【ミニ情報】本誌追及の東京・東大和市で、市長が〝反対派市議〟の逮捕を画策
本誌で追及を続けている東京・東大和市の数々の問題。なんと、ここに来てとんでもない〝暴挙〟が明らかになった。
尾又正則市長が、東大和警察に対して「長瀬市議逮捕命令」とも取れる挙に出ていたのだ。そもそもは、長瀬りつ市議が昨年4月にポスター代金を過大に請求した問題を、読売新聞(多摩版)が報じたことがきっかけ。
この過大請求に関して、長瀬市議は「自主的に返還をしたい」と申し出たにもかかわらず、いまだに同市は返還に応じる姿勢を見せてはいない。挙句の果てには、2月26日に開かれた、市議を対象とする説明会で、尾又市長は「公務負担の根本に関わるゆゆしき問題。告訴も辞さない覚悟」と説明。その後も、同市長は『長瀬市議逮捕』を画策し、市の幹部職員を各方面に送り出していた、とする情報もある。
警察担当記者によれば「3月13日に尾又市長の命を受けた、渡辺和之総務部長と塚原健彦選挙管理委員会事務局長の2人が東大和署に長瀬市議の刑事告訴を受理するように相談に言ったそうです」と話す。
ところが、警察の反応は冷ややかだったという。「警察は事件として動くのであれば、『市長選・市議選に立候補した25人全員を取り調べることになる。25人ともなれば、1カ月や2カ月では終わらなくなる』と回答。『長瀬市議を含む2人は自主的に返還を申し出ているのだから、正直者が馬鹿を見るようなことを警察はしない』と、かりに訴状を提出しても受理しない考えを述べたと言います」(警察関係者)
民主主義の根幹に関わる、行政の司法権への介入とも取れる今回の行動。市長自らのポスター問題の説明が早急になされることが先決ではないだろうか。
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