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2008年5月22日 (木)

【ミニ情報】大証2部ジェイオー建設、工事代金33億円未払いで日本エスコンを提訴へ

Dscn1339すでに本誌16日付記事でお伝えしたように、ジャスダック上場のマンション分譲会社が30億円を超える工事代金を未払いのまま放置している。同記事では具体名を伏せてきたが、ここに来て〝新たな動き〟がハッキリしてきたので、ズバリお伝えしたい。

その名は「日本エスコン」(直江啓文社長)。同社は京阪神地区を中心に新築分譲マンション「ネバーランド」シリーズなどを展開。創業7年目の平成13年には早くもジャスダック上場を果たし、直近の連結売上高は前期比72・7%増の895億円(07年12月期)を達成していた。この大幅売上増に大きく貢献していたのが、実は、同社の「アセット開発事業」だった。同事業は、「プライベート・ファンド」を組成して商業施設の開発などを手掛けるもので、過去の実績として「BIG HOPガーデンモール印西」や大型スーパー「ヤオコー」などがある。

そして、今回の工事代金をめぐるトラブルは、この「アセット開発事業」でおきた。問題となっている物件は京都府の「ガーデンモール木津川」(=写真)で、大証2部上場のジェイオー建設(木寺一郎社長)が昨年6月に新築工事を請け負った。その直接の契約相手はM社(大阪市淀川区)だった。しかし、関係者は、「日本エスコンのI常務がM社を契約先として指定したためで、あくまで日本エスコンが工事代金を責任をもって支払う確約がありました。そもそもM社に30億円を超える代金を支払う能力はなかったのです」と語る。そのため、同ガーデンモール内の店舗配置など工事の細部に至るまで日本エスコン側の指示があったという。さらには同社が指定する下請け業者までジェイオー建設側は使わざるを得なかった。

では、日本エスコンとジェイオー建設の間の「工事代金支払いの確約」とは、具体的にどのようなものだったのか。そのスキームは煎じ詰めると、日本エスコンが匿名組合員となり出資設立する合同会社が、物件引渡時にM社から事業主の地位を譲り受け、信託受益権化して工事代金を支払う、というものだった。ところが、同ガーデンモールが完成した今年3月になって突然、日本エスコン側は信託受益権化を取りやめた旨を通知。工事代金を支払う責任はない、という態度に転じたという。

これに対して、ジェイオー建設は工事代金の残金など33億円余の支払いを求めて、日本エスコンを近日中に提訴することが分かった。一方、日本エスコン側は本誌の取材に対して、前回掲載記事の削除を要求すると共に、「事実関係を確認していないので、コメントできない」との回答に終始した。

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