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2008年2月29日 (金)

【ミニ情報】特定医療法人「順心会」にくすぶる新たな火種

Dscn1074 昨年夏から関西の新聞紙上を賑わせた特定医療法人「順心会」(本部・兵庫県加古川市)。事件は前理事長の橋本真待被告(現在、神戸地裁姫路支部で公判中)らの逮捕で幕が引かれたかのように思えた。ところがここに来て、本誌はある重要情報をキャッチ、これまでの順心会側の説明と矛盾があることが分かった。

福岡市内に本社を持つコンサルタント業者が、順心会と現理事長の栗原英治氏に対して、福岡県中間(なかま)市で業務委託契約したうちの「内金3億円の支払い」を求める民事訴訟を福岡地裁に提訴していたことが28日までに判明した。訴状によれば、順心会は平成17年3月29日付で前記コンサルタント業者と福岡県中間市における業務委託契約を締結。業務報酬料は10億800万を3回に分けて支払うというものだった。ところが、業務報酬料のうち6億480万円が支払われていないままだという。

契約に関して、当時の状況を逮捕前に橋本被告は関係者に以下のように話していた。「平成16年の夏ごろだったと思います。順心会のノウハウで中間市民病院を再建してほしいとの話が兵庫県内の建築ブローカーからありました。当初は経営委託だが、将来的には市民病院を売却して経営を順心会にしますから、との約束が持ちかけられました」

話はとんとん拍子に進み、平成17年4月に中間市議会の議員約10人が順心会の施設(白寿園、幸生病院、淡路島の順心看護大)を2度訪問。その際、同市議会議員の中から「市民病院を順心会に委託してもいい。委託予定地(炭鉱跡地のぼた山)で『中間福祉タウン事業計画』(仮称)を順心会との間で進め、病院、福祉施設を建設しましょう。ぼた山には企業誘致をしようとしていたが、福岡県に申請の変更を申し出ている」と順心会サイドに説明したという。

通常の同種の民事訴訟であれば、単なる業務報酬の未払い分を支払えということになる。ところが「訴状には重大な真実が書かれている」と捜査関係者は話す。この捜査関係者が注目したのは「業務委託契約に関する理事会に栗原英治氏も理事として出席していた」との訴状の記述。さらに「この業務委託契約に関して、栗原理事長に問いただすと『橋本前理事長が勝手にしたことで私は知らない』と当時説明していた」というのだ。

結局「福祉タウン構想」は頓挫。栗原理事長は平成17年10月に中間市を訪問。ここでも中間市側に「橋本前理事長が独断専行の行為」と説明。「迷惑をかけたので、福祉にこのお金を役立てほしい」と約1200万円の使途不明な寄付が大手新聞にも報道されている。使途不明な寄付に関しては「背任行為の可能性」も示唆する捜査幹部。この矛盾に栗原理事長がいかなる釈明をするか見守りたいところだ。

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