠したTV局のワゴン車。「一般車両はそこ退け、そこ退け!」とマスコミ様は今日も行く

誓って証言する。30分ほど見物していたが、御供え泥棒のホームレスを叱責するマスコミ関係者は皆無だった。
(本誌・宝田豊)

2009年1月10日 (土)

「東京アウトローズ 人物ミニデータ 宮内義彦」

Miyauchi2Miyauchi3宮内義彦】<003>】(オリックス会長・グループCEO)[売国奴、米帝の手先] 最近、日本郵政がオリックスグループに「かんぽの宿」70施設の一括譲渡を決めたことが物議を醸している。民主党は宮内を衆院予算委員会に参考人招致するように提案し、鳩山邦夫総務相も、保養宿泊施設「かんぽの宿」の一括譲渡について、「オリックスの宮内(義彦)会長は郵政民営化の議論もした規制改革会議の議長をやった。そこに一括譲渡となると、国民が『できレースではないか』と受け取る可能性がある」と述べている。日本郵政は108億8600万円で全国70施設を、宿泊運営部門を含めてオリックス不動産へ一括譲渡する予定だった。しかし、今回の譲渡には総務相の認可が必要である。総務省は日本郵政が譲渡先をオリックスに決めた選考過程について調査を開始した。
(1)なぜオリックスなのか
(2)なぜ一括譲渡なのか
(3)なぜ不動産価格が急落しているこの時期なのか
(4)譲渡価格は適正なのか
この4点の疑問に日本郵政は答えなければならない。日本郵政の恣意によって、オリックスに資産が不当に移転されることは許されない。日本郵政の社長は、元住友銀行頭取の西川善文である。西川は、小泉内閣の下で竹中平蔵経済担当大臣の肝入りで、日本郵政の社長に就任した経緯がある。小泉・竹中・宮内はアメリカ帝国主義の手先であり、郵政民営化によるアメリカへの資金還流という使命を与えられている。したがって同じ穴の狢である西川が、日本郵政の資産を宮内に贈与(低額売買)しようとしていることは火を見るより明らかである。

2009年1月 9日 (金)

【お知らせ】本誌・宝田豊「新マネー砲談」、本日更新

Akiba「貧乏ブルース8 新生児の間引」
結論=ワークシェアリングが恨めしい 間引に遭った新生児

政治家や学者や評論家による高邁な提言は、貧困層のセーフティーネットを創ってくれなかった。弱者救済の世直し大明神は?

非正規労働者による大量殺人事件(編集部注=08年6月8日に東京・秋葉原でおきた無差別殺傷事件)が世の中を変えたと思われる。かつて新宿中央公園や荒川の土手ッ淵で路上生活者(ホームレス)に、かくも暖かい公的機関の目が注がれた事はなかった。

全マスコミが談合よろしく、派遣社員の首切りを同情的に報じた。政府もマスコミも怖れ慄いた突発事件は唯一つ。日比谷公園で暮らすホームレスが、向かいの帝国ホテルあるいは霞ヶ関の政財界人や外国人を襲撃したら?死者が出た場合、間違いなく総理大臣の引責辞任に発展するだろう。警護の警察官が発砲してホームレスが射殺されたら、それ以上の大騒ぎだ。

新マネー砲談は「貧困層の増大、所得格差の拡大は、規制緩和・構造改革がもたらした」という俗説に反論する。(続きは下記アドレスからご覧ください)
http://outlaws.air-nifty.com/takarada/

2009年1月 8日 (木)

「東京アウトローズ 人物ミニデータ 宮内義彦」

Miyauchi2宮内義彦】<002>】(オリックス会長・グループCEO)[売国奴、米帝の手先]  オリックスの経営危機が囁かれている。CDS指数が08年12月末現在で1285・00というのがその証である。ちなみに、同業の日立キャピタルは143.07、三井住友銀行は110.90である。CDSとはクレジット・デフォルト・スワップ (Credit default swap) の略で、クレジットデリバティブの一種で、債権を直接移転することなく信用リスクのみを移転できる取引である。宮内はアメリカの投資銀行を目標にしたが、所詮、エピゴーネンに過ぎず、そのビジネスモデルは破綻しつつある。宮内の経営手法は時の権力者と癒着し、日本の〝宗主国〟であるアメリカからの外圧を利用した。その典型が「規制緩和」という名のビジネスモデルだった。また、オリックスのダボハゼ商法は、信用力の低い中小零細企業に対する事業融資なので債権が急速に劣化している。今や、オリックスは不良債権の山である。しかし、オリックスはノンバンク故に、公的資金の注入はあり得ない。宮内が経営から離脱しないかぎり、オリックスの未来はないかもしれない。

2009年1月 7日 (水)

【ミニ情報】サラ金大手「武富士」の元会長宅めぐる〝詐欺事件〟に介在した佐竹修三弁護士

Takafuji2東京新聞は元旦の社会面トップで、サラ金大手「武富士」の創業者、故武井保雄元会長の自宅「真正館」(東京都杉並区高井戸)をめぐる偽装売買問題について報じている。この真正館は武井家の資産管理会社「大央」が所有していたが、架空の売却話で不動産大手「三菱地所」が手付金約1億円をだまし取られたという。警視庁捜査2課は詐欺事件と見て捜査を始めたとされる。

