大流行の「株式併合」、その後の値動きは!?
何故か最近、仕手銘柄を中心に「株式併合」が流行っている。例えば、10対1併合を実施すると、1000株持っていた株主は、100株になってしまうが、理論上は1株当たりの株価は10倍になるハズである。ところが、従来の株式併合では実際には10倍を下回るところで落ち着くケースが多かった。そこで、「株式併合は売り、株式分割は買い」などと言われてきた。
周知のように、仕手株の多くは私募CBなどの発行を繰り返し、発行済株式総数がとんでもない数になっている。旧プライムシステム(サンライズ・テクノロジー)などは、なんと148億株にまで膨れ上がったことがある(昨年11月に1000株→1株の併合を実施)。
こうした膨大な株数を適正な水準に戻すため最近、「株式併合」を実施するところが増えているのだ。兜町関係者が次のようにいう。
「当然のことだが、株数を減らせば値動きが軽くなる。しかし、もともと物が良くないボロ株だから、せいぜい取れても1~2割程度じゃないだろうか」
以下に、今年に入って株式併合を実施した主な銘柄の「その後の値動き」を記してみた。中には、理論値を上回る株価を維持している銘柄もある。必ずしも株価は理論通りに動く訳ではなく、様々な思惑や材料も絡むため、一概に「株式併合は売り」とは言えない状況が今後、現出するかもしれない。
●メガブレーン(9653 JASDAQ) 10株→1株 4/1(効力発生日) 285円(併合直前株価、1000株)→高値2970円 安値1863円(100株)
●オメガ・プロジェクト(6819 JASDAQ)10株→1株 4/1 22円(1000株)→高値290円安値165円(100株)
●東海アルミ箔(5756 JASDAQ) 10株→1株 4/27 76円(1000株)→高値750円安値469円(100株)
●ダイエー(8263) 10株→1株 5/10 223円(500株)→高値2370円安値1600円(50株)
●ミサワホームホールディングス(1722) 10株→1株 5/27 350円(1000株)→高値4310円安値3480円(100株)
●ニューディール(4740 マザーズ) 10株→1株 7/1 10円(1000株)→高値124円安値80円(100株)
●日本ファーネス工業(6494 JASDAQ) 10株→1株 8/2 64円(1000株)→高値669円安値450円(100株)
●宮越商事(6766) 10株→1株 8/4 170円(1000株)→高値2070円安値1220円(100株)
●ヤマシナ(5955 大証2部) 10株→1株 8/10 22円(1000株)→高値318円安値212円(100株)
●ユニオンホールディングス(7736 東証2部) 10株→1株 9/1 121円(1000株)→高値1260円 安値1050円(100株)
●三井住友建設(1821) 10株→1株 9/3 88円(1000株)→高値870円安値760円(100株)
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