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2005年9月 2日 (金)

村上ファンド、ナミレイ事件の舞台「高砂熱学」に触手か!?

いま、兜町で大注目の村上ファンド。村上世彰氏は大証の20%超の取得を目指したが、「公共性の高い証券取引所の事業に投資顧問業者が大株主として関わるのは利益相反の恐れが強い」として金融庁は不許可の最終判断を先頃下した。村上氏が今後、この問題で金融庁とどう渡り合うのかは不明だが、周知のように、大証の次に触手を伸ばしているのがTBSである。

新聞報道によると、村上氏は自らが率いる投資会社でTBS株を大量取得し、TBS経営陣による企業買収(MBO)を提案していたとされる。TBS側が8月31日に発表した総額279億円の第3者割当増資は、村上氏の動きを牽制する〝買収対抗策〟との見方が支配的だ。

兜町関係者が次のようにいう。
「いま、村上が買っているというだけで、株価が動くのは事実。10%の保有が明らかになったソフトブレーン株も今日(9月1日)、実際に急騰しているからね。村上ファンドは常時、20~30銘柄を動かしているようだが、その中には保有目的ではなく、短期のキャピタルゲイン狙いの銘柄もある」

20050902014110そうした中、村上ファンドが、空調工事トップの高砂熱学株に触手を伸ばしているとの情報が一部市場関係者の間で流れている。高砂熱学と言えば、いわゆる「ナミレイ事件」の舞台となった銘柄である。82年当時、高砂熱学株10%を買い集めていたナミレイの経営陣らが業務提携を強要した容疑で東京地検特捜部に逮捕。保有株を高値で買い戻させようとした、などとされる。事件から10年後の92年、最高裁で同社元会長ら6人の猶予つき有罪判決が確定している。

ある事情通は「高砂熱学はやっかいな銘柄で、村上は事情をよく知らないのかな」と、情報そのものの真偽について訝る。
「97年に大物総会屋・小池隆一が大和証券利益供与事件で逮捕されている。大和が小池に利益供与するようになったのは、別の総会屋からナミレイ事件と大和との関係を追及すると脅され、それを小池が抑え込んだことをキッカケにしている。それくらいナミレイ事件というのは、実は奥が深い。その舞台となった高砂熱学を突けば当然、何が出てくるか分からない」

とすれば、〝君子危うきに近寄らず〟というところだろうか。(一部敬称略)

【写真】村上氏のM&Aコンサルティングがある六本木ヒルズ森タワー

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