同記事によると、大央から弁護士への代理権の委任状や印鑑証明書、売却を決めた取締役会の議事録などは偽造された疑いが強く、三菱地所側は07年2月、実際には代理権のない弁護士と真正館を24億円で売買する契約を締結。大央の代理人を名乗る弁護士に手付金1億800万円を小切手で支払っていたという。

記事中では名前は伏せられているが、この弁護士は佐竹修三氏(東京弁護士会所属)と見て間違いない。佐竹弁護士は07年7月、上場廃止になった居酒屋チェーン「ゼクー」の新株予約権行使に伴う約1億9000万円を出資者から預りながら、指定口座ではない別口座に振り込んだ件で業務停止10カ月の懲戒処分を受けていた。

2009年1月 6日 (火)

「東京アウトローズ 人物ミニデータ 御手洗冨士夫、岩尾崇」

MitaraiIwao御手洗冨士夫】(キャノン会長・日本経団連会長)[財界の首領] 大分県出身。キャノンの「偽装請負問題」が噴出し信用失墜。1年ほど前に毎日新聞がスクープした「大分市キャノン工場建設疑惑」は、コンサルタント会社「大光」による脱税事件として矮小化され終結の方向へ。黒幕である御手洗は逮捕を免れる模様。「大光」の大賀規久社長は、御手洗の同郷(大分県佐伯市)の後輩で、実質上の社外秘書であった。鹿島は大賀の仲介で500億円を超えるプロジェクトを受注。鹿島は「大光」側に約30億円の手数料などを支払ったと見られているが、未申告だった。「大光」の役割は、大分県・キャノン・鹿島のトライアングルを調整するところにあり、大賀は〝仕切り役〟として莫大な裏金を関係者にばら撒いたという核心的な疑惑がある。それは広瀬勝貞大分県知事や衛藤征士郎元防衛庁長官などから御手洗にまで連なる。しかし、この〝黒い構図〟はいま封印されようとしている。

岩尾崇】(長谷工コーポレーション社長)[りそなの七光り] りそな銀行から出向。大栗育夫専務を次期社長に据え、岩尾は会長として院政を敷く予定。高輪の旧東京ホテル跡地の物件にまつわる全権限を総覧し、山口組フロント企業に対する利益供与事件を封印した。ただし、この事件が露呈すれば、東証の上場廃止基準に抵触する可能性がある。現場の実行責任者だった「都市再生事業本部」の加藤功時元常務を追放する〝蜥蜴のシッポ切り〟を断行。りそな銀行の威光を背景に社内独裁者に成りつつある。しかし、建設・不動産業務に関しては無能力で、直近の長谷工の業績は急激に悪化しつつある。

2009年1月 5日 (月)

【経済コラム】ビンボーの原因はパチンコ

結論=日本の豊かな未来は、社会からパチンコを失くす難事業に託されている

我が国でパチンコや競馬などのギャンブル市場を支えてきた客層は、「借金して博奕狂い」が常識だった。一般論としてサラ金の過払い金獲得者は、爾後の新規借り入れが不可能となる。多くのパチンコ・マニアにとって、一旦キレイになった身上であろうと、「博奕はビョーキ」。大儲けを目論んで無謀な賭けに走り、借金を増やし、多重債務に至り、経済的に困窮するケースは後を絶たない。ギャンブル依存症は、世界保健機関(WHO)が1980年から認定した正式な病気であり、診断名は病的賭博( Pathological Gambling )という。

過払い金請求によって、一旦は生活が安定したと想定しよう。けれどもサラ金から取り返した100万円なんか、パチンコを再び始めればアッという間に「溶けてしまうぞ!」。そして、二度と借金できなくなった彼等が残る人生を「読書や音楽鑑賞などの平穏な趣味」で暮らすと想像できるだろうか?

Image001以下は金融庁のホームページから抜粋コピーしたもの。字が小さくて読み難いが、いちばん左が昭和61年、右側が最新版の平成20年11月末現在である。
http://www.fsa.go.jp/status/kasikin/20081225/01.pdf

サラ金業界にとって過払い金の悪夢は、株価を1/60まで暴落させた。
2006年1月のアイフル株価 10,650円 ⇒ 2008年12月安値 176円

全国津々浦々の繁華街で、毎朝9時半からパチンコ店に整列して並ぶギャンブラーたち。例えば、開店後の10時10分までに1店舗150人が着席し、勝負を始めたと想定しよう。日本全国では約210万人の人々が遊技機にしがみつき、関連従業員40万人を加算すると総勢250万人が〝 パチンコ事業 〟に就業している計算になる。

就業時間は10~22時の12時間だが、途中休憩や大勝利あるいはスッテンテンなどの事情により4~8時間で順次交代を旨とする。ちなみにパチンコ産業の売上げ代金は全米の商業カジノの10倍近い規模である。

Image002_4Image003_3 大手機器メーカーの平和(6412)とTOPIX(998405)の比較チャート

(本誌・宝田豊)

謹賀新年 明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。

本年は情勢の激変も予想されますが、「調査なくして発言権なし」という至言を肝に銘じ、権力・企業犯罪に迫っていきたいと考えております。東京アウトローズを今後ともよろしくお願い申し上げます。

東京アウトローズ
編集長 奥村順一

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