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2007年7月10日 (火)

【ミニ情報】有名弁護士が関与したOHT株「鉄砲事件」(2)

Dscn0767 本誌既報のOHT株「鉄砲事件」で、新たな事実がいくつか分かった。失跡した椿康雄弁護士らは、株価をつり上げる目的で複数の借名口座を使った疑いが持たれているが、この借名口座の中には大手ゼネコンK社の部長級幹部が関与したものもあった模様だ。ある証券業界記者は次のようにいう。「1人で20社近くの証券口座をつくらされ、椿弁護士側に貸していた人もいたようです」

また、椿弁護士が代理人だった3つのシンガポール・ファンドに関しては、「大量保有報告書」だけでは玉の処分・移動を追いきれなかったが、IR資料や四季報などから少なくとも昨06年10月までに全ての玉が処分・移動したと見られる(OHT社は4━10月決算。06年4月期の株主名簿には同ファンドのうちコメルツバンク・サウスイースト・アジア6999株17%が残っていたが、同年10月中間決算期には、その名もきれいに消えていた)。

さらに、05年6月の第三者割当増資の直後、ヘンドリック・プロフィッツ(4320株、10・6%)から、イギリス領ヴァージン諸島の2つのファンドに玉が移動していたこともIR資料で分かった(譲渡価格は1株16万2000円で割当価格と同額)。その内容は以下の通り。
(1)Damone Investments Group Limited(Portcullis TrustNet Chambers,P.O.Box 3444,Road Town,Tortola,British Virgin Islands)譲渡株式数1500株(3.6%)
(2)Collins Investment Group Limited(Portcullis TrustNet Chambers,P.O.Box 3444,Road Town,Tortola,British Virgin Islands)譲渡株式数900株(2.2%)

そうした中、注目されるのが関澤賢治氏である。この増資後の05年10月期の株主名簿に、2218株(5・4%)の大株主として突如、登場していたのだ。ここで簡単に断定はできないが、上記ヴァージン諸島の2ファンドの玉は、関澤氏の所有株だった可能性が高い。そうならば、同氏は実質上、シンガポール・ファンドの出資者の1人だったことになる。そして、同氏も06年10月期には株主名簿から姿を消していた。

すでに、この関澤氏は今年6月上旬、大証2部・川上塗料の株価操縦容疑で逮捕されている。今回の「鉄砲事件」のキーマンが、意外な所からもう一人浮上してきた。

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