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2006年9月26日 (火)

中川一博・元武富士法務課長の「民事訴訟」が実質上結審に

8月10日、武井保雄・武富士元会長が、東京・杉並区の自宅で亡くなった。周知のように武井氏は、上場企業トップとしては他に例を見ない「盗聴事件」で逮捕。執行猶予付きではあったが有罪判決を受け、まさに〝晩節を汚す〟結果となった。事件後、武井氏は一線から退いたが、その執念はすさまじく、杉並の「真正館」から武富士現経営陣に最後まで指令を発していたという。良くも悪くも「武井保雄=武富士」という人生だった。

武井氏を「塀の中」に落としたのは、長年側近として仕えた中川一博・元法務課長である。中川氏は02年9月に武富士を退職し、在職中にジャーナリストらの自宅電話を盗聴していたことを自ら告発。これが「武井逮捕」の有力な決め手になった。

武井氏の直接指示で行った中川氏の〝非合法活動〟はこの盗聴だけではなかった。右翼・暴力団・総会屋・同和団体などとのトラブル処理は言うに及ばず、警察関係者に対する「情報収集・懐柔工作」まで一手に引き受けていた時期があったという。

まさに普通のサラリーマンであれば、絶対にあり得ない話である。中川氏によれば、こうした〝非合法活動〟に対して、武井氏は〝対価〟を約束していたという。そのため、中川氏は5億円の報償金などを求める民事訴訟をおこしていたが、この9月26日、証人尋問を終え実質上、結審した。中川氏側としては、ぜひ武井保雄氏本人を証人として呼びたかったところであろうが、突然の死去で叶わなかった。これも何かの運命なのかもしれない。

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