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2007年1月23日 (火)

【スクープ】西岡進氏が菱和ライフTOBの拒否を通告(2)

今回のTOBは、実質上の筆頭株主である西岡進氏(発行済株式36・5%所有)と、それに次ぐタワー投資顧問(同32・9%)が応募に応じるかどうかが最大のポイントだった。ところが、この間、西岡氏側は菱和ライフクリエイトなどに対して複数の通告書を内容証明郵便で送付していた。

Dscn0511最初に出された1月11日付の通告書(=写真)は、あくまでも菱和ライフに対する「抗議」の色彩が強いものだった。西岡氏側が抗議しているのは次の2点である。

(1)菱和ライフのホームページに掲載されている「当社株式に対する公開買付けに関する賛同のお知らせ」(昨年12月27日付)の中に西岡氏の名誉を著しく傷つけている部分があるというもの。具体的には、「(西岡氏が)逮捕起訴、告訴されたことが理由あることであり、それらを理由に本公開買付けに応募することに合意したとの印象を一般株主に与える」と抗議している。本誌既報のように、これまで西岡氏は公判で「完全無罪」を主張してきた。その西岡氏にとってみれば、有罪を前提とするかのような菱和ライフ側の表現は、とうてい認め難いのであろう。

(2)この第2点目の抗議は非常に重要と思われるので、該当箇所を全文紹介しておく。「西岡進が本公開買付けに応募することに合意したことは事実であります。しかしながら、貴社が開示を受けたとされる資料(契約書)には契約内容についての秘密保持条項があり、第三者にその内容を漏洩することを禁止しています。西岡進が本公開買付けに応募することに合意した事実も秘密保持の対象です。貴社は、第三者に開示し得ない情報を教えて開示し、一般株主に公開買付けに応募する様呼びかけており、許されない行為と言えます」
 この中に出てくる「資料(契約書)」とは、虎ノ門キャピタルの100%子会社である合同会社ブルーム・ファーストが昨年10月13日付で、西岡氏側と取り交わした「合意書」を指すと思われる。この合意書については、24%のプレミアを付した930円以上の買付価格(契約前日の終値は750円だった)でTOBを行った場合には、西岡氏側は全保有株を放出するという締結内容が公表されていた。

そして、この「抗議文書」が送付された4日後の1月15日には、「誠意ある回答」がないとして、「この様な状況で保有株式を売却する事は出来ません」という強い調子の通告書が菱和ライフ側に郵送されたことは前回記した。それでも同社からの回答がなかったため、西岡氏側は19日に三度、通告書を送付。「貴社は、本日に至るまで、西岡進の通告内容を公示しておりません」と菱和ライフ側を指弾している。

はたして、菱和ライフと創業者・西岡進氏の対立が今後、どう展開していくのか。TOBの成否を左右しかねないだけに要注目だ。

